CAR
新型BMWアルピナB3 GTとB4 GTが登場!
BMWの特別チューンメーカー「ALPINA」の新型B3 GT/B4 GTが、“自動車グルメ”な方の嗜好を満足させます!
![BMWの特別チューンメーカー「ALPINA」の新型B3 GT/B4 GTが、“自動車グルメ”な方の嗜好を満足させます!](/wp-content/uploads/2024/06/jp-bmw-alpha_0607_2024_01.jpg)
ドイツの自動車メーカーであり、チューナーでもあるALPINA(アルピナ)。そのアルピナの中核モデルであるB3とB4 があらたに「B3 GT」「B4 GT」となり発表されました。GT の呼称は、アルピナの中でもっとも理想的なモデルを表す略称です。この新しい2台のGTはアルピナの長き伝統を引き継ぎつつ、他とは一線を画すエクスクルーシブなモデルとしてエンスージアストたちの嗜好を満足させることでしょう。
“特別なクルマが欲しい人”のための“特別なBMW”…アルピナのニューモデルを紹介!
普通のクルマ好きなら「えっ!? アルピナって何?」と戸惑うかもしれませんが、このJ PRIMEをご覧のスーパーカー大好きオジサンならば、すぐさま「ああ、ドイツの最も小さな自動車メーカーだろ。正式名称は『アルピナ・ブルカルト・ボーフェンジーペン有限&合資会社』だな。BMWをベースにした速くてラグジュアリーなモデルが魅力なんだよね」と解説できることでしょう。
BMWをベースとしつつも独自の哲学でホワイトボディから仕立て直された特別モデルは、爆発的ともいえる動力性能、卓越したドライビング・パフォーマンス、俊敏なダイナミクス、そしてアルピナだけが持つ独特のドライビング・コンフォートを実現。非凡な他に並ぶもののないその感覚は、ブッフローエのファクトリーで伝統的なクラフツマンシップによって実現された特別なディテールによって創られています。
![アルピナのB3GTとB4GTのフロント](/wp-content/uploads/2024/06/jp-bmw-alpha_0607_2024_02.jpg)
![アルピナのB3GTとB4GTのフロント](/wp-content/uploads/2024/06/jp-bmw-alpha_0607_2024_03.jpg)
![アルピナのB3GTとB4GTのフロント](/wp-content/uploads/2024/06/jp-bmw-alpha_0607_2024_04.jpg)
そんなアルピナについて、大のクルマ好きで、しかもかつてBMW M4に乗っていたこともあるJ PRIME戸賀編集長は「アルピナの凄い所は、1台1台手作りしていること。エンジン内部は鏡のように研磨され、ムービングパーツの大きさや重量は均一化され、すべて入念に組まれているからこそ、アルピナならではの滑らかかつパワフルな出力特性が生まれるんです。サスペンションだって、ブッシュのゴムからバネ、ダンパーに至るまで丁寧にセッティングしているからこそ、しなやかな乗り心地が実現しているんです。そう、まるで極上のビスポークスーツと言えるでしょう」と絶賛しています。 そう、まさにそのとおりで、アルピナの年間の生産台数はたった1700台程度であり、そのうち日本で販売されるのは300台前後なのです。そんなプレミアムなアルピナのNEWモデルについて、具体的に紹介しましょうか。
まずはエンジン=パフォーマンス!
![アルピナのB3GTとB4GTのエンジン](/wp-content/uploads/2024/06/jp-bmw-alpha_0607_2024_05.jpg)
BMWの3シリーズおよび4シリーズをアルピナ流に仕立てたB3 GTとB4 GTには、スムーズな出力特性で高い評価を得ている3.0リッター直列6気筒ビ・ターボ・エンジンを搭載し、さらに34PS の出力向上を果たし、389kW〔 529PS〕と730Nm〔 74.4kgm〕を発揮します。アルピナのエンジニアは開発車両で数え切れないほどのベンチテストと実走行を行い、あらゆる走行状況においてパフォーマンスを発揮できるよう独自のエンジン・マッピングをさらに見直しています。 その結果、市街地でのスムーズな加速や高速道路での全開全負荷 時など、ドライブトレインの優れた特性を際立たせています。
8速スポーツ・オートマチック・トランスミッションと可変式の全輪駆動システム、電子制御式リヤ・リミテッド・スリップ・ディファレンシャルとの組み合わせにより、増大したパワーが効率的にドライビング・ダイナミクスに変換されていきます。 パワートレインはGTの名に恥じないキャラクターに合わせ、トランスミッションのプログラムもまた出力向上のポテンシャルに 合わせて変更されています。
![アルピナのB3GTのインテリア](/wp-content/uploads/2024/06/jp-bmw-alpha_0607_2024_06.jpg)
![アルピナのB4GTのインテリア](/wp-content/uploads/2024/06/jp-bmw-alpha_0607_2024_07.jpg)
「う〜む、B3 GT リムジンの0-100km/h加速は3.4秒、最高速は308km/h。B3 GTツーリングとB4 GT グランクーペの0-100km/h加速が3.5秒で、最高速が305km/hか。アルピナはポルシェやフェラーリみたいに『いかにも速いんだぜ』というスタイリングではなく、セダンやワゴンの快適性&実用性を備えていながらもスーパーカーと同等の速さも兼ね備えているのが魅力です」と、戸賀編集長は絶賛します。
では、次に戸賀編集長が評価していた“セダンやワゴンの快適性&実用性”、すなわちインテリアについてチェックしてみましょう。
![アルピナのB3GTとB4GTのステアリング](/wp-content/uploads/2024/06/jp-bmw-alpha_0607_2024_08.jpg)
もともと機能的なBMWのインテリアですが、その多くのディテールを「GT」のカラースキームを踏襲。オロ・テクニコは、アルピナ独自の最高級ラヴァリナ・レザーに、手作業で仕上げられたステアリング・ホイールのステッチ、アルマイト処理されたアルミニウム製のアルピナ・スウィッチ・トロニック・シフト・パドル、そしてフロア・マットとラゲッジ・コンパートメント・マットのブラック・レザーの縁取りのステッチにも使用されています。控えめな GT のレタリングは、ドアシル・トリムと新しいスポーツ・ステアリング・ホイールに見られます。
![アルピナのB3GTとB4GTのインテリア](/wp-content/uploads/2024/06/jp-bmw-alpha_0607_2024_09.jpg)
モダナイズされた新しいコックピットには、アルピナの慣例に従って、個別のシリアル・ナンバーが記載された製造番号プレートがセンター・コンソールに取り付けられ、ブッフローエの製品であることの証明になっています。エンジン・コンパートメント・バッジにも、このシリアル・ナンバーが刻印されています。アルピナでは、新しい BMW 3シリーズおよび4シリーズと異なり、センターコンソールにクラシックな BMW のギア・セレクターを引き続き採用しています。 運転支援システムとしてはB4 GT グランクーペには BMWドライビング・アシスタント・プロフェッショナルが標準装備されています。
![アルピナのB3GTとB4GTのトランク](/wp-content/uploads/2024/06/jp-bmw-alpha_0607_2024_10.jpg)
さて、気になる価格ですが…。
B3 GT リムジンが1600万円、B3 GTツーリングが1670万円、B4 GT グランクーペが1660万円です。
![アルピナのB3GTとB4GTのバック](/wp-content/uploads/2024/06/jp-bmw-alpha_0607_2024_11.jpg)
![アルピナのB3GTとB4GTのバック](/wp-content/uploads/2024/06/jp-bmw-alpha_0607_2024_13.jpg)
![アルピナのB3GTとB4GTのバック](/wp-content/uploads/2024/06/jp-bmw-alpha_0607_2024_12.jpg)
他の超絶スーパーカーが軒並み2000万円オーバーになっている昨今、そういうライバル車と同等のパフォーマンスを備えつつ、家族や友人の送迎や買い物などにも使える利便性も兼ね備えたアルピナですし、さらにブランド性&プレミアム性も考慮すれば1600万円台はかなりお買い得かと思います。
アルピナB3 GTとB4 GTのスペック表と価格表をチェックしていた戸賀編集長は、「 “普通の”BMWに肩肘張らずに乗るのもいいですが、以前にM4オーナーだった僕としては、今こそさらにラグジュアリー感を増したアルピナに乗ってもいいかも」と、唸っておりました。
BMW ALPINAジャパン
https://alpina.co.jp
*外部サイトに移動します
文 J PRIME編集部
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