リッチなオジサンの合言葉は
“一日一贅”

ポロシャツと並びゴルフトップスのスタンダートとなったモックネックTシャツ。とはいえ新参のアイテムだけにいざ、2枚目、3枚目の買い増しとなると意外に悩ましいかと。そこで、コンペシーズン真っ只中のJPRIMEゴルフコンテンツスタッフ陣が、今季ワードローブに加えたい一着を選んでみました。

モダンかつ色柄を着こなすならモックネックが落ち着く

今年のマスターズ・トーナメントでは、タイガー・ウッズ自身のアパレルブランド「サンデーレッド」の“サンデーレッド”が本人着用でお披露目されました。

タイガーの着こなしといえば、2019マスターズでの復活優勝時に着用していたモックネックシャツも印象的でした。今にして思えばモックネックシャツが完全に市民権を得たのはあの時からかもしれません。ゴルフの伝統を重んじる先輩方におかれましても“モックネックなど不見識な、若いゴルファーのもの”などとおっしゃらず、ゴルフ界最高のレジェンドが身をもって示した次代のゴルフウェアを大いに着こなしていきましょう。

一般にモックネックシャツはコンプレッションウェアの流れを受けたものが多いため、スポーティなスタイルと相性が良くなります。モダンな色柄であればポロシャツよりもむしろモックネックシャツの方が合わせやすいのは間違いありません。また、シックな色柄はハイネックニットのようにキレイに着こなすこともでき、実はモックネックシャツはかなり応用の効くアイテムなのです。特にゴルフ歴が長い人が着用すると、アスリート然とし過ぎず、着こなしに緩急が生まれ良い塩梅になります。

すっかり春夏トップスの主力商品となったモックネックシャツですが、その分ラインナップも増えているため、お気に入りの一枚を選ぶのはなかなかに一苦労です。

ちなみに、ゴルフメディアの関係者は新しモノ好きなのか、はたまた普段からドレスコードを意識しているためかモックネックシャツの愛用者が多い傾向があります。そこで今回は、J PRIEMのゴルフコンテンツに関わるスタッフを始め、ゴルフメディア関係者に今季追加したい一枚という視点でモックネックシャツをピックアップしてもらいました。

ブランドロゴをアーガイル状に配した“戸賀スペシャル”

上質素材で仕立てられたラグジュアリーなスポーツウェアに定評のある「ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ ゴルフ」。ブランドロゴをアーガイル状に配したセンスは、なんとJPRIME編集長、戸賀の意見を採り入れたコラボアイテムなんです。上品な見た目はもちろん、ツルッサラッな高機能ストレッチ素材の採用など春夏ゴルフで全方位的に活用できる一枚です。

「普段からモックネックシャツを着ることが多いですが、本作はネックの立ち上がりの高さといいネック周りのサイズなどが秀逸。ブランドロゴのパターンは一見控え目ながら、プリントでなく編みで表現するなど、細部まで“らしさ”が感じられてお気に入りです」（編集長・戸賀）

「MOCK NECK ARGYLE LOGO × HIROKUNI TOGA Vol.13」
￥47,300（税込）

1PIU1UGUALE3 （ウノ ピュ ウノ ウグゥーレトレ）
https://store.1piu1uguale3.net
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ラグスポブランドの新シリーズを象徴する一枚

人気の「MARK ＆ LONA」の中で、特に機能性を重視したライン「CODEライン」に、モダンでユニークなアイテムを揃えた新シリーズ「CDE」がローンチされました。ファーストコレクションの白眉は、メタリックなプリント、ドロップショルダーでオーバーサイズシルエットを持つこのモックネックシャツです。もちろん素材には吸汗速乾の「COOLMAX」を採用するなど、機能性も抜かりありません。

「自分のサイズに合うゴルフ用トップス探しが永遠の課題なのですが、このモックネックシャツは、身幅と肩幅にゆとりのあるオーバーサイズのシルエッに加え、ストレッチ性も良くて機能的。インでもアウトでも様になるデザインで、複数枚買いを検討中」（編集スタッフ・藤倉）

「CD10-EMNT」
￥38,500（税込）

MARK & LONA（マーク＆ ロナ）
https://www.markandlona.com
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地味派手配色な大人のランダムボーダー

絶妙な配色のランダムボーダー柄が印象的なベアカノコ素材のハイネックシャツはパーリーゲイツの新作です。吸汗速乾、通気性、高ストレッチ、サラっとしてた着心地の鹿の子地は、ハイテク素材を編み込んだ信頼の日本製。胸元に加え、背面にさりげなく入ったブランドロゴも格好良い。

「シャカシャカした機能素材が苦手なのですが、本作は上質な鹿の子仕立て。それでいて吸水速乾、高ストレッチかつ、凹凸感のある裏地が汗をかいても肌に張り付かず快適です。ランダムのボーダー柄も大人っぽく着こなせそう」（ライター・藤井）

「ランダムボーダー ベアカノコ半袖ハイネックカットソー」
￥19,800 （税込）

PEARLY GATES（パーリーゲイツ）
https://www.pearlygates.net
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“ラフ”のタイポグラフィが秀逸

毎シーズン、ポロシャツやモックネックシャツのラインナップが豊富な「ラフ ＆スウェル」。 ブランド名の一部であり、芝の“ラフ”を意味するroughの文字も印象的なモックネックシャツは今季の推し。ネイビー×グレーのバイカラーデザインも、プリントではなく異なる生地を切り返しにした凝ったデザイン。吸汗速乾の機能素材を採用した他、アメリカンヴィンテージに習ったラグランスリーブ、左肩に刻んだ左右非対称のビビッドなラインなど、シンプルでいて語り所が多いのはさすがです。

「シンプルでどんな着こなしにも合わせやすいのに、よく見ると細部にこだわりを感じる点がポイント。一枚でも存在感があるので、トップス＆ボトムスが基本の春夏ゴルフでコーディネートに活用しやすそう」（カメラマン鈴木克典さん）

￥14,300（税込）

rough & swell（ラフ アンド スウェル）
https://roughandswell.com
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イタリア製生地を使用したSY32 GOLFのフラッグシップライン

イタリア生まれのラグジュアリースポーツブランドによるモックネックシャツ。中でも本作は、究極のゴルフスタイルをコンセプトにワンランク上の機能性を追求したハイエンドライン「ABSOLUTE」の一着。イタリア「Carvico」社のメランジ素材「FANTASIA」を採用。軽量、高ストレッチに加え、着心地の良さやフィット感、通気性や速乾性、UVカットなど各種機能を搭載。ネックや袖のラインを異素材のストレッチ素材で切り返したデザインも秀逸です。

「素材にイタリア製の高機能素材を使うなど、従来のファッション寄りのイメージから、アスリート用ウエアとしての印象を強めた新コレクションが新鮮です。同伴者と被りにくいという点も推せます」（スタイリスト尾後啓太さん）

「LOMELLINA FANTASIA GRADATION PT MOCK」
￥20,900（税込）

SY32 by SWEET YEARS GOLF（エスワイサーティートゥー バイ スウィートイヤーズ ゴルフ）
https://sy32.golf
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オジサンこそ芝に映えるネオンイエローを

ヴィヴィットカラーとブランドロゴをジャガードで表現したネック部分がポイント。目を引くカラーではありますが、デザイン自体はシンプルなのでモノトーン系のボトムスに合わせるだけでコーデはまとまります。ストレッチ性に加え、吸汗速乾性も備えたハイテク素材は、衣服内の蒸れも軽減でき、着心地も快適です。

「モックネックシャツのネック部分をデザインに生かした、ありそうでなかった一枚。ネオンカラーですが、シンプルなので大人のゴルファーでも肩ひじ張らずに着られます」（スタイリスト中村祐三さん）

「JAQUARD NECK MOCK」
￥18,700（税込）

［V12］（ヴィ・トゥエルヴ）
https://v12golf.com
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パイル地なのに型崩れしにくくて上品

米ハワイ・オアフ島生まれのブランド「サルベージパブリックコレパ 」によるパイル素材のモックネックシャツです。吸水速乾に優れ ドライタッチをキープ する「TECHNOFINE®」 という特殊な糸を使用して編まれたパイル地は吸水速乾性に優れ、ドライタッチな状態をキープ。プレー中の体の動 きを考えて作られたオリジナルパターンの Kolepa スリーブの肩 回りも快適な着心地。ボックスフィットのリラックスした雰囲気 も高級リゾート、ハワイらしい仕上がりです。フロントに The Game of a Lifetime /ゴルフは一生のゲーム のメッセージをプリントしています。

「まず、パイル素材の着心地の良さが圧巻です。生地にコシがあるので、モックネックの首元～顎のラインがキレイに見えるのもポイント。ネック周りのサイズ感が絶妙ですっきり見えます。ストレッチも効いて動きやすく、スイング動作を妨げない肩周りも秀逸です」（ゴルフ雑誌「EVEN」編集・PR 阿部友貴さん）

「ホヌ テックパイル モックネック」
￥13,200（税込）

SALVAGE PUBLIC Kolepa（サルベージパブリックコレパ）
https://salvagepublic.com/collections/kolepa-1
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松坂屋名古屋店 北館GENTA ゴルフ売り場がリニューアル!
GENTA golf Park
https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/3/season/golf/gentagolfpark/

撮影 鈴木克典
スタイリング 尾後啓太
文 藤井順一
編集 藤倉大輔