リッチなオジサンの合言葉は
“一日一贅”

CAR

リッチなオジサンを納得させるJ PRIME的THE BEST OF BEST5〜クルマ〜

妥協案ではなく所有欲を満たす車両重量2.5トン以下の【ラグジュアリーSUV】

2023.09.02

Facebook
Instagram
妥協案ではなく所有欲を満たす車両重量2.5トン以下の【ラグジュアリーSUV】

J PRIMEが“今”リッチなオジサンに選んでもらいたいモノ・コトを提案していく、フルリニューアル1周年記念企画。今回は都心住まいを悩ませる、立体駐車場事情をクリアにするラグジュアリーSUVをご提案していきます。

ライフスタイルにおける選びの幅が如実に出るSUV選び

都心のマンションにお住いの、リッチなオジサン共通の悩みと言えば、まずは立体駐車場の許容重量が挙げられるでしょう。実際問題として、現状の立体駐車場の許容重量は、大体が2.5トン以内。この制限があると、ラグジュアリーSUVと呼ばれる類のものを選ぶとなれば、かなり車種が限定されてしまうのが本当のところ。しかしこの状況は、楽しんじゃうのが正解です。

まずは、自分の駐車場に入るサイズを調べ、どんな車種が該当するのかを徹底的に調べあげる。そして自分にとってのSUVは、果たしてファーストカーになりうるのか? セカンドカーという位置づけなのか? さらにちょっと気になる12気筒フェラーリSUVの車重は何㎏なのか? うちの立体駐車場に入るのか? などなど気になるポイントが目白押しになることは間違いありません。

自分のライフスタイルに合った1台を見つけた時には、膨大な知識が身についているでしょう。その知識の幅こそが、大人の余裕に繋がっているのです。

元祖“バカっ速”SUVも、次世代は完全EV化?

SUVでありながら,マカンGTSに搭載される2.9リットルV6ターボのエンジンは、最高出力440PS、最高速度272km/h、0-100km/h加速4.3秒という数値を叩き出します。スポーツカーと比べてもそん色のない、極めて俊敏、強烈な走りを楽しる“バカっ速”SUVのひとつとして知られていますが、次世代モデルはEV化が予定されているので、ガソリンエンジンの走りを楽しめる最後のマカンになる可能性も噂されます。

「ポルシェのエントリーSUVではあるものの、走りには、ポルシェのDNAを感じることができるのがマカンGTSです。アクセルを踏み込むにつれ、エキゾーストノートが徐々にレーシーな乾いた音に変わっていく瞬間を楽しむ贅沢。そんなスポーツカーの走りを持ちながら、SUVならではのラゲッジスペースをも併せ持つ二面性こそがマカン最大の特徴。EV化の前に購入するのが正解!?」(戸賀編集長)

ポルシェ・マカンGTS
全長×全幅×全高:4726mm×1927mm×1596mm
ホイールベース:2807mm
車両重量:2035kg
エンジン:2.9L V6ツインターボ
駆動方式:4WD
トランスミッション:7速DCT
価格:¥12,950,000(税込)

レンジではなく、ディフェンダーを選ぶ余裕

ランドローバーが70年に渡って培ってきた抜群の走破性を具現化し、今、この時間も世界中のオフロードを走り抜けているディフェンダー。それでありながら、モダンなボクシースタイルは都心の街並みにも映え、その人気の高さは、街中で良く目にすることからも伺えます。もちろん、アウトドアシ-ンでもその存在感、そして肝心の使い勝手は抜群。それなのに、華奢な女性にも似合ってしまうのがディフェンダーの不思議な魅力です。

「あえてトップグレードを選ばず、肩の力を抜いたセカンドカーというスタイルで、スマートに乗りこなすのがおすすめです。平日はちょっとした日常の買い物に、休日にはオフロードで乗り倒す。ランドローバーが、70年の時をかけて育て上げた走破性を体感するなら、ディフェンダーは最良の選択肢といって問題はありません」(編集部)

ランドローバー ディフェンダー110S
全長×全幅×全高:4945mm×1995mm×1970mm
ホイールベース:3020mm
車両重量:2200kg
エンジン:2L直4 DOHCターボ
駆動方式:4WD
トランスミッション:7速DCT
価格:¥7,580,000(税込)

イタリアのモダン&ラグジュアリーを具現化した1台

ポルシェ・マカンGTSと並ぶ、“バカっ速”SUVとして知られるのが、マセラティ グレカーレです。ボンネットの下に搭載されているのは、最高出力530PSを誇る3リットルV6ガソリン・ツインターボ。立体駐車場に余裕で入れることができる2027㎏というボディを、このパワーで動かすのだから、0-100㎞/h3.8秒、最高速度285km/hも納得です。マセラティならではの、流麗でありながら色気を兼ね備えるエクステリアデザイン。一度は所有すべき1台です。

「グレカーレ トロフェオに搭載されるエンジンは、マセラティの次世代スーパースポーツMC20にも積まれる3リットルV6ツインターボエンジン。このエンジンを、敢えてSUVで愉しむ心の余裕こそが、リッチなオジサンのクルマ選びの真骨頂です。MC20との2台持ちも遊び心としてはあり?」(編集部)

マセラティ グレカーレ トロフェオ
全長×全幅×全高:4859mm×1979mm×1659mm
ホイールベース:2900mm
車両重量:2027kg
エンジン:3L DOHC V6ツインターボ
駆動方式:4WD
トランスミッション:8速AT
価格:¥15,200,000

アストンマーティンが送り出す、世界で最もパワフルなラグジュアリーSUV

スタイリングは、まさにアストンマーティンのそれ。DBX707は、世界で最もパワフルでラグジュアリーなSUVとして誕生しました。今シーズンのF1では、公式メディカルカーとして採用されたことからも、その圧倒的な走行性能を想像することは難しくないはずです。 ちなみに車名にある707という数値は、このモデルの最高出力707PSを表したもの。そのパワーは、0-100km/h加速3.3秒、最高速は310km/hを実現します。

「SUVでありながらその動力性能は、軟弱なスポーツカーをまったく寄せ付けない、スーパースポーツ以外の何物でもありません。その性能はポルシェ911 カレラ4Sを、0-100 km/hでも最高速でも上回る韋駄天ぶり。驚くことなかれ、その最強SUVを、あなたの立体駐車場で所有することが可能なのです」(編集部)

アストンマーティン DBX707
全長×全幅×全高:5039mm×1998mm×1680mm
ホイールベース:3060mm
車両重量:2245kg
エンジン:4L V8ツインターボ
駆動方式:4WD
トランスミッション:9速AT
価格:¥32,900,000(税込)

フェラーリ初の4ドア4シーターSUV

プロサングエは、フェラーリ史上初の4ドア4シーターのSUVとして開発されました。SUVとしては珍しく、ミッドフロントにエンジン、リアにギアボックスを搭載するトランスアスクル・レイアウトを採用し、前後重量配分は49:51を実現。これはフェラーリの理想とする数値だと言います。気になるエンジンは、6.5リッターV型12気筒ガソリンエンジンで、最大トルクは716Nm、最高出力725ps。最高速度は310km/h、0〜100km/hの加速タイムは3.3秒を記録。まさにスーパースポーツと同等の性能を有するスーパーSUVです。

「フェラーリが初めて造った4ドア4シーターのSUV。それだけで購入する意味がありますが、さらに自然吸気の6.5リッターV型12気筒ガソリンエンジンが搭載されると聞いたら、クルマ大好きオジサンの琴線に触れない訳がありません。フェラーリの12気筒自然吸気エンジン、手に入れるチャンスがあるか!?」(編集部)

フェラーリ プロサングエ
全長×全幅×全高:4973mm×2028mm×1589mm
ホイールベース:3018mm
車両重量:2033kg
エンジン:6.5L V12 自然吸気
駆動方式:4WD
トランスミッション:8速AT
価格:¥47,600,000(税込)

文 菅原 晃

Facebook
Instagram
TOPTOP