リシャールミル

リシャール・ミルは2001年に誕生した比較的若い時計ブランドですが、斬新な素材使いと独自のメカニズム、そして独創的なデザインにより、瞬く間に現代を代表するラグジュアリーブランドに成長。ここ数年、ニューリッチの間では成功者の証として、持て囃されてきました。

このブランドの大きな特徴が、テニスやゴルフといったスポーツ界との関わりが深いこと。なかでもラファエル・ナダル選手が同社の「RM 027」を腕に着け、テニスの国際大会を制したことは今も語り草になっています。

リシャールミル

新作「RM 35-03 オートマティック ラファエル・ナダル」は、ナダル選手がテニスコートで着用する「RM 027」にインスピレーションを得て製作されたモデル。本作の自動巻ムーブメントには、3年の開発期間を経て生まれた「バタフライローター」という特許取得済みの巻き上げシステムが搭載されています。従来のムーブメントでも可変慣性モーメントローターが採用されていましたが、新型ではユーザー自身でローターの慣性を自在に変えることができるため、ライフスタイルや活動内容にあわせてムーブメントの巻き上げをコントロールすることができるのです。

7時位置のプッシュボタンを押すとローターが左右に分かれ、文字盤6時位置のインジケーターにバタフライローターのオン・オフを示します。さらに2時位置のファンクションセレクターを押すと、巻き上げ(W)、ニュートラル(N)、時間設定(H)に切り替えることができます。これは実用的ながらも遊び心ある画期的なシステムといえるでしょう。

また、外装にはクオーツファイバーの並行繊維層で構成される「クオーツTPT®︎」、カーボンファイバーに由来する「カーボンTPT®︎」という2つの独自素材を使用。ホワイトクオーツTPT®︎のミドルケースとブルークオーツTPT®︎のベゼル、カーボンTPT®︎のミドルケースとホワイトクオーツTPT®︎×カーボンTPT®︎のベゼル、2つのバージョンで展開されます。

リシャールミル
リシャールミル

「RM 35-03 オートマティック ラファエル・ナダル」
2750万円(税込予価)

ケースサイズ:43.15×49.95mm。
ケース素材:ホワイトクオーツTPT®︎、カーボンTPT®︎
ストラップ:ラバー
ムーブメント:自動巻き(Cal.RMAL2)
パワーリザーブ:55時間
防水性:50m

Richard Mille(リシャール・ミル)
https://www.richardmille.com/

文_岡崎隆奈


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