INTERIOR
トガルーム 第13弾 ヘリテージ×コンテンポラリー
リッチなオジサンにはミクスチャー・インテリアで遊べる知見がある
![リッチなオジサンにはミクスチャー・インテリアで遊べる知見がある](/wp-content/uploads/2023/03/togaroom_0401_2023_00.jpg)
ファッションだと年齢を選ぶなど難しい印象がありますが、インテリアならセンスをアピールできる“ミクスチャー”な空間。ともするとチグハグな印象になってしまうアイテムを、程よいさじ加減で取り入れられるのは、さまざまなインテリア・ヒストリーを持つリッチなオジサンならでは、です。ビギナーには真似できない、大人の空間づくりに、いざトライ!
ヘリテージ・ソファに50周年記念限定ファブリックが登場
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リビングの主役と言えばソファです。戸賀編集長が主役として抜擢したのは、フランスを代表するライフスタイルブランド、リーンロゼのロングセラー、ロゼトーゴ。ミッシェル・デュカロワのデザインによって1973年に誕生以来、全世界で累計150万台以上を売り上げた、ブランドのアイコンでもあります。
「ロゼトーゴの特徴のひとつは、ハチの腹がモチーフというソファ全体にほどこされたシワ。発表時にも大きな話題を呼んだようですが、現代でもそのユニークさは際立っていると思います。美しいカーブを描くフォルムと、柔らかく、包み込まれるような快適な座り心地、そして、シートカバーのバリエーションの豊富さと、ソファに求めるすべてが詰まった、まさに名作。今年は発売50周年ということで、リミテッド・エディション・ファブリックが展開されるので、それを狙いたいですね」(戸賀編集長)
2人掛けや3人掛けのほか、1人掛け、コーナー、キッズサイズのミニなど、多彩に展開。フレームはどれもウレタンで軽いので、レイアウト変更が容易なのも魅力です。
センターテーブルは、ソファのインパクトに負けないロゼアシェラをセレクト。天然無垢材と強化ガラスという異素材の組み合わせ、現代的でシャープなデザインは、空間をほどよく引き締めてくれるはず!
コンテンポラリーアイテムと相性のいい復刻版に注目!
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※ロゼロールはフランス輸入モデルのため、納期目安が約4ヶ月~約5ヶ月になります。離島など一部エリアは配送を承ることができかねます
リビングの一角に設けたワーキングスペースも、ヘリテージとコンテンポラリーの融合を。
板をぐるりと曲げたようなライティングチェア、ロゼロールは、360度どこから見ても隙がないパーフェクトなデザイン。じゅうぶんなワークスペースを確保しながらも、天板に丸みを持たせることでコンパクトさを演出し、圧迫感を軽減。天板奥には配線穴を設け、パソコンのコードもすっきりと収納できます。
このデスクと相性がいいのが、1953年の発売から65年の時を経て、2018年に復刻されたロゼシーエム131。ビーチ材の積層合板でつくられた背と座の型は、1953年当時の製造機器を使ってつくられているのも、ロマンを掻き立てられます。
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ダイニングテーブルは、セリーヌをはじめラグジュアリーブランドのショップにLVHグループ本社などのデザインも手掛ける巨匠、ディジェ・ゴメズによるロゼデディカートなんていかがでしょう。無駄をそぎ落としたミニマルなフォルムながら、4本の脚は向きを変更できるなど遊び心もちらり。天板の木目にこだわるなど、上質感もたっぷりです。
チェアは、1950-60年代のミッドセンチュリーデザインを再解釈した、ロゼタダオチェアが好相性。ゆるやかなカーブが特徴的な本体と、細く長く伸びたマットブラック仕上げのスチール脚が美しく融合し、存在感のあるテーブルに軽やかさを添えてくれます。チェア座面の奥側はフレームとジョイントされず軽快に感じられるデザインですが、その構造によって背にもたれかかった時のクッション性は高く快適な座り心地を演出してくれるのが、おすすめの理由です。
「復刻版の最大の魅力は、デザインは伝統を踏襲しつつ、機能面では現代的な要素を取り入れているところ。ヘリテージとコンテンポラリーの融合を体現したアイテムとも言えますね」(戸賀編集長)
ミクスチャーの魅力を体感しに「トガルーム」へ!
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ロゼトーゴ50周年限定版をメインに、コンテンポラリー・ファニチャーと魅力満載の復刻アイテムをバランスよく取り入れた「トガルーム」。インテリアの新たな可能性を知る絶好の機会になるかも!?
大丸インテリア館 ミュゼ エール
住所:神戸市東灘区向洋町中6-9 神戸ファッションマート2F
問い合わせ先:078-846-5017
平日/午前10:00〜18:00 水曜日定休(祝日の場合は営業)
撮影 杉田裕一
文 村上早苗
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