ベンテイガ

ベントレーは今まではコンチネンタルGT、コンチネンタルGTコンバーチブル、フライングスパー、そしてJ PRIME戸賀編集長も乗っているベンテイガ の計4車種をラインナップ。そしてこの春、5番目のモデルとして「ベンテイガ EWB」が加わりました。ベントレーが満を持してデビューさせた超ラグジュアリーSUVについて、サラッと紹介します。

超ロングホイールベースになって、後席の居心地はまさに天国!

デビュー直前まではたして「グランドツアラーなのか?」、あるいは「ハイパーラグジュアリーSUVなのか?」、それとも「スタイリッシュなオープンカーなのか?」…世界中のファンをやきもきさせていたベントレー。そして、日本時間の5月10日pm20:30に発表された新型車は、なんと!ベンテイガ のロングホイールベース仕様だったのです。

ベンテイガ
(画像=ベンテイガ の製品ライン責任者、クリス・コール氏によると、このベンテイガ EWBのターゲットは北米と中国だそうです。街が窮屈で道路が狭い日本の都心では、ホイールベースが現行2995mm→新型3175mmに延長されたのに伴って全長が5322mmになったボディは持て余すかも!? 「でも、ラグジュアリーなSUVで移動するのは、快適で気持ちいいんですけどね」と戸賀編集長は、買い替えを思案中!? )

ベントレー ベンテイガ EWBと命名された新型車ですが、この「EWB」は「Extended Wheel Base」の略で、その名が示すとおりホイールベースが180mmも延長されています。延長された分は全てリアキャビンの拡充にあてられており、大きくなったボディに合わせてリアドアも大型化されています。
ロングホイールベース化の目的は、ズバリ、ロールスロイス カリナンのユーザーを奪うこと! いや、場合によってはマイバッハGLSの顧客も視野に入れているかもしれません。というのも、これまでは「運転が楽しい=ドライバーズカー的SUV」ばかりで、「リアシートが快適=リムジン的なSUV」は事実上カリナンしかなかったから!

戸賀編集長は「僕は現行ベンテイガに乗っていますが、リアシートの快適さは運転席&助手席に及ばないかな…と感じています。たまに友人やクライアントを後ろに乗せた時は、ちと心苦しく思っていたのは事実です」と語っています。だからこそ、ベントレーは「後席に座った大切な人をもてなすためのSUV」、すなわちリムジン的な新型ベンテイガをデビューさせたのでしょう…と、戸賀編集長は深読みしています。 「ん? でも、ホイールベースが長くなっただけでしょ? それって新型車なの?」という疑問を、ベンテイガ の製品ライン責任者、クリス・コール氏が払拭します。「このベンテイガ EWBは大量の特注エンジニアリング、まったく新しいリアボディフレーム、そして合計2500もの新しい部品が使われています。さらに、新しいリアサスペンションによって、走行中の挙動は現行車の水準を凌いでいます」と、クリス氏は力強く語っています。う〜む、現行ベンテイガ に乗っている戸賀編集長は興味津々ですな。

ベンテイガ
(画像=リアキャビンは「豪華な2人掛け独立シート」「3人掛けベンチシート」の他、「小さなジャンプシートを配置した4+1」の3つのレイアウトから選ぶことができます。「こんなラグジュアリーなクルマに5人満載で乗る機会なんてほぼゼロなんだから、僕なら絶対2人掛け独立シートを選びますね」と戸賀編集長は自論を語ります。)

後席に座った大切なゲストのために、体温や表面温度を感知して周囲の温度や風量を調節し、快適性を高める「クライメートシート」を導入(オプション)。さらに、乗員の着座圧を感知し、もっと快適性を高める「マイクロアジャスト」も可能です。複雑かつ優雅なダイヤモンドキルティング、LEDバックライト付きドア・パーフォレーション(光量&色調の調整)、リアキャビン用の独立したイオンシステムなど、ベントレーが「快適性の新しいフォーカス」と呼ぶ機能が数多く用意されています。

パワートレーンは当面、ベントレー自慢の4.0リットルV8ガソリンエンジンのみで、リアが拡充されたボディを550PSで優雅に引っ張ります(ハイブリッド導入は来年以降の予定だとか)。また、気になる車両重量の正確な数値はまだ未発表ですが、現行のV8エンジンモデルが2.4トンであることを考えると、ホイールベースが延長された新型車は2.5トンを超えるかもしれません。ってことは高級マンションの立体駐車場に入らなくなってしまいます…う〜む、“全国立体駐車場協会会長”の戸賀編集長は残念しきり!

さて、ベントレーEWBの価格ですが(未発表)、リアキャビンが拡充されたことと、豪華かつ快適なオプションが増えることによって4800万円くらいになるという説もあります(カリナン4184万円〜より高くなるの!?)。冒頭で「カリナンがターゲット」と申し上げましたが、あちらは専用設計車だけあって王者の風格があります。だから、現実的にはマイバッハがライバルと言えるでしょう。ベントレーとしては「プレムアムサルーンよりも車高が高いSUVの方が快適ですよ」という事実を謳い、顧客を奪おうと目論んでいるのかもしれません。ベントレーによると納車は2022年初夏開始を目指しているとのことなので、マイバッハを始めとしたプレミアムサルーンにお乗りのニューリッチなお方は、お近くのディーラーに行かれてもよろしいかと!

ベントレーモーターズジャパン
https://www.bentleymotors.jp

文 J PRIME編集部


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