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「おそらく所有することは無い。でも凄く気になる1台ってあるんだよ」(戸賀編集長)

新型ロードスターはリッチなオジサンたちも見逃せない

2025.01.14

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新型ロードスターはリッチなオジサンたちも見逃せない

昨年の12月13日、戸賀編集長(トガ)からクルマ担当の菅原(スガ)に一通のメールが届きました。その内容は、「マツダが新型のロードスターをアメリカで発表した。ロードスター誕生から35周年の記念モデルも発売するそうだ。でも俺が一番気になっているのは、日本で発売されない2.0リッター直4が積まれるソフトトップ仕様のミアータ。これ、かなり良いと思う。国産で最有力のオモチャだろ? このミアータが日本に入ることはないのか? でもキャディバッグは入らないんだよなぁ! 入ればゴルフ場までの時間が愉しく感じられるのに」
戸賀編集長が足グルマの購入を考える時、常にマツダのロードスターが候補に挙がるのは周知の事実。
今回も、戸賀編集長が雑誌編集者時代から30年来の付き合いを続けているフリーランスエディターの菅原(スガ)が、なぜマツダのロードスターをそこまで好きなのかについて話しを聞いてきました。

マツダのロードスターのシート

菅原 この間、トガがメールで送ってきた2リッターの直4が搭載されているソフトトップ仕様のミアータ、確かに気になるよな。重いリトラクタブルハードトップを外して幌にしたところが素晴らしい。やっぱりスポーツカーは軽いのが正義だからな。

戸賀 おっ、スガにしては珍しく分かっているじゃん(笑)。でも日本で「35周年記念車」を買おうとすると、2リッターモデルは否応なしにリトラクタブルハードトップになるんだよ。それに対して1.5リッターモデルは、幌仕様しか選べない。この辺りは、ユーザーに選択させてくれても良いと思うんだけどね。

菅原 でも実際問題として、トガがマツダ ロードスターを買うことは間違いなく無いよな。だってキャディバッグが積めないんだもん。なのに何でマツダ ロードスターにそんなにこだわるの?

戸賀 スガ、俺にそれを聞いちゃう?

菅原 そりゃ聞くよ。だって気になるじゃん。

戸賀 まぁ、ちょっと真面目な話しになっちゃうけど、俺はマツダ ロードスターって、数少ない本物の国産スポーツカーだと思っているんだよ。最初に良いクルマを作ることができたから、フルモデルチェンジ、マイナーチェンジを繰り返しても、基本となるコンセプトはいつまでも変えなくても良い。これって、911もそうだし、国産ならGTRなんかもそうだよな。マツダ ロードスターも初代のNA型が1989年にデビューして、2代目 NB型がデビューする1998年までマイナーチェンジを繰り返して熟成を重ねた。その後も、NC系、現行のND型と進化を続け、現在に至る。スポーツカーって常にアップデートしていくべきものだと思うんだよ。マツダ ロードスターの開発に当たってのキーワードは「人馬一体」っていうのは有名だけど、35年も熟成を重ねたスポーツカーの人馬一体感って、半端ないのは容易に想像できるよな。

菅原 確かにそうだな。ちなみにさっき調べたんだけど、現行のマツダ ロードスター・ソフトトップモデルのボディサイズは、全長3915mm ×全幅1735mm×全高1235mm。それに対して初代NA型のボディサイズは、全長3970mm ×全幅1675mm×全高1235mm。だから、サイズ的にはほぼ一緒。そして、どちらの車重も1000kg前後で、そんなに変わってないんだよね。サイズも車重もほぼ変えずに、35年進化を続けたマツダ ロードスター。クルマ大好きオジサンなら、その進化の度合いを確かめたくなるのは仕方ないことなのかも(笑)。

賀 日本のスポーツカーって、コロコロ宗旨替えして突然デートカーになったり、スペシャリティーカーになったりするだろ? それがダメなんだよ。スポーツカーならコンセプトを変えず、常に進化を重ね、さらに深化させていくのが正解だと思うんだ。

マツダのロードスターのステアリング
マツダのロードスターのセンターコンソール

プレス対抗ユーノス ロードスター4時間耐久の思い出

菅原 でもハイパワーのスポーツカーを乗り継いできたトガが、本当にマツダ ロードスターに興味があるの? って人は間違いなく一定数はいると思うんだよ。

戸賀 そりゃいるよ。でも俺たちには、プレス対抗ユーノスロードスター4時間耐久レースに、Begin編集部、Car Ex編集部で出ていた実績がある。クルマの限界付近で走り続けた経験があるからこそ、ロードスターの素晴らしさを知ることができた。ちなみに、スガより俺の方がちょっと速かったけど (笑)。

菅原 うるさい(笑)。

戸賀 でも俺たちより遅かったのは、当時の岸田編集長(笑)。

菅原 ノーコメントで(笑)。

戸賀 確か、3回か4回出場したよなぁ。最高位は、28台くらいエントリーがあった中で6位だった。スガと出た時は、今売れっ子の自動車評論家、岡崎五朗さんとチームを組んだんだよな。

菅原 そうそう。確かあの時、なぜかクルマに改造を加えても良いレギュレーションになったんだよ。オ〇ションさんとかテ〇ーポさんが、ガッツリ改造してきているのに、なぜかうちはホイールとタイヤだけインチアップした。

戸賀 そしたらバランスが崩れちゃって、かえって遅くなったっていうオチだったよな (笑)。俺たちもまだ20代半ばだったし、考えたらもう30年以上前だよ。勢いだけはあったから、インチアップして扁平タイヤを履けば速くなるって本気で思っていたのが怖い(笑)。でもスポーツカーはバランスがいかに大事かってことは、ロードスターと筑波サーキットに教えてもらった気がするよ。レースでの経験もあるし、大好きだった自動車評論家の岡崎五朗さんが私用で乗っていたことも知っていたから、ロードスターが良いクルマということは間違いなかった。だから限定車とかが発売されると必ずチェックをしていた記憶がある。あの頃からずっと、ロードスターが気になって仕方なかったのかもね。

マツダのロードスターのタイヤ

キャディバッグが載せられないのが、最大の問題

戸賀 そして現在。足グルマを買おうと考えると、いまだに候補に挙がるのがマツダロードスターなんだよ。35年前にデビューした初代が素晴らしかったのを知っているからこそ、最新モデルに乗ってみたいし進化を体感してみたい。でもキャディバッグが載らない。そうなると、助手席に置きっぱなしにするしかないんだけど、そうすると常にキャディバッグが当たり続けるシートの一部分だけヘタる。それが怖いから、あきらめちゃうんだよね。もしJ PRIMEを読んでるマツダの開発者の方がいたら、なんとかして欲しいというのが本音です(笑)。

菅原 でも、ゴルフをしないリッチなオジサンにはおススメの1台になるんじゃないの?

戸賀 その通り。セカンドカーとして、奥さんが乗っていてもミスマッチでカッコいいし、ご子息、ご令嬢が乗れば、メッチャ運転が上手くなることは間違いない。出来ればマニュアルで乗って欲しいけど、2ペダルでも俺が911やマクラーレンに乗って感じる人馬一体感を感じることが出来るはず。だって、一体感ならロードスターは最強だからね。

菅原 なるほど。ちなみにトガ的に、今、気になっているクルマって他にないの?

戸賀 国産限定?

菅原 そういう縛りは無いけど、何かある?

戸賀 ある (笑)。ホンダの新型プレリュード! J PRIME読者のリッチでエッチなオジサン世代には、まさにドンピシャなクルマだろ?

菅原 まだ正式発表はされていないけど、確かに世代的にはドンピシャな1台だね。了解! 次回はホンダのプレリュードでいきましょう。

マツダのロードスターのキー

「ロードスター」 SKYACTIV-G 1.5 6速MT:¥3,753,200(税込)
「ロードスターRF」 SKYACTIV-G 2.0 6速MT:¥4,354,900(税込)
「ロードスターRF」 SKYACTIV-G 2.0 6速AT:¥4,382,400(税込)

ロードスター35周年記念特設ページ
https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/35th-anniversary/
*外部サイトに移動します

文 菅原 晃

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2024年12月8日(日)パネライ大丸心斎橋ブティックにて戸賀編集長のショッピングアドバイス

2024年12月8日(日)パネライ大丸心斎橋ブティックにて戸賀編集長のショッピングアドバイス

【オープニングトークショー】
2024年12月8日(日曜)15時より
J PRIME戸賀編集長によるトーク後におこなわれるショッピングアドバイス(1組15分間 記念写真撮影込み)は

daimarushinsaibashi@panerai.com

に下記の必要事項をお送りください。
*11月15日(金)締め切り
・氏名(漢字・フリガナ)
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パネライ 大丸心斎橋 ブティック
場所:大丸心斎橋店 〒542-8501 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1

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