リッチなオジサンの合言葉は
“一日一贅”

FASHION

シーン別に服&ポイントをご紹介!

戸賀編集長の実例! 無理せずリッチを演出する夏の着こなし

2023.07.12

Facebook
Instagram
戸賀編集長の実例! 無理せずリッチを演出する夏の着こなし

夏のオシャレって、結構悩みません? シンプルになるだけに、なんだかキマりにくいというか、物足りないというか…。とはいえ、手数が多過ぎるのもなんだか面倒。結局のところ「コレ着ておきゃいいのよ」的なコーデがあると便利なんですよね。今回は、そこんところを戸賀編集長に聞いちゃいました! 無理することなく、自然でカッコよくリッチに見えるコーデを、シーン別に教えてもらおうってわけです。で、今回はすべて私服持参で披露してもらいました!

全体のポイントとしては、肩の力を抜きつつもクリーンで上品に見せること。リラックス感と品格のバランスってことです。コレを冬コーデでやると重ね着とか色々とテクニック数が増すのですが、アイテム数が少ない夏コーデなら意外と簡単。この夏は、戸賀流シンプルリッチコーデで乗り切りましょう!

Scene01 休日カジュアル
ラフになり過ぎず装いの美意識を死守

「休日だからといって、気を抜き過ぎるのはご法度。休日らしく肩の力を抜きつつも、やっぱり美意識は持ち合わせていたいところです。ニットジャケットは、まさに使いどころではないでしょうか。ニットTシャツとショーツというラフなコーデも、ニットジャケットを合わせるだけでキチンとして見えますからね。このまま街に出ても違和感ないでしょ? で、こんな時こそ重要なのが腕時計とジュエリー。高級ブランドなら、例えニットジャケットを脱いでもそれなりに見えます。別にブランド自慢しようって意味じゃなく、高級ブランドを身につけることにはちゃんと意味があるってことです」

Scene02 カフェ打ち合わせ
相手へのリスペクトと自分らしさの両立

「僕の仕事は服装のプロトコルはないのですが、打ち合わせの相手次第ではジャケットを着る必要もあります。スーツをタイドアップしてカチッと着ることももちろんあるのですが、気心がしれた相手とのカジュアルな打ち合わせに重宝しているのがアウールのセットアップです。軽くてストレッチ性もあるから堅苦しくなく、ベルルッティのロゴドンTシャツにスリッポンとで程よく肩の力が抜けたコーデに。パンツが細身なので、ラフになり過ぎないのもポイント。この辺りのバランスが、イマドキなビジネスカジュアルにおいても大事になってくると思います」

Scene03 ショートトリップ
リラックスに終始しない洗練ポイントを

「リラックスムードが求められる昨今。ショートトリップなら、なおさらです。とはいえ、あまりにゆったりしたシルエットは苦手。どうしてもチープに見えがちだから。でもこのTシャツは、ニットだからドレープがとてもエレガントに見せてくれます。パンツもヒップや太もも周りはゆったりだけど、裾に向かってテーパードしていてスッキリと。休日だと楽を求めてついルーズなシルエットに終始しがちだけど、やっぱりそれなりに年齢を重ねたオジサンは、リラックスした中にも洗練さをにじませないとダメだと思いますね。あと、腕時計による威光も」

Scene04 会食
キチンとした中にも抜け感と色気を漂わせて

「最近はブラウンのスーツに黒のシューズを合わせることが多いのですが、どんな人からも好印象を持たれるのはやはりグレー。クラシックなグレンチェック柄となれば、なおのこと。でも、シーンはあくまで会食。オフィスの延長になると、やっぱり味気ない。いかにもビジネス顔じゃない一手が必要になります。シャツも一見白無地に見えて、ほんのり色が乗っているんですよね。夏ということを鑑みれば、ノータイもOK。ソックスも履かずにスリッポンにすると、夜の色気が出てきます。リッチなオジサンを気取るなら、その辺りの匂わせも大事かと(笑)」

Scene05 デート
やりすぎに見えないオール白コーデが使える!

「夏のデートファッションにおいて大切なのは、まず肌。やっぱり焼けた肌の方が、セクシーに見えるので。となれば、その焼けた肌を引き立てる白を合わせたくなります。全身白はストイックな印象になりがちですが、ニットジャケットとショーツなら適度にユルさがあって良いかと。となると、インナーは絶対にニットTがオススメ。シャツだとキメ過ぎになるので。それから意外に効くのがブレザーの金ボタン。白と金の組み合わせは、言うまでもなくリッチですからね。キメキメじゃなく、クリーンでリラックスなのがポイントかな」

夏はちょいキザくらいがちょうどよく上品!

いかがでした? リッチなオジサンの日常は、この5パターンを網羅しておけばおおよそイケちゃうと思います! いざ実例を見ると、そんなに難しいコーディネートってないですよね。キーワードは、リラックス、上品、色気の3つ。コレらを念頭に、この夏をリッチでオシャレなオジサンとして楽しんじゃいましょう!

撮影 杉田裕一
文 安岡将文
編集 藤倉大輔

Facebook
Instagram
TOPTOP