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メルセデスAMG「C63 S Eパフォーマンス」、ついに日本上陸!

F1のテクノロジーを採用した、PHEVモデルの実力とは?

2023.10.27

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F1のテクノロジーを採用した、PHEVモデルの実力とは?

メルセデス・ベンツ日本は10月25日、Cクラス(セダン)のスポーツモデルとして「メルセデス AMG C 63 S E パフォーマンス」を追加し、同日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売を開始しました。

このモデルは、現在開催中の「ジャパンモビリティショー2023」のメルセデスブースに展示されていますが、実際のワールドプレミアは2022年9月。
高性能なメルセデスAMGの頂点に立つ「63」という大きな数字を持ちながら4気筒エンジンを搭載していること、C63としては初めて4WDを採用したこと、そしてF1のテクノロジーをフィードバックしたハイブリッドシステムが採用されていることで当時話題となったことは記憶に新しいところです。

ネガティブ要素を完全に払拭した、圧倒的なパワー

CクラスのAMGモデルが、V8でも6気筒でもなく、4気筒を搭載するというのは、かなりネガティブな印象をユーザーに与えたことは間違いのない事実ですが、実車が発表されてみると、4気筒でありながら680馬力という圧倒的なパワーを持つことが判明。歴代のC63のパワーをはるかに上回る数値に、多くのユーザーが驚いたこともまた、間違いのない事実だったのです。

実際に搭載されたパワーユニットは、リッターあたり238馬力を発生する“世界一パワフル”な直列4気筒ターボエンジン。
このエンジンだけでも476馬力を発生させるものの、さらにリア・アクスルにF1のテクノロジーをフィードバックしたエレクトリックモーターを組み合わせることで、システム合計で680馬力を達成。ピークトルクでも1,020Nmを記録したことで、パワー、トルクともにAMG史上最強のCクラスの誕生となりました。

また、AMGのパフォーマンス志向連続トルク可変配分四輪駆動システムの「4MATIC+」と「AMGスピードシフトMCT9」、そしてこのパワーユニットと組み合わせることにより、0-100km/h加速で3.4秒、最高速は280km/hというパフォーマンスを発揮することがアナウンスされています。

エクステリアに目を向けると、そのボディサイズはベースであるCクラスからフロントを50mm延長(全長では83mm延長)。
また、フロントのトレッド幅を拡げたことで、全幅も76mm拡大し、さらにホイールベースを10mm延長したことで、力強く伸びやかでありながら、筋肉質で引き締まったプロポーションに仕上げられています。

インテリアについても、Sクラスの要素を取り入れながら、Cクラスらしいスポーティさが加えられ、サポート性に優れたAMG専用本革(ナッパレザー)が奢られたスポーツシート、ドライブコントロールスイッチ付きのAMGパフォーマンスステアリングは標準装備。
サーキットでのスポーツ走行時でも安定したドライビングポジションをキープできるだけでなく、長時間のドライビングでも疲れにくい快適性も兼ね備えています。

「55年の歴史で初となる真のゲームチェンジャー」とメルセデスAMGが表現した『AMG C 63 S E パフォーマンス』。今までのAMGとは確実に一線を画すと言われるモデルが、ついに日本上陸です。

「左ハンドルが選べるというのは嬉しいね。F1のテクノロジーをフィードバックしたハイブリッドシステムの完成度もちょっと気になる(笑)。システム合計で680馬力という4気筒としては破格のパワーは、是非サーキットで試してみたい」(戸賀編集長)

メルセデス AMG C 63 S Eパフォーマンス
全長×全幅×全高:4868mm×1901mm×1450mm
ホイールベース:2875mm
車重:2165kg
エンジン:1991cc直4DOHC16Vターボ
最高出力:350kW(476ps)/6750rpm
最大トルク:545Nm/5250〜5500rpm
モーター最高出力:150kW(204hp)
モーター最大トルク:320Nm
システム最高出力:500kW(680hp)
システム最大トルク:1020Nm
満充電時EV走行距離;13km
サスペンション;フロント:4リンク/リア:マルチリンク
ブレーキ=前:後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール:フロント:265/35R20/リア:295/30R20+アルミ
駆動方式:4WD
乗車定員:5名
価格:¥16,600,000(税込)

Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)
https://www.mercedes-benz.co.jp/
※外部サイトに移動します

文 菅原 晃

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