リッチなオジサンの合言葉は
“一日一贅”

今年の夏は記録的な猛暑になるとか。ただでさえ湿度の高い日本の夏。いくらオジサンでも、短パンで涼を求めたくなります。とはいえ、オジサンになるとショーツスタイルがしっくりこないのも事実。でもご安心を。ポイントを抑えれば、オジサンでもショーツが似合うんです！

ショーツスタイルに違和感をもたせない生地、靴、羽織物使い

気温が高くとも湿度が低ければ、ロングパンツでも全然OK。でも、湿度の高い日本の夏は、風を感じられるショーツを穿きたくなります。ただ、妙齢のオジサンになるとなかなかショーツが似合わなくなってくるもの。その原因は、ショーツならではのアクティブなイメージにあります。

スポーティさやリラックス感は、ともすればチープに見えたりラフに見えたりします。そこで大事なのは、肌面積のバランスと質感、そしてシルエットです。肌面積においては、ジェントルマンは極力肌を見せないのが美学とされるように、ショーツで肌を出す分、その他はしっかり隠すこと。ビーサンではなくローファーを、またはトップスを長袖にしたりといった具合に。女性とのデートなら、特にです。次に質感ですが、例えば布帛のTシャツよりもニットTシャツの方がグッと上質に見えます。化学繊維じゃなく天然素材を選ぶこともポイントです。最後にシルエット。昨今ワイドシルエットが人気ですが、リッチなオジサンが選ぶべきショーツは細身が正解。ワイドシルエットだとルーズな雰囲気が増して、若者のストリートスタイルとの差別化が難しいんです。

これらの条件を満たせば、ショーツでもレストランに入ることだって可能に。つまり、涼しく快適でありつつ、リッチなオジサンに相応しいクラス感を両立できるってことです。

スリッポンを取り入れて脚を見せるなら足は隠す

ショーツを品良く見せるなら、やっぱり白が頼りになります。さらにクリース&プリーツ入りなら、例えドローコード&シャーリングを採用した膝上丈ショーツでもこんなに大人然と。とはいえ、ここにビーチサンダルを合わせたのでは台無し。ローファーにすることで、肌面積の露出をなるべく抑えたいところです。さらに、トップスにはコットン×ニットのアンサンブルを。肌の露出をさらに控えることで、エレガントに見えます。

ショーツ¥23,100（税込）
ブリリア 1949／トヨダトレーディング プレスルーム
https://toyodatrading.com
カーディガン¥22,000（税込）
クルーネック¥19,800（税込）
ともにアウール／AOURE 大丸東京店
https://aoure.jp
シューズ¥239,800（税込）
ジョンロブ／ジョン ロブ ジャパン
https://www.johnlobb.com
眼鏡￥143,000（税込）
ホーセンブース／towakueyewear
052-251-1111(松坂屋名古屋代表)

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デートにはディナーも対応の羽織物袖まくり

ビームスFの別注となるショーツは、ブルーのストライプが夏らしいコットンのサッカー。実に爽やかです。それでもクリースに加え、スリムなシルエットが品良く見せてくれます。さらにポイントはトップス。ニットTシャツの上からリネンのバンドカラーシャツを合わせることで、気抜け過ぎないコーデが完成します。インナーとシューズにダークカラーを合わせ、全体のカラーリングを引き締めているのもポイントですよ。

ショーツ¥29,700（税込）
ピーティー トリノ
シューズ¥52,800（税込）
フェランテ ヴィアッジョ／ともにビームス 六本木ヒルズ
https://www.beams.co.jp
シャツ¥37,400（税込）
半袖ニット¥37,400（税込）
ともにアスペジ／トヨダトレーディング プレスルーム
https://toyodatrading.com

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ショーツ×Tシャツなら布帛よりニットがリッチ

ポリエステルとリネンと共に機能素材のソロテックスをブレンドすることで、軽くやわらか、そしてストレッチ性やシワになりにくいという、まさに夏ショーツの理想形に仕上がっています。永久クリースにより際立つスリムシルエットは、それだけでも十分に品良くスタイリッシュ。そこにドレープがやわらかな白のニットTシャツを合わせることで、上下肌を見せながらもラフになり過ぎず大人な印象にまとまってくれます。

ショーツ¥17,600（税込）
アウール／アウール大丸東京店
https://aoure.jp
半袖ニット¥28,600（税込）
スリードッツ／スリードッツ二子玉川店
https://www.threedots.jp
サンダル¥46,200（税込）
パラブーツ／パラブーツ 青山店
https://paraboot.shop

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モデル 加藤章太郎
撮影 杉田裕一
スタイリング 鈴木 肇
ヘア＆メイク 米尾太一
文 安岡将文
編集 藤倉大輔

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