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【2024年度下半期】サイズも重量も余裕で立体駐車場に入る“ミディアムサイズ”のSUV5選

2024.08.15

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【2024年度下半期】サイズも重量も余裕で立体駐車場に入る“ミディアムサイズ”のSUV5選

都心のマンション住まいで高級車を購入しようとすると、金額よりも駐車場問題が頭を悩ませます。というのも、立体駐車場に止めるためにはサイズや重量のせめぎあいになるからです。さらにいえば、駐車場は抽選などもあるため、吟味した一台を購入することになるでしょう。となると家族も安心して運転できることも選びのポイントかと。そこで立体駐車場に難なく入り、運転頻度が少ない方でもハンドルを握りやすいJ PRIME的お薦め“ミディアムサイズ”のSUVを5台ご紹介します。

立体駐車場を気にせず高級SUVの所有感を得られるミディアムサイズ

前回の「【2024年度下半期】“立体駐車場に入る”“車両重量2.5トン未満”の”おすすめラグジュアリーSUV5選」を読んでいただいた方の中には、「あれ? メルセデス・ベンツとレンジローバーが入ってないぞ!?」と、疑問を感じた方は少なくないでしょう。

いやいやいや、確かにその2つは『J PRIME』編集長・戸賀を筆頭に、“ラグジュアリーSUV大好き”オジサンは見逃せないブランドなんですけどね…。ところが、その2ブランドを代表するモデルであり、リッチなオジサンが心底大好きなモデルはどちらも車両重量が2.5トンをオーバーしてしまうのです。
例えばレンジローバーSVオートバイオグラフィーは2660kgですし、あるいはメルセデス・ベンツのゲレンデバーゲン、それも大人気のG63は2530kgなんです。

ゲレンデヴァーゲンのV8モデル レンジローバーSVオートバイオグラフィー

「ゲレンデヴァーゲンに乗りたかったんですが、V8エンジンモデルは微妙に2.5トンをオーバーするので諦めました」と戸賀編集長は自身の体験談を語っていました…って前回書きましたっけ? 書きましたね。
で、戸賀編集長がおすすめしたのがフェラーリ プロサングエ、ランボルギーニ ウルス、アストンマーティン DBX707、ポルシェ カイエンターボ Eハイブリッド、アウディ RS Q8パフォーマンスなんですが…。実はこのクラスのSUVはグレードやオプションによっては、車両重量が2.5トンをぎりぎりオーバーしてしまう心配もあるのです。

そこで、サイズも重量も余裕を持って立体駐車場に入るミディアムサイズのSUVをおすすめしたって次第なんですが…、戸賀編集長としてはクルマ選びの際に「気をつけなければいけないコトがあります」と注意喚起します。

「というのも、サイズがミディアムということは、それだけでラグジュアリー感も見た目の押し出しの強さも弱くなってしまうので、ともすると周りから『あれっ? 仕事上手く行ってないの!?』とか『お小遣い減らされたの!?』とか、余計な詮索をされてしまうことも!」と戸賀編集長。なるほど! 『敢えてミディアムを選んだんだよ』と主張できる、明確なキャラや強いメッセージ性が必要なんですね。

そんなリッチなオジサンのクルマ事情や世間体を熟知する戸賀編集長が選んだ、周りのクルマ好きオジサンからは「おっ、エンスーだね」と評価を得られ、若いコたちからは「わっ、可愛いクルマ!」とウケる5台をご紹介させていただきます。
いずれも「“このテもあり”な技ありなモデルなので、デカくてラグジュアリーなSUVが隣に停まっても、自信を持って乗ることができますよ」と、戸賀編集長は太鼓判を押します。

1.メルセデスAMG GLB 35
「AMG」という冠が付けばミディアムでも自信たっぷり!

ブルーのメルセデスAMG GLB 35

メルセデス・ベンツのSUVの中ではGLAの上、つまり下から2番目のグレードになるので、サイズは4660×1845×1670mmで車両重量は1820kgと、ゲレンヴァーゲンのようなラグジュアリーSUVよりはかなり控えめです。が、なんと言っても「AMG」という冠を持っているので、決して見劣りすることもなく、リッチなオジサンも堂々と乗ることができます。むしろ「敢えてグレードを抑えている」という賢い選択が、周りから好評価を受けることでしょう。そのAMGの冠に相応しく、直列4気筒ターボエンジンは306PSを発揮し、状況によって減衰力を自動調整するダンパーと相まって、ロングドライブは快適のひと言。また、コンパクトなボディながら、3列目シートを装備するという優れたスペースユーティリティが魅力で、アウトドアアクティビティなど足として乗るにも最高で、一枚上手感も演出できます。価格は901万円〜です。

2.ランドローバー ディフェンダー
プロユースな個性が街中からアウトドアまで威力を発揮

ランドローバー ディフェンダー

『J PRIME』 戸賀編集長は兼ねてからディフェンダーを推しています。その理由としてはサイズは4600×1995×1970mm、車両重量は2400kg前後というミディアムボディにも関わらず、「レンジローバーに負けずとも劣らない高性能&高品質」であることと、「ゲレンデヴァーゲンとは一味違うワイルドかつヘビーデューティな個性」を持っていることが挙げられます。なにしろディフェンダーはキャメルトロフィーやG4チャレンジといった、ランドローバーが挑んできた数々の冒険を走破したクルマなんですから! 特に現行モデルをクラシックっぽくリファインした特別限定モデル「ディフェンダー カウンティー エクスプローラー パックグレーテッド フォージャパン」(特別限定/899万円〜)なら、アウトドアアクティビティを優先するリッチなオジサンには最適でしょう。あえて難を言うならば…限定ビジネスの部分かもしれません。

3.ポルシェ マカンGTS
格上のSUVを凌駕するパフォーマンスが魅力

ポルシェ マカンGTS

前回イチ推ししたカイエンの弟分なので、サイズは4726×1927×1596mmと兄貴よりは小さめ。でも、車両重量は2035kgと軽量なので、立体駐車場には余裕で入ります。兄貴分のカイエンが欲しい…と思うかもしれませんが、「GTS」にすれば440馬力で0-100km/h加速4.5秒、最高速度272km/hなので、ちっとも引け目を感じることはありません。「むしろ使い勝手の良いボディサイズもあって、自分は納得できますし、周りの視線も好感触です」と戸賀編集長。「GTS」の価格は1326万円。

4.ジープ ラングラー
“古き良きアメリカ”な雰囲気を保ちつつ快適性をアップデート

赤のジープ ラングラー

ジープ・ブランドの中でも本格オフロードカーであるジープ ラングラー。ワイルドでヘビーデューティな“匂い(=キャラ)”プンプンのボディは、4870×1895×1945mmで、車両重量は2110kgです。2リットル直列4気筒エンジンは200馬力とライバル車よりはちと見劣りしますが、唯一無二のデザイン&フォルム、圧倒的な存在感はグレードもヒエラルキーも何ら物ともしません。「そんなワイルドさが先走りしていますが、最新のラングラーは学習機能を持ち合わせたトランスミッションや、スマートフォンと連動してクルマや外部の情報を操作できるタッチパネルなど、先進の技術を搭載しているので快適にドライブできるんです。移動の足としても申し分ありませんし、あえて洗車しないで男らしく乗るのもありですね」と、戸賀編集長はおすすめの理由を補足します。そんな最新のアメリカンSUVの価格は799万円〜です。

5.DS 7 E-TENSE 4×4 300
奥様orお嬢様と代わりばんこに乗ってもOKなお洒落なSUV

DS 7 E-TENSE 4×4 300

メルセデス・ベンツやBMW、あるいはレクサスが富と成功の証として認知されていますが、その反面…「一流ホテルのクルマ寄せに乗りつけるには申し分ないんだけど、意識高い系の女子とのデートには目立ち過ぎちゃうんだよね」と、ジレンマを感じているリッチなオジサンは少なくありません。そんな悩める方々に戸賀編集がお薦めするのは、シトロエンのラグジュアリーブランド「DS」です。その中でもボディサイズは4590×1895×1655mm(一部ヨーロッパ仕様)で、車両重量は1930kgと立体駐車場は余裕でOKのDS 7がイチ推し! 1.6リットル直列4気筒ガソリンターボと電動モーターの組み合わせで、システム出力は300馬力を実現します。「ライバル車よりは控えめなパフォーマンス&キャラですが、フランスのエスプリ漂うキャラがエンスーなオヤジに似合います」と戸賀編集長。価格は794万4000円〜。

…以上。あくまでもJ PRIMEの独断と偏見で厳選した「立体駐車場に入る」=「車両重量2.5トン未満」のSUVを前回に続き、今回はミディアムサイズに限定してリストしてみました。2024年下半期のクルマ購入の参考にしてくださいませ。

※注:車両重量の表記はグレードやオプション装備の有無で変わってきます。購入の際はディーラーで、具体的な数値をご確認ください。

文 J PRIME編集部

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