ART
至高のアート×極上の日本酒が奏でるスペシャルな時間
人気画家 瀧下和之の「鬼に金棒。」と50年モノの熟成酒。オヤジに高級酒もまた強力です!
観る者の心を震わせる至高のアートと、入手困難にして極上の味わいを約束する日本酒。本物志向の違いがわかる大人に向けたコラボレーションの第二弾が届きました! 今回タッグを組むのは、「桃太郎図」を描き続けて20年になる瀧下和之。作品が発売されるや否や即完売の人気画家と福光屋の長期熟成酒「百々登勢1970」の最強コラボ、「百々登勢1970×鬼に金棒。」。世界にひとつだけのユニークな作品に込めた、瀧下氏の想いとは!?
鬼が手にする金棒と日本酒の瓶、なんだか似ている…
瀧下氏がライフワークにしているのが、「桃太郎」に登場する鬼の日常生活を描いたシリーズ。桃太郎の敵役ながら、どこかユーモラスでおちゃめな愛すべきキャラとして描き続け、「瀧下作品ならコレ!」と推す人も多数。
「僕が生まれた頃には、販売専門になっていましたが、実家は祖父の代まで造り酒屋をしていたんです。なので、このお話をいただいた時、不思議なご縁を感じました。僕自身は飲めないのですが、お酒は楽しい時に飲むものというイメージを持っていまして。なので、桃太郎図シリーズを描こうと、即決しました」
日本酒のラベルに似合うのはどんな鬼だろうと考えているうちに思いついたのが、「鬼に金棒。」。「花見の酒宴というのも考えたのですが、ラベルにすると、ちょっとうるさくなってしまう。それなら、鬼に金棒はどうだろうと。以前から描いているテーマですが、『鬼に金棒』という言葉も好きなんです。それに……、これは描いているうちに気づいたのですが、鬼が持っている金棒って日本酒のびんに似ていませんか?」 おおっ、確かに! 金棒と日本酒をひっかけるあたり、やっぱりくすりと笑わせられます。
日本酒ラベルの作画は、絵を描くより頭を使う!?
桃太郎図で描く鬼は、利き手とは違う左手で描いているのは、瀧下ファンなら周知の事実。
「風神雷神や龍といった別の作品は、右手でしっかり描きますし、線がちょっとでもゆがんだり、乱れたりしたら、すぐに描き直します。だけど、鬼だけは別。もともと左手で遊びながら描いた時に生まれたキャラクターなので、線の歪みなども含め、そのままの勢いで描き切っています。今では、左腕も絵筆のように使っている感覚ですね。 ただ、ラベルを描くのは、頭をフル回転させました。絵とラベルは、大きさがまるで違いますし、日本酒の瓶の中の一部という前提があります。だから、絵をそのまま縮小するのではなく、ラベルとして再考しないといけない。赤の分量をどれくらいに抑えるか、余白をどれくらいとるかなど、いつもより考えることが多かったですね。(ラベルの)紙に色が吸われてしまうので、気持ち明るめにしたり……。ちょっと疲れました(笑)」
絵以外のチャレンジは、進化を続けるためのエネルギー
これまでも、フィギュアやキャンドルなど、絵画という枠に囚われず、ユニークな取り組みを続けてきた瀧下氏。
「今回の日本酒のラベルをはじめ、オファーをいただけるのはとても嬉しいこと。自分では考えもしないような新たなチャレンジの機会にもなりますから」
キャリアが長くなればなるほど、“最盛期の余韻”で仕事をしてしまうリスクも高まっていくのも事実。「そうはなりたくない」と言う瀧下氏にとって、異業種からのオファーは、進化し続けるためのエネルギー源にもなるようだ。
「もっとも、『ムリだ、できない!』と思ったら、即お断りしますけど(笑)」
そう、肩に力が入り過ぎてはいけません。人間も鬼も、ゆるゆると、自然体で過ごすのが一番!「百々登勢1970」も、長期熟成酒だからといってかしこまらずに、気心知れた仲間を集めてワイワイと、楽しく酌み交わしてはいかがでしょう?
「鬼に金棒。」は、そんなシーンをきっと盛り上げてくれるはず!
超人気画家、瀧下和之氏の「桃太郎図」と入手困難な鬼のフィギュア、そこに福光屋の伝統の技と想いが凝縮した長期熟成酒、「百々登勢1970」という贅沢かつ特別感あふれるセット。世界で1組だけの購入が許されたスペシャルなコラボレーションで、笑顔に満ちたひと時を!
*売約済み
瀧下和之
1975年
熊本県中央町に生まれる(現:美里町)
2001年
東京藝術大学大学院(描画装飾デザイン専攻、中島千波研究室)修了
2003年
瀧下和之「桃太郎図」展 / 熊本市現代美術館
2004年
地元の中央町が隣接する砥用町と合併し「美里町」となる。自身のデザインした町章が採用される。
2006年
「作家の卵」展 / おぶせミュージアム・中島千波館
2007年
NHK BSハイビジョン『俵屋宗達-永遠の風神雷神図-』に出演。個展 / 東美アートフェア(2009、2012、2015、2018)。「ShinPA!」/ おぶせミュージーアム・中島千波館。 TCAF2007 / 東京美術倶楽部(2009)。Scope Miami 2007 / MIAMI
2008年
「ShinPA!!」 /おぶせミュージアム・中島千波館。 ma:NEW TRADITIONS IN NIHONGA / DILLON GALLERY・NEW YORK。個展「‐快い邂逅-」/ アートフェア東京(2009、2010、2015、2019)。第4回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展 入選。
2009年
画集「瀧下和之作品集 桃太郎図」刊行(求龍堂刊)
2011年
画集「瀧下和之作品集 JAPON:ism」刊行(求龍堂刊)。九州新幹線開業記念「ヒノクニ」 / 東京、熊本
2012年
「桃太郎図いろはカルタ」刊行(求龍堂刊)
2013年
ART TAIPEI 2013 / 台北(2018)。ロイヤルコペンハーゲン美術陶板画の発表開始(12年企画)
2015年
画集「瀧下和之作品集 桃太郎図Ⅱ」刊行(求龍堂刊)。絵本「どんぶらこ。」刊行(求龍堂刊)
2016年
個展「瀧下和之展~躍動する平成の絵師~」/ 箱根芦ノ湖成川美術館
2017年
「誉のくまもと展」/ 熊本市現代美術館
2018年
「なつやすみ所蔵企画展 美術⇄物語 え!からはじまる、ストーリー。」/メナード美術館。画集「瀧下和之作品集 JAPON:ism 2」刊行(求龍堂刊)
2021年
画集「瀧下和之作品集 桃太郎図Ⅲ」刊行(求龍堂刊)
撮影 小澤達也
文 村上早苗
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2024年12月8日(日曜)15時より
J PRIME戸賀編集長によるトーク後におこなわれるショッピングアドバイス(1組15分間 記念写真撮影込み)は
daimarushinsaibashi@panerai.com
に下記の必要事項をお送りください。
*11月15日(金)締め切り
・氏名(漢字・フリガナ)
・同伴者名(お一人でご参加の場合は不要です)
・電話番号
・誕生日
・ご興味のあるコレクション(ラジオミール、ルミノール、サブマーシブル、ルミノール ドゥエの中からお選びください)
パネライ 大丸心斎橋 ブティック
場所:大丸心斎橋店 〒542-8501 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1