リッチなオジサンの合言葉は
“一日一贅”

ポルシェ911でも展開されたBerluti（ベルルッティ）のカスタム。第二弾はヴィンテージ・ランドローバー。ベルルッティのエッセンスが加わったタフネス＆ヘビーデューティなSUV、惹かれない理由がありませんね！

リッチなオジサンのグランピングにぴったりのクルマ！？

衰えを知らぬアウトドアブーム。ソロキャン、ゆるキャンを楽しむ老若男女たちで、キャンプ場は大混雑だとか！？ 本格的なBBQにハマってしまったというリッチなオジサンも多いことでしょう。となると目指す？憧れる？のは、1986年にロードショーされた映画『愛と哀しみの果て』の世界観でしょうか！ ロバート・レッドフォードとメリル・ストリーブがアフリカの大地でキャンプをするのですが、まさにラグジュアリーのひと言！　映画の中では、ロバート・レッドフォードがテントサイトでメリル・ストリーブの髪の毛を洗ってあげるシーンがありますが、若かりし頃、こんなシーンを夢に見た方もいらっしゃるのではないでしょうか？

『愛と哀しみの果て』のような正真正銘のグランピングに出かけるのに、ぴったりのクルマが登場しました。それがベルルッティの特別プロジェクト…ライフスタイル・オブジェを手がけてきたメゾンの特別なサヴォアフェールが息づくヴィンテージ・ランドローバーです。

２人用のハンモックはキャンバスとレザーが用いられ、両端を木に吊るすのはもちろん、片方は車体に備え付けられた特別な金具に引っ掛けることができます。

リッチなオジサンなら既にご存知かと思いますが…ベルルッティは1895年にパリで創業された、４世代続く老舗の靴メーカー。2005年に上質なレザーグッズを発売し、さらに2011年にはレディ トゥ ウェアのコレクションも発表。現在ではパリのマルブフ通りとセーヴル通りにあるアトリエにて、全身フルオーダーメイドで設えることができる、世界で唯一のメゾンとなっています。では、そんなリッチなオジサン御用達のブランドがカスタムメイドしたランドローバーのディテールをご紹介しましょう。

ベルルッティはアイコニックな1963年モデルのランドローバーに、同ブランドのエッセンスをプラス！　折り畳み式の幌にはスクリットのモチーフが大きく描かれ、ヴェネチアレザーが用いられた７つのシートはタイムレスな魅力を放つカカオ・インテンソにパティーヌされています。さらに、ベルルッティを代表するバッグからのインスピレーションで、荷台部分には新たなコンパートメントと隠しポケットが備えられました。

荷台には新たなコンパートメントと隠しポケットを装備。シートはベルルッティならではの技術・製法が生かされたレザーを採用。美しく艶のあるレザーは使うほどに風合いが増します。

アナログ計器類はクローム仕上げになっています。キーリングにはベルルッティの上質なレザーが付いています。

また、この特別なランドローバーには、魅力的なアクセサリーが装備されています。トラベル用ブランケット、「ニノ」スモールポーチ、キーリング、旅先でのハイキングを想定したバックパック、２人用のハンモックがグランピングを盛り上げます。

出掛けた先でちょっとしたハイキングが出来るように、バックパックを装備しています。

そのうえこのランドローバーが凄いのは、クルマそのものもきちんとアップデートされていること。オリジナルモデルのシンプルな機構をキープしつつ、パワステやディスクブレーキといった機能＆装備を搭載しているのです。超軽量のアルミボディと2.3リットル４気筒エンジンのタイムレスな魅力はそのままに、都会からフィールドまで快適かつ安全にドライブすることができます。

このスパシャル・ランドローバーでグランピングに出かける際は、ベルルッティの2022年ウィンターコレクションがお似合いです。ヴェネチアレザーのダウンジャケットやトレッキングブーツ「アスペン」、シューズ「ウルティマ」など、ワークウェアにインスパイアされたアイテムが、良きドライブの伴侶となるでしょう。

Berluti（ベルルッティ）
http://www.berluti.com
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文 高 成浩（POW-DER）

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