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ランボルギーニ初の“プラグインハイブリッド”スーパーSUVが登場

PHEV化した新型ウルスは、4リッターV8ツインターボ&電動モーターで最高出力800PS!

2024.04.26

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PHEV化した新型ウルスは、4リッターV8ツインターボ&電動モーターで最高出力800PS!

ランボルギーニは自社のスーパーSUVとして初のプラグイン・ハイブリッド車であると共に新たな歴史の一章を開く、ウルスSEを発表しました。新しいデザイン、最適化したエアロダイナミクス、比類のない車載テクノロジー[800CVハイブリッド・パワートレイン]を搭載したこの新型スーパーSUVは、快適性、性能、効率性、 排出量、ドライビング・プレジャーにおいて、ウルスSはもちろんライバルのSUVを凌駕します。それでいて内燃と電気駆動という「2つの心臓」のおかげで、CO2排出量を80%も削減。そんな地球環境に優しいウルスSEについて紹介します。

SUVというカテゴリーにおける史上最高のパワー&トルクが自慢のウルスSE

2024年4月の北京モーターショーでPHEVのウルスSEが発表されました。が、そもそも2021年にランボルギーニは段階的に電動化を進める中期計画“ディレッツィオーネ・コル・タウリ”を発表しており、その中で「2024年末までに全モデルをPHEV化する」と宣言していました。

その宣言どおり2023年にレヴェルトがリリースされた後、第2弾としてこのウルスSEがデビューしたって次第。
さて、PHEV化したウルスSEですが、パワートレインにはデビュー当初からの4リッターV8ツインターボエンジンの改良版が搭載されており、これだけでも最高出力620PS、最大トルク800Nmを発揮しているんですが、さらに192PSと483Nmを生み出す電気モーターをプラスしているんです。すると、システム全体では、な…なんと!? 800PS&950Nmという、とてつもないスペックを実現してしまったのです。その結果、ウルスSEの0-100km/h加速は3.4秒(ウルスSは3.5秒)、最高速度は312km/h(ウルスSは305km/h)を実現!

そんな大パワーを確実に受け止め、しっかりと路面に伝えるために、ランボルギーニは4WDシステムを根本的に改良しました。これまではアウディと同じトルセンデフを用いていたんですが、この新型ウルスSEでは電子制御式油圧多板クラッチで前後のトルク配分をコントロール。さらに、新たにリアに搭載した「E-Diff」を総合制御することで、ハンドリング特性をアクティブにコントロールできるドライブトレインを構築! するとどうなるかというとですね…安定したコーナリングをサポートするだけでなく、もしもドライバーが“その気”になったら、オーバーステアの姿勢を作り出すことも可能になったのです。すなわち、SUVでドリフトを楽しめちゃうってわけ! う〜む、このウルスSEはもはやSUVというよりは、超絶スーパーカーに仲間入りさせた方がいいかもしれませんね。

おっと、ついつい新しいパワートレーンとその脅威的なパフォーマンスばっかり目が行ってしまいましたが、ウルスSEはエクステリアもインテリアも一新されています。
なにしろ加速も最高速度もズバ抜けていますから、スタイリングはエアロダイナミクスを徹底的に最適化! フロントセクションの特徴である“切断ラインのない”新しい流線型フードや異彩を放つ新型DRL(デイタイム・ランニング・ライト)シグネチャー、そして新型リアディフーザー&リアメッシュといったディテールが、卓越した空力性能とともにダイナミックかつスタイリッシュなイメージを作り出しています。
インテリアは12.3インチの大型スクリーンが特徴的で、新バージョンのヒューマン・マシン・インターフェースを備えて、車両や周りの環境の情報収集・調整などを確実かつスムーズにできるのがイマドキと言えるでしょう。それでいて触感性が向上した機械式プッシュボタンパネルやアルマイト加工のアルミニウム・トリム・エレメントなどが、ドライバーを“やる気”にさせます。

…という具合に、先日の北京モーターショーでお目見えしたこともあり、かなり具体的なスペックがわかっているんですが…。日本導入の時期や価格などについては、まだ発表されておりません。ポルシェ カイエンGTSやアストンマーティンDBXなどに一泡吹かせたいと思っているリッチなオジサンは、今すぐランボルギーニのディーラーにお出かけくださいませ。

アウトモビリ・ランボルギーニ
https://www.lamborghini.com
*外部サイトに移動します

文 J PRIME編集部

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