INTERIOR
ラグジュアリーと快適を極めた「トガルーム」第4弾
巨匠による名作チェアは、実用品ではなく資産です
ラグジュアリーとおしゃれを人生の相棒にしてきたJ PRIME編集長、戸賀敬城。そんな戸賀編集長の理想のインテリアを形にしたのが、大丸インテリア館 ミュゼ エールで展開中の「トガルーム」です。今回、戸賀編集長が提案するのは、「資産にもなる家具選び」。そのココロは!?
ウェグナーの家具は、空間&センスの格上げアイテム
北欧デザイン界の巨匠と言えば?と問われれば、おそらく多くの人が、真っ先に思い浮かぶのが、ハンス・J・ウェグナーでしょう。
1914年、デンマークとドイツの国境の町、トゥナーに生まれ、17歳で家具職人の資格を取得したウェグナーは、3年後にコペンハーゲンに移住。工芸スクールで学んだ後、デザイナーとしての活動を開始し、以来半世紀以上に渡り、デニッシュモダンを牽引。生涯で500脚以上のイスをデザインした、“イスの巨匠”とも呼ばれています。
チャイニーズチェアにピーコック・チェア、ザ・チェアにラウンジ・チェア、そして、世界で最も売れたイスとも言われるYチェア。ミニマルな美しさと機能性、確かな技術が支える精巧な造りなど、三拍子も四拍子もそろった名品は、誕生から数十年を経た今なお、私たちを魅了してやみません。
「美しい家具はそこにあるだけで、空間がぐっと華やぎ、ラグジュアリー感がアップする、 “格上げアイテム”であることは当然ですが、それに加えて、インテリアとしてだけでなく、資産としても選択することができるオヤジになれることも必要だなと。ウェグナーの家具を取り入れていると家主のセンスや審美眼に一目置いてしまいます(笑)」(戸賀編集長)
“人生のパートナー”にふさわしい風格と座り心地
名品ぞろいのウェグナーのイスの中で、今回ピックアップしたのは、1951年発表の「PP19 ベアチェア(THE TEDDY BEAR CHAIR)」。名前の由来は、アーム先端の爪部に木材が顔を出し、それがまるで熊が手を広げて立っているように見えること、そして、熊に抱かれているかのごとき座り心地から。そんなおちゃめなネーミングも、こなれ感をモットーとするリッチなオジサンに、ぴったりではありませんか!
ゆったりとした風格を漂わせつつも、丸みを帯びたフォルムでかわいらしさも忘れないベアチェアですが、もちろん機能性も抜かりナシ! ウェグナー自身が、座り心地の良さをたいそう気に入り、晩年を過ごした施設に連れて行ったという逸話も残っているのだとか。ウェグナーが、人生最後のパートナーに選んだひとつだというあたりも、そそられますよね。
オーダーメイドなので、自分仕様にできるお楽しみも!
さまざまな魅力を持つベアチェアですが、現在手に入れられるのは、受注オーダーでのみ。裏を返せば、張地や脚、爪の材質やカラーなど、自由に組み合わせたオリジナルが実現するというわけです。
張地の素材は、ファブリックとレザーの2タイプあり、ファブリックのカラーバリエは、定番のアイボリーやグレー系から、攻めたイエローやパープルなど、実に多彩。レザーも5種類をそろえ、フレームも、ウォルナットやチェリーなど、材質や色、仕上げなど、複数用意されています。 「張地は、個性的なオレンジ系にし、フレームはそれを引き立てるアッシュ系に」、「大胆な赤のレザーにオークのフレームを組み合わせちゃう?」、「自分は黒×ウォルナット、妻は、アイボリー×チェリーなんてどうだろう」。うーん、想像するだけでもワクワクしてきますよね。 そうやって自分が選んだパーツをベースに、職人が、背もたれのスティッチやボタンなど細部まで手作業で仕上げてくれる……。それはもう、イスという実用品ではなく、人生を共にし、次世代へと受け継ぎたい“資産”です。お値段も、資産と呼べる額にはなりますが、そこはほら、決して大量生産できない代物ですからね。オーダーの受付もン年待ちというハイブランドのアイコンバッグやら、わずか数年で価格が数倍に跳ね上がるマニュファクチュール系ウォッチと、同じ系譜だと思いませんか!?
相棒は、カラーもサイズも自分好みにできるラグに
自分仕様のチェアに合わせるのですから、ラグもオーダーメイドタイプをセレクトしたいところ。古くから織物産業で栄えるスイスで1819年に創業したファブリックメーカー、クリスチャン・フィッシュバッハのラグ、「アドルノ」なんていかがでしょう。
カラーはなんと全128色で、単色だけでなく、2色使いも可能。サイズも、最小1m×1mから最大6m×10mまで、部屋の広さや使用目的に合わせて、カスタマイズできます。パイルの高さは9mmで、上質なメリノウールを用いながら、床暖房にも対応というから使い勝手もなかなかのもの。
このラグの上にベアチェアを置けば、世界にたったひとつの自分だけの空間の出来上がりです。
次世代に受け継ぎたい“我が家の宝”
素材もカラーもとことん選んでオーダーした、スペシャルなチェア。想いが込められた一脚は、自分だけでなく、次世代へと引き継ぎたいもの。そんな我が家の宝にもなる家具、そろそろ手に入れてはいかがでしょう。
大丸インテリア館 ミュゼ エール
住所:神戸市東灘区向洋町中6-9 神戸ファッションマート2F
問い合わせ先:078-846-5017
平日/午前10:00〜18:00 水曜日定休(祝日の場合は営業)
CAR
2024.01.04
いつ出るの?乗れるの?買えるの? ファンをヤキモキさせるアストンマーチン ヴァルハラの動向は?
Aston Martinのプラグインハイブリッドスーパーカー「Valhalla」
CAR
2024.01.04
GOURMET
2022.12.25
2023年のバレンタインデーは、和とチョコレートの“香りのマリアージュ”でリッチなオジサン大喜び!?
次のセンスの見せ所は214!
GOURMET
2022.12.25
WATCH
2022.12.03
コンプリケーションにスポットをあてた「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」
時計づくりの歴史をたどりヴァガボンドアワーのシステムを復活
WATCH
2022.12.03
INTERIOR
2023.05.18
室内でもアウトドアでも活躍必至なエモさ抜群のランタンスピーカー
リッチなオジサンのチル・ナイトを彩る
INTERIOR
2023.05.18
FASHION
2024.05.26
やっぱりラペルがほっとする! 夏カジュアルでも活躍する薄手ジャケット
リッチなオジサンはTシャツ一枚で夏は越せない!
FASHION
2024.05.26
GOLF
2024.05.15
ドレスコードで使い分けるリッチなオジサン的なゴルフポロシャツカタログ
マナーを守りつつお洒落を楽しむ幅を見せつける
GOLF
2024.05.15
CAR
2024.04.24
待望のマイナーチェンジを受けたGクラスは、いかに進化したのか?
リッチなオジサンが気になるクルマの筆頭
CAR
2024.04.24
LIFE STYLE
2024.04.04
忙しない日々の合間に戸賀編集長が外商会員になりました
Webで簡単に申し込みできるのを知ってました!?
LIFE STYLE
2024.04.04