リッチなオジサンの合言葉は
“一日一贅”

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ベントレー ベンテイガ&フライングスパーの試乗

「真のラグジュアリーとは何か?」を再認識! ベントレーで行く片道200kmのエクストラ・オーディナリー・ジャーニー

2022.10.16

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「真のラグジュアリーとは何か?」を再認識! ベントレーで行く片道200kmのエクストラ・オーディナリー・ジャーニー

日本列島が秋の到来を予感される9月末、ベントレーの試乗会が開催されました。一行はベントレーモーターズジャパンがある品川区・御殿山を出発し、首都高〜中央道〜国道を経て、目指すは蓼科高原のリゾートホテル。用意されたのはベンテイガの最新のハイブリッドモデルと、W12気筒を積んだフラッグシップモデル フライングスパーです。

ラグジュアリーSUVとプレミアムサルーンで高級リゾート&ドライブを満喫!

今回は雑誌やWebマガジンなどの編集者を招待しましたが、ベントレーは同ブランドが掲げるライフスタイルを体験するドライブ企画を定期的に実施しています。例えば音楽&アート、不動産、ウェルビーイングといったニューリッチ層が興味のあるテーマを掲げたドライブ企画です。
先日も、女性メディアを招いて箱根までドライブしラグジュアリーなホテルのスパで心身をリフレッシュしてもらったり、あるいは男性メディアに金沢までドライブしていただき先進の人間ドックを体験してもらったり…。
それをベントレーは「エクストラ・オーディナリー・ジャーニー」…“類まれな旅”と謳っています。

大型のマトリックスグリルとその両側の「クリスタルカット」デザインを採用したLEDマトリックスヘッドランプが特徴的! また、リアのシャープなテールライトも、ベンテイガを印象付けるディテールだ。

「リッチなオジサン(奥様も含む)はともすると、オフタイムはゴルフばっかりになりがち(笑)。そんなリッチ層に、普段なら絶対経験しようにないアクティビティを体験してもらうのは、とても良いアイデアだと思います。ベントレーのクルマの魅力を、いつもと違う角度から知ることができるからです」と、ベントレーが提案するドライブの狙いを推察する戸賀編集長。つい最近までベンテイガに乗っていただけに、リアリティがあるコメントです。
さて、その類まれな旅の行きの200kmは、同じベンテイガでも戸賀編集長がまだ乗ったことのないハイブリッドモデルです。シングルターボ付きのV6 3.0リッターエンジン電動モーターを組み合わせたパワートレーンを搭載。システム最高出力は449PS、システム最大トルクは770Nmを発揮します。
「刹那的な加速やダイナミックな走りは550PSのV8モデルや、他ブランドのバカっ速SUVに任せておきましょう。このPHEVベンテイガの魅力はそれに近いダイナミックな走りを、ハイブリッドモードならほぼ無音で味わえること! 全長5mを超え、全幅は2mに迫ろうという巨体が、音もなくスルスルとストレスフリーで加速することこそ、類まれな旅の醍醐味と言えるでしょう」と、ベンテイガ ハイブリッドの走りを絶賛する戸賀編集長。

ただでさえラグジュアリーなベンテイガのインテリアですが、天然ウッドやテクニカルフィニッシュのパネルを選択したり、またレザーはステッチやバイピングまでもチョイスしたりして、自分好みでカスタマイズできます。

かくして一行は蓼科高原の会員制リゾートホテル、「蓼科 東急ホテル」に到着。夕食は広いウッドデッキ・テラスに集合し、ベントレーの歴史やボランドの話を聞きつつ地元産の肉や野菜、魚を生かしたBBQを堪能したのでした。おっと、左右で羽の枚数が違うという、ベントレーのロゴマークに秘められた(?)蘊蓄には、一同が感嘆したということを付け加えておかなくては!

カットクリスタルからインスピレーションを得てデザインされた、宝石を散りばめたようなヘッドランプから、ポリッシュ仕上げが施されたクロームのクアッドオーバルテールパイプフィニッシャーまで、こんなに美しい仕上げはすべてハンドメイドだからこそ!

帰りはW12気筒を積んだフライングスパーに乗り換え! 635PS/900Nを発揮する6.0リットルW12ツインターボエンジンを搭載したプレミアムサルーンは、踏めば怒涛の加速を見せますが、昨日から“ラグジュアリーの本質”を垣間見た一行は、上質なレザーとウッドをふんだんに使ったラグジュアリーなインテリアを堪能しつつ、静々と走って都会を目指したのでした。

「ベントレー史上最も凝ったインテリア」を謳う、フライングスパーのハンドメイドの内装。質感が高く、ホールド性にも優れたシートは、合計12時間もかけて手製で仕立てられるとか。

「ベントレーはボディサイズの大きさ&重量を指摘されがちですが、僕はず〜っとベンテイガに乗ってきてサイズを持て余したことはありません。都会でも意外と取り回し楽なんですよ。また、重量=悪でもないと思います。まるで魔法の絨毯に乗っているような重厚な乗り心地は、官能的ですらあります。アクセルを踏めばキャラが変わったようにとんでもない加速を見せますが、そんなイケイケな走りよりも静粛性の高さや、手に触れる部分の質感の高さを味わった方が良いと思います。そんな控えめてスタンスこそ、本当の贅沢=ラグジュアリーなんじゃないでしょうか」という戸賀編集長の言葉が印象的です。

BENTLEY BENTAYGE
●エンジン:Eモーター+3.0リットルV6ツインターボ
●システム最高出力:449PS(330kW)
●最大トルク:700Nm
●全長×全幅×全高:5125×1995×1740mm
●車両重量:2690kg
●価格;¥25,400,000(税込)〜

BENTLEY FLING SPUR SPEED
●エンジン:6.0リットルW12ツインターボ
●最高出力:635PS(467kW)/6000rpm
●最大トルク:900Nm/1500〜5000rpm
●全長×全幅×全高:5316×0000×1438mm
●車両重量:2457kg
●価格;¥29,870,000(税込)〜

ベントレーモーターズジャパン
https://www.bentleymotors.com/
※外部サイトに移動します

撮影 茂呂幸正
文 高 成浩(POW-DER)

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