リッチなオジサンの合言葉は
“一日一贅”

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暑い夏をセンス良く乗り切るにはゴムが必須!

Tシャツ短パン姿が一番映えるのはラバーベルトの高級時計

2024.07.27

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Tシャツ短パン姿が一番映えるのはラバーベルトの高級時計

夏の時計スタイルを今風にお洒落にアップグレードするならどんな一本が理想的? 細かく言うとアレコレありますが、悩みだしたらキリがない! そこでズバリ正解からお伝えします。それは名作モデルのラバーベルトモデル。ラバーベルトは汗や水濡れにOKな機能素材にして、スポーティな快活さを一発で感じさせるもの。そしてこの季節ならではの軽装スタイルとも、チグハグにならず洒脱にマッチするところもポイントです。もちろんラバーモデルならナンでも良いかというとさにあらず。その選びの肝心カナメを、ここでサクッと解説しちゃいます。

汗や水に強く使い勝手もラクなのにしっかりラグジュアリー

いくら時計自体が素晴らしくても、装いとマッチしてなければセンスが良いとは言えません。今を時めくリッチなオジサンであるなら、季節感ある服装はモチロンのこと、コーディネイトに則した時計スタイルを構築したいもの。とは言え各社それぞれに最高モデルをリリースしているので、悩みだしたらキリがありません。そこで着目したいのがラバーベルトの時計です。ラバーはご存知のとおり汗や水濡れに強く、一切心配することなく海や山、そしていつもの日常にも使用可能な素材。ほぼケア要らずにして腕に付けることで、夏スタイルがモダンかつアクティブにシフトアップするのです。ただしラバーモデルならオールOKというコトではありません。カジュアル素材であるラバーの真逆をいく、実力派ブランドの名作という「威厳」でバランスをとることがマスト。時計本体にてしっかり差別化を図りつつ、ラバーベルトで今風のヌケ感をアピールするという寸法です。

この季節にお世話になるウエアと言えばTシャツや短パン。そんな極めて軽い装いに重めのブレスレットやエレガントな革ベルトではバランスがとれません。そういった豪華時計は重厚なスタイルにスライドする秋冬期に取っておき、今はラバーベルトで颯爽と遊んで見せるのが粋というモノです。そして最後の問題は、名作モデルとは一体ドレのこと? 今回は特別に、世界的な知名度、機能性、ルックス、話題性、高級感など、気になるすべてを網羅した、逸品ラバーモデルを取り揃えてご紹介いたします。

ブルーグレーという若々しく高感度なカラーに注目

アクアノート・トラベルタイム

パテック フィリップのスポーツ・エレガンスを体現するアクティブモデルとして、ノーチラスに継ぐ人気を誇るアクアノート。なかでも旅行に最適なGMT機能を持つトラベルタイムは2011年に発表されて以来、ひそかに便利だと支持を集めている名作です。そして今季、満を持してさり気なくリッチなホワイトゴールドバージョンが登場。しかも軽快で上品かつ若々しさまで併せ持つ、ブルーグレーのコンポジット素材によるストラップ付き。出発地時刻はスケルトンハンドで示しつつ、現地時刻は夜光を載せたバトンハンドが担うスタイルもわかりやすくて実用的。また、出発地及び現地のデイ・ナイトを表す小窓を持つことに加え、6時位置には現地時間と同期したカレンダーまで搭載しています。とにかく夏スタイルを爽やかに、そしてリッチに魅せるブルーグレー&ホワイトゴールドの組み合わせが実に小粋! Tシャツや短パンスタイルにマッチするのはもちろん、ネイビージャケット等の装いが品良く格上がること確実です。

「アクアノート・トラベルタイム」
Ref.5164
¥9,980,000(税込)

<SPEC>
ケースサイズ:40.8mm径(10〜4時位置)
ケース素材:18Kホワイトゴールド
ムーブメント:自動巻き、自社製キャリバー 26-330 S C FUS
パワーリザーブ:約35~45時間
防水:3気圧

PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)
https://www.patek.com/ja/
※外部サイトに移動します

“ラグラバ時計”の世界的アイコンがさらに濃い味になって登場

ロイヤル オーク オフショア オートマティック

ラバーがニクいほど似合う時計として、絶対に押さえておきたいオーデマ ピゲのロイヤル オーク オフショア。腕に着けるだけで圧倒的な迫力とラグジュアリーを演出する一本は、リッチなオジサン必携の名作ウォッチです。しかも今季、その名作“ラグラバ”が満を持してさらにステキにリニューアル。ラバーベルト仕様は当然のこと、同色のラバーをコーティングしたベゼルを新たに纏っており、本企画の趣旨にバッチリ合致するモダンアクティブな仕上がりとなっています。特にこの初っ端モデルはオフショアにしては珍しい3針仕様。ラバーベゼルと相まって柔和な雰囲気をも兼備する新感覚スタイルであり、水・陸はもちろんのことオン・オフにも使える万能性が何よりのポイントです。よりシックに装いたいときは同梱されるブラックラバーに替えて渋めにチェンジしてみたり。クイック交換機能付きゆえ、気軽にベルトの着せ替えが楽しめるところも見逃せません。シースルーバックから鑑賞できる機械は、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲにも搭載されるCal.4302。高い信頼性、そして約70時間のパワーリザーブに加え、時計をセットする際の安定性及び精度を向上させた特許取得メカニズムが組み込まれています。長く愛用できるポイントを随所に備えた、隙なしのアクティブウォッチです。

オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク オフショア オートマティック」
Ref.15605SK.OO.A350CA.01
¥3,740,000(税込)

<SPEC>
ケースサイズ:43mm径
ケース素材:ステンレススティール
ムーブメント:自動巻き、自社製キャリバー 4302
パワーリザーブ:約70時間
防水:10気圧

AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ)
https://www.audemarspiguet.com

日本特別コンテンツ:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/news.html
*上記URLは外部サイトに移動します

ちょいレトロ顔のスポーティ・シックな200m防水時計

かつてはあの雲上御三家にもムーブメントを供給していたというジャガー・ルクルト。真の実力派メゾンは2018年に、歴史ある「ポラリス」のネームを復活させ、新たに現代的でスマートなスポーツウォッチを作りだしました。1960年代に人気を博した同社のダイバーズに倣ったデザインは、モダンかつ機能的でありながらシックなエレガンスを兼備するもの。ラバーベルトモデルというとエクストリームでゴツめなスタイルを想像しがちですが、このポラリス・デイトは非常に大人チック。要素的にはドレッシーなセンター3針式であり、真面目なジャケットスタイルとも相性良さげな佇まい。しかしてその実態は、200mの防水機能と潜水時間が図れるインナー回転ベゼルを擁しており、往年のダイビングモデルを踏襲した機能派モデルです。そしてパワーリザーブは60年代にはありえなかった余裕の70時間。真面目だけどしっかり遊びを楽しみたい。そんなリッチなオジサン向けのエレガント・ラバーな新作です。

「ポラリス・デイト」
Ref. Q9068650
¥1,733,600(税込)

<SPEC>
ケースサイズ:42mm径
ケース素材:ステンレススチール
ムーブメント:自動巻き、自社製キャリバー 899
パワーリザーブ:約70時間
防水:20気圧

JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト)
https://www.jaeger-lecoultre.com/jp-ja
*外部サイトに移動します

個性的かつ服馴染みも抜群なグリーンセラミック

ビッグ・バン ウニコ ダークグリーンセラミック

素材の魔術師として、数々の革新的なカラーや輝きを放つユニーな時計を発表してきたウブロ。ダイヤモンドに次ぐ硬度を誇るセラミックケースの時計は昨今増えているものの、ウブロはさらにカラフルな高級セラミックウォッチを多彩に打ち出しシーンを牽引しています。今季注目すべきは深いグリーンを纏ったクロノグラフ。ワイルド&スポーティでありながら、黒や白モデルとは異なる有機的な馴染みやすさがポイントです。夏らしい白やベージュといった淡色系の服装にもマッチしつつ、タフな個性がしっかり打ち出せるカラーです。内蔵するムーブメントは完全自社製のウニコ(HUB1280)。技術とセンスを集約させたオープンワークの機械は、透け文字盤やシースルーバックと相まって、メカの緻密な動きと構造美が存分に楽しめる仕立てです。力強い洒落感と高級感まで備えた本作は、250本だけの限定品。

「ビッグ・バン ウニコ ダークグリーンセラミック」
Ref.441.GX.5210.RX
¥3,311,000(税込)

<SPEC>
ケースサイズ:42mm径
ケース素材:グリーンセラミック
ムーブメント:自動巻き、自社開発・製造HUB1280
パワーリザーブ:約72時間
防水:100m
世界限定250本

HUBLOT(ウブロ)
https://www.hublot.com/
*外部サイトに移動します

モードな洒落感を放つ紺色ハイテクケースが美麗

サブマーシブル クアランタクアトロ ルナ・ロッサ

本格的な潜水時計として欧州の海に強くリンクしてきたパネライ。2019年に由緒あるヨットレース、「アメリカズカップ」に出場するルナ・ロッサ プラダ ピレリチームとのパートナーシップ締結を機に、ルナ・ロッサシリーズは誕生しました。プラダ好みとも言えるネイビーのベースカラーに赤いラインを走らせたデザインは象徴的であり、格式あるヨットレースを物語る新たなアイコンとして定着しつつあります。今季のトピックは、なんと言っても高機能素材であるチタンセラミックを駆使したケース使い。パネライは7年の研究開発を重ね、電解プラズマ酸化処理により大海原のごときネイビーに色づけたチタンセラミック化プロセスを確立。その技法は特許申請中であり、本素材はセラミックの10倍もの破壊靱性を備えつつ、なんとスチールより44%もの軽さを誇ると言います。爽やかかつハイモード譲りのセンスに加え実用機能においても革新的。さらに500m防水というから、これはもう無敵の一本と言えるでしょう。

「サブマーシブル クアランタクアトロ ルナ・ロッサ Ti-Ceramitech™」
Ref.PAM01466
¥2,332,000(税込)

<SPEC>
ケースサイズ:44mm
ケース素材: Ti-Ceramitech™
ムーブメント:自動巻きcal.P.900
パワーリザーブ:3日間
防水:50気圧

Panerai(パネライ)
https://www.panerai.com/jp/ja/
*外部サイトに移動します

文 長谷川 剛
ヘッダーデザイン 龍サルマン剛史
編集 藤倉大輔

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