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旧車の価格が高騰中!

リッチなオジサンは、青春時代のネオ・クラシックカーで愉しむ!

2024.03.21

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リッチなオジサンは、青春時代のネオ・クラシックカーで愉しむ!

愛車遍歴を担当している藤倉がトガブロをチェックしていると、3月6日に、こんな記事を発見! どうやら戸賀編集長が3台目の足グルマを探しているようなのですが、そのクルマが今までのクルマ選びとはちょっと違っていたのです。
愛車遍歴の原稿担当のスガにすぐ連絡を入れ、戸賀編集長に確認したところ、こんな事実が分かったのです。

『ちと旧いメルセデスを』
https://ameblo.jp/togablo/entry-12843313788.html
*外部サイトに移動します

菅原 トガ、お前、W124とかちょっと旧めのクルマが気になっているの?

戸賀 気になっているのは確かなんだけど、まぁ、紆余曲折があってね。

菅原 どういうこと?

戸賀 ほら、俺、一年間MINIのアンバサダーを務めただろう? その一年間で、改めて小型車の良さを実感したんだよ。なのにアンバサダーを辞めたらMINIを返さなければならなかった。

菅原 そりゃ、当たり前だ(笑)。

戸賀 この一年間で、MINIの良さを十分に理解していた俺としては、気軽に乗れる小型車としてのMINI、中でもジョンクーパーワークスがどうしても欲しかったんだよ。ジョンクーパーワークスが見つからなかったら、クーパーSでもいいから、とにかくマニュアルのMINIが欲しかった。でもな、スガ、どんなに探しても、中古しか見つからなかったんだよ。

菅原 中古車が好きではない戸賀としては、我慢できなかったワケだ。

戸賀 まぁな。そこで、他のマニュアルの小型車を探してみた。マツダロードスターは、キャディバッグが積めない時点で即却下。GRヤリスも良いけど、買える可能性が限りなくゼロに近い。小型車のマニュアルはもう諦めて、旧いクルマにしてみようかなぁと、数か月前から探し始めているんだよ。

菅原 でもトガ、中古車は嫌なんじゃないの?

戸賀 スガ、俺が探しているのは、中古車ではなく、ネオ・クラシック。中古ではなく、ネオクラであるところがキモなんだよ。

菅原 なるほど、ネオ・クラシックね。そういう括りなら、ここ数年のネオクラなポルシェは見逃せないんじゃないの?

戸賀 そうなんだよ。実際、俺が一番欲しかったのは、ポルシェの964だった。でもな、ティプトロの極上車で2000万円超え、マニュアルだと2500万円を超えてくるんだよ。さすがに3台目の足代わりに、その金額は出せない。

菅原 確かに2000万円を余裕で超えてくるクルマを、サードカーにはできないよな。ならば、旧いBMWにもマニュアルがあるじゃん。

戸賀 もちろん、BMWのE30も探した。探してみると、30年も前のクルマなのに10000km台の個体もあった。でもな、写真で見ただけだけど、明らかにステアリングがガビガビでコンディションが良くなさそうだったんだよ。BMWなら、M4でもお世話になっていたスタディに何かあるかも知れない! と思って相談したんだけど、状態は良くても足回りに手が入っているようなクルマしかなくて、俺が手に入れたい完全ノーマルは無かった。

菅原 トガって昔から、ノーマルであることにこだわるところがあるよな。

戸賀 そりゃそうだよ。クルマメーカーが莫大なコストをかけて開発を進め、最高の状態として導き出した答えが、ノーマルの状態なんだから。

菅原 それについては、俺も同じ意見だな。

戸賀 ということで、続けて旧いメルセデスも探してみようということで、ちょっと調べてみたら『オールタイムスターズ』の存在を発見。ブログにアップしたというワケだ。

菅原 オールタイムスターズって、ネオクラなメルセデスを、正規ディーラーがリフレッシュ&リファインして販売、メンテナンスしてくれるらしいね。トガの求める完全ノーマルも手に入るってワケか。

戸賀 そう。そこで実際に見てきたのが、ブログに載せたW124の300E-24、92年式の走行3万9000キロ。ボディカラーは懐かしのブルーブラック。コンディションは本当に素晴らしかった。

菅原 ということは、もしかしてご購入を決定?

戸賀 いやいや、そんな焦って買う必要は無い。ちなみにスガ、品川のオールタイムスターズの在庫って見た? 560SELがソールドアウトしていて1100何十万円とか載ってただろ?

菅原 あった! 価格が思った以上に高くて、ちょっとびっくり。

戸賀 だろ? やっぱり人気なのは、ネオ・クラシック、ネオクラっていう80年代、90年代のモデルなんだよ。俺たちやリッチなオジサンたちが、大学生や社会人に成りたての頃に人気だった車種が、改めて脚光を浴びているのは間違いのない事実。BMWのE30を探していた時に、「ちゃんとしたネオ・クラシックなクルマを手に入れて、今、きちんと仕上げておけば、価格が下がることはまず無いですよ」って、スタディでも言われたから、BMWでも80年代、90年代のモデルが人気なのは、まったく同じ状況なんだよね。

菅原 まさに、今狙い目なのがネオクラってワケだ。

戸賀 その通り。ブログにも登場して貰ったオールタイムスターズの森さんも、「やるべきところをしっかりメンテナンスしていれば、ネオクラでも週2回のゴルフなんて全然余裕です。もちろんエアコンもしっかり効きます。いろいろな考えの方がいらっしゃるので一概には言えませんが、ネオクラに乗るなら、最初に悪いところを全部直してから乗るのが正解です」なんて言ってくる。

菅原 オールタイムスターズで販売しているクルマなら間違いないということか。それよりも、週2回のゴルフと言ってくるあたり、かなりトガブロを読み込んでいるな(笑)。そういえば、去年からBMWでも『BMWクラシック認定パートナー』っていう制度を始めたみたいなんだよ。まだ東京、大阪の2店舗でしか対応していないらしいんだけど、モデルコードがEで始まるシリーズ以前、基本的には2000年以前のモデルが対象で、さらに正規輸入、並行輸入の区別はなくて、最初に日本の保安基準を満たしていることが確認できれば、受け入れ可能というスタンスらしいんだよね。

戸賀 オールタイムスターズでも、持ち込みの車両の面倒を診てくれるという話をしていたなぁ。ということは、メルセデスもBMWも、ディーラーがちょっと旧いクルマを、本気で究極のノーマル状態に仕上げてくれるってことだろ? それこそ俺が求めていたものじゃん。当然、パーツは純正部品しか使わないし、ディーラーだから保有しているデータの蓄積は凄い量になる。そのモデルのウィークポイントも完璧に把握しているから、その辺の対策もしっかりやってくれるってことだよな。

菅原 そこは実際に話しを聞いてみないと分からないね。

戸賀 ちなみにポルシェは、さらに前の2014年から(日本では2015年から)、『ポルシェ クラシックパートナー』っていう事業を展開していることを考えると、80年代90年代のネオ・クラシックなモデルが置かれている、現在の状況を調べてみるのはありかも知れないな。

菅原 各メーカーがどんなことをやっているのか、その内容も気になるしね。

戸賀 だったら取材に行って来いよ。この頃、昔はまったく興味がなかった、というより嫌いだった190Eがもの凄く気になるんだよ。『最善か無か』と言っていた時代のメルセデスが造った最小のモデル190E、なぜか今さら気になっている俺がいる。

菅原 190E! 確かに俺も気になるなぁ。まずはオールタイムスターズに取材させて貰いたいね。早速、藤倉に段取りして貰おう!

戸賀 スガ、気合を入れて、ネオクラなメルセデスを探して来いよ。

文 菅原 晃

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2024年12月8日(日)パネライ大丸心斎橋ブティックにて戸賀編集長のショッピングアドバイス

2024年12月8日(日)パネライ大丸心斎橋ブティックにて戸賀編集長のショッピングアドバイス

【オープニングトークショー】
2024年12月8日(日曜)15時より
J PRIME戸賀編集長によるトーク後におこなわれるショッピングアドバイス(1組15分間 記念写真撮影込み)は

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