リッチなオジサンの合言葉は
“一日一贅”

FASHION

リッチなオジサンのコートは上質素材のD(ダブル)&D(ダッフル)

オーラを演出し色気を感じさせるダブルコート編

2022.11.25

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オーラを演出し色気を感じさせるダブルコート編

チェスターフィールドコート然り、ココ最近のドレススタイルでは英国クラシックなコートが重宝されてきました。ダブルのロングコートも、まさにそのひとつ。だからと言って、クラシック一辺倒じゃ退屈です。実はダブルほどカジュアルで使うべきなんです。

きちんと顔のコートは寒さしのぎでなく、セクシーさを楽しむ

ダッフルコート編ではその上質感とリラックス感のバランスを讃えましたが、今回はダブルのロングコートにスポットを当ててみたいと思います。 クラシック人気が続く中、貫禄のあるダブルはまさに打って付け。ビシッとキメたスーツにダブルのコートを羽織れば、ジェントルな姿を披露できます。しかし、ダブルのコートの使いどころはソレだけじゃないんです。ともすれば、カジュアルコーデでこそ本領発揮と言えるんです。

ドレスとカジュアルの境が曖昧になった今、チェスターフィールドコートもストリートスタイルとミックスして楽しむ人が増えています。ダブルのコートも同じく、柄ニットやデニムといったコーデにあえて羽織ることで、カジュアルをリッチに格上げすることが出来るんです。カジュアルコーデに合わせるといっても、あくまでダブルですからね。ロング丈と相まって、大人の貫禄と色気はバッチリ。とはいえ若者のように抜け感あるコーデに羽織ってギャップを楽しむなんて使い方は厳禁。リッチなオジサンはあくまでも上品カジュアルに合わせるべきです。

クラシックにしてイマドキ、欲しいのはまさにこんな1着

4つボタンで合わせが浅い、いわゆるワン&ハーフを採用するビテット。さらに注目はショールカラーになっている点。ココらしいゆったりとしたシルエットと相まって、クラシックにしてリラックスという独特な雰囲気に仕上げています。その要因として、ドレーピーな生地も見どころに。名門ロロ・ピアーナ社製のカシミアを採用しているんです。こんな1着をラフに着てこそ、真にリッチなオジサンです。

コート¥308,000(税込)
HEVO(イーヴォ)/トヨダトレーディング プレスルーム
https://toyodatrading.com/
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見た目はきっちり正統派、着れば極上に軽やか

パッチ&フラップポケットを採用した、ダブルのチェスターコート。無駄のないスッキリとしたシルエットは、クラシックなスーツにはもちろん、カジュアルコーデの格上げにもってこいです。生地使いにおいても、それを後押し。なにせ採用するウールは、スーパー180s! 極細のウール繊維をダブルフェイス生地に仕上げることで、実にやわらかな風合いを楽しませる1着になっています。

コート¥352,000(税込)
Belvest(ベルベスト)
https://www.belvest.com/en/
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イタリアンにもアメリカンにも、スタイル自在です

ビッグヘリンボーンにピークドラペルトと、ヴィンテージな雰囲気を放つコチラ。とはいえ、フロントは合わせが深くなく、それゆえどこかモダンな印象もにじませます。この辺りのバランス感こそ、ココが支持される理由。ウール混の生地も厚みがあるだけに一見すると重厚感がありますが、いざ袖を通せば意外にもソフト。タートルネックニットとで甘めに、デニムシャツとでタフにと、振り幅広く着こなせます。

コート¥137,500(税込)
TAGLIATORE(タリアトーレ)/トレメッツォ
http://tremezzo.jp
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リッチなオジサンらしい品を演出しつつ、重厚にして優しさあり

海に由来する名を冠した、イタリア生まれのシーラップ。80年代に手がけていたポロコートを原型にオーダーしたコチラは、膝上丈の絶妙なロング加減がオンオフ兼用にはもってこいのモデル。ポロコートらしく貫禄がありながらも、シャープなシルエットで繊細さも兼備。フェアアイル柄のニットに太畝コーデュロイパンツというカントリーなコーデを、エレガントに見せてくれます。

コート¥176,000(税込)
SEALUP(シーラップ)
ニットベスト¥35,200(税込)
ラッファ モリーナ/ともにエスディーアイ
03-6721-1070

パンツ¥28,600(税込)
スリードッツ/スリードッツ青山店
https://www.threedots.jp
シューズ¥81,400(税込)
パラブーツ/パラブーツ 青山
https://paraboot.shop
眼鏡¥29,700(税込)
キュービッツ/ブリンク・ベース
http://blinc.co.jp
その他スタイリスト私物

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モデル 加藤章太郎
撮影 杉田裕一
スタイリング 鈴木 肇
ヘア&メイク 米尾太一
文 安岡将文

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