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世界が驚愕した! タグ・ホイヤーのトゥールビヨン搭載モデル

「タグ・ホイヤー カレラ」伝説の頂点モデル。日本だけのスペシャル限定バージョン

2022.06.15

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「タグ・ホイヤー カレラ」伝説の頂点モデル。日本だけのスペシャル限定バージョン

クロノグラフとダイバーズに加えて、3針のスタンダードウォッチからレディスモデルまで、多彩な製品を展開するタグ・ホイヤー。今回は、プレミアムな最高峰のモデルをご紹介します。

時計業界の常識を大きく覆したのは、トゥールビヨン搭載で200万円台という価格設定にアリ!

タグ・ホイヤーの複雑時計は、1950年代に開催されていた伝説のロードレース「カレラ・パナメリカーナ」へのオマージュとして、ホイヤー家の4代目にして4代目社長を務めたジャック・ホイヤー氏が1963年に開発・発表した「カレラ」の複雑時計「タグ・ホイヤー カレラ ホイヤー キャリバー02T」です。
このモデルが発表されたのは2016年3月のバーゼルワールド。この時計はこの年、最も注目され、話題になった、まさにエポックメイキングな新作でした。世界中から集まった時計バイヤーやジャーナリストがまず驚いたのは、このモデルがトゥールビヨン機構を、しかもより複雑なフライングトゥールビヨン機構を搭載していたこと。そしてさらに驚いたのは、さらにクロノグラフ機能を備えていたこと。加えて、COSC(スイスクロノメーター検定協会)のクロノメーター認定を受けていたこと。この3つです。

そしてさらにもうひとつ、4つ目の大きな驚きがありました。それはトゥールビヨンモデル=1000万円オーバーという時計業界の常識を大きく破る200万円台という予定価格でした。
トゥールビヨンはご存知のように、時計史上最高の天才アブラアン=ルイ・ブレゲが発明した、地球の重力の影響で起きる時計の姿勢差を、機械式時計の心臓部で精度に関わる脱進調速機(テンプとヒゲゼンマイ、ガンギ車とアンクル)を常にケージ(籠)に入れ回転させることで平均化して、機械式時計としての究極の精度を追求、実現する複雑機構。このトゥールビヨン部分の重さはわずか数グラムですが、数十個もの部品で構成され、手作業による組み立て調整には時計師として最高峰の技術が必要とされるものです。特に視覚的な配慮からブリッジをなくす構造にした「フライングトゥールビヨン」は組み立て、調整が難しいとされています。

タグ・ホイヤーという100年を超える名門の製品。しかもこのフライングトゥールビヨン機構に加えて、さらに複雑機構であるクロノグラフ機構を搭載。それも高精度COSC認定クロノメーターのテストをパスしたモデルが、200万円台という価格が付けられたのですから、時計愛好家が絶賛するのは当然です。そのうえ精悍でスポーティ。毎日着けられるデイリーウォッチとして仕上げられているのも画期的です。

そして、このモデルは2016年の発表通りのスペック、価格で2017年に発売され、引き続き「最大の話題作」になりました。発売から5年が経過しましたが、その価値、輝きは変わりません。むしろその価値は高まっていると言えるでしょう。

今回、ご紹介する新作はこの「頂点モデル」の日本限定バージョン。マットブラックを基調に、シルバーをインダイヤル、レッドをトゥールビヨンのアクセントにした「日の丸」由来の色使いが特長。ウォッチワインダー付きスペシャルボックスも付属しています。

時計愛好家はもちろん、プレミアムなスポーツクロノグラフを求める方には、見逃せない逸品。一見、トゥールビヨン搭載モデルとは感じさせないクールな顔つき“脳ある鷹は爪を隠す”手練オヤジの手法と相通ずるものがあるかもしれません。

タグ・ホイヤー

「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02T トゥールビヨン クロノグラフ ジャパンリミテッドエディション」
¥ 2,667,500(税込)

SPEC
ケース径:45mm
ケース:グレード2チタン
ストラップ:アリゲーター×ラバーストラップ
ムーブメント:キャリバーホイヤー 02T
パワーリザーブ:約65時間
防水性:100m防水

TAG Heuer(タグ・ホイヤー)
https://www.tagheuer.com/jp

7月6日(水)
松坂屋名古屋店の北館5F「GENTA the Watch」オープン

こちらのモデルは、7月6日(水)よりオープンの松坂屋名古屋店の北館5F「GENTA(ジェンタ)the Watch」にて発売予定です。7月10日(日)にはJ PRIME編集長 戸賀によるタグ・ホイヤー特別接客イベントも開催します。

バナー02

https://watch.dmdepart.jp/nagoya/

文 時計ジャーナリスト 渋谷ヤスヒト
ヘッダーデザイン 五月女幸希

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