GOURMET
ワインとのマリアージュをクリスマスに楽しむ
洋酒とスパイスが香る東京一のシュトーレンでリビングをレストランに
「光陰矢の如し」とはよく言ったもので、もうすぐ12月、今年も年末が見えてきました。ビジネスに遊びと、毎日多忙なリッチなオジサンは、その速さを実感しているのではないでしょうか。
そうなると気になり始めるのが、何歳になっても一大イベントのひとつ、クリスマス。「パートーナーに贈るプレゼントは何にしようかな?」「今年のケーキはどこのものにする!?」と考えなければいけないことが目白押しですよね。あと、忘れてはいけないのが、パーティーに招かれた際に持参する手土産。クリスマス感があって、ワインに合うことが必須条件となると選択肢が限られてきますが、ちょっと目新しいものを……というのならシュトーレンという選択肢はどうでしょう。組み合わせも加味してのチョイスはセンスを感じさせられることもポイントです。
シュトーレンは大人のためのクリスマススイーツ
シュトーレンとは、ドイツやフランス・アルザス地方でクリスマスシーズンに食べられているスイーツで、バターをたっぷり使った生地にドライフルーツやナッツ、スパイスを練り込んで焼き上げたもの。クリスマスの4週間前から薄くスライスして、毎日食べる風習があるそうです。
日本でも少し前からクリスマスシーズンになるとパティスリーや百貨店などで見かけるようになり、ちょっとしたブームになっています。このシュトーレン、中に練り込まれている具材がラムなどの洋酒に漬け込まれているため、お酒との相性が抜群なんです。まさに、大人のためのクリスマススイーツ。
知る人ぞ知る、シュトーレン部門グランプリ受賞の逸品
今年のクリスマスパーティーへの手土産はシュトーレンと決めたとして、問題はどこのお店のものにするかですよね。そこで、日本一の称号が好きなリッチなオジサンおすすめしたいのが、「ケーキとパンのお店ソレイユ」のシュトーレン。このお店は千葉県船橋市の商店街にあるのですが、知る人ぞ知る有名店で全国からお客さんが来るほどの人気っぷり。中でもシュトーレンの評判は高く、クリスマスシーズンに入ると予約が殺到するほどなのだとか。なぜそこまで人気なのかというと、この店のシュトーレンが「パングランプリ東京2017」のシュトーレン部門でグランプリを受賞しているからなのです。
この店のオーナーは、アルザスの名店や東京のベージュ・アランデュカスなどを経て独立した実力派。お店がテレビなどのメディアに取り上げられることも多く、オーナーもちょっとした有名人なんです。そんなオーナーが、アルザスでの修行中に学んだレシピを独自に改良し、作ったのがこちらのシュトーレン。甘さ控えめな生地に入っている数種類のドライフルーツは、それぞれのフルーツに合うお酒を選んで漬けられているため、風味が最大限に引き出されています。そこにナッツの心地よい歯応えとスパイスのアクセントが加わり、これは間違いなくお酒を飲む手が止まらないヤツ!
今回のセットでは、定番の味と、赤い果実を使った「シュトーレンフリュイルージュ」、チョコレート入りの「シュトーレンショコラアグリューム」の3つの味が楽しめるようになっているので、みんなで食べ比べをしてみるのもいいかもしれません。日持ちするため、クリスマスの手土産としてはもちろん、年末の挨拶回りの手土産としても使えそうですね。クリスマスシーズンが近づくと売り切れてしまうこともあるので、早めの購入が得策です。
ケーキとパンのお店ソレイユ
「シュトーレン・オ・シンフォニー」トリプルアソートセット
文 水浦裕美
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