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“灯火楽しむ”は「涼しくなった秋の夜は、心安らぐものがある」という意味の秋の季語。そんな秋の夜に、珠玉のエキゾーストノートを楽しめる3台のスーパーオープン。快感で身も心も溶けます。

オープンカーの旬は秋です!

「夏はオープンカーで海へドライブ!」…なんてタイトルで7月頃にオープンカーを紹介…という記事も見かけますが、例えば夏休み、35度を超える猛暑の中、オープンカーで湘南あたりへドライブしてみてください、お昼前の国道134号線は大渋滞! 真上から容赦なく照りつける太陽によって、クルマがオーバーヒートする前に人間が干からびちゃいますね(笑)

実は、オープンカーがいちばん気持ち良いのは「秋」なんです。それも「夜(真夜中)」。秋の夜はグンと気温が下がりますし、そのうえ夜ですから頬を撫でる風なんて心地良いことこのうえありません。人目を気にせず乗れるのもいい。

南の空にペガスス座が上るころ、ガレージを出発するんですが、着の身着のままではいけません。上質なニットにリラックスだけど美脚に見えるパンツ(降りたときもスマート!)、肌寒ければ薄いブルゾンを羽織ってもいいでしょう。人もクルマも疎らな大都会の街並みを小気味良く走ると、夜風が抜群に気持ちがいよい!

エンジン&エキゾースト・サウンドと路面からのショックを感じつつ、そしてフロンドガラス越しに移り変わる都会の景色を眺めるうちに、いつしか身体中の穴が開くように心身がリラックスすることでしょう。

もしも雨が降ってきたら、すぐに屋根を閉じればOK。窓を流れる雨滴が幻想的ですし、仮にキャンバストップならば幌を打つ秋時雨(ちなみにこれも季語。秋のにわか雨のことです)の音が、少し切なくて哀愁を感じちゃいますって。

では、そんなオヤジの琴線を揺らすオススメのオープンカーを紹介します。

秋の夜のアーバンクルージングを格上げしてくれる一台とは!?

イギリスの哲学者 ジェレミ・ベンサムは「幸福とは快楽である」と明言し、「幸福→快楽が増加or苦痛が減少」「不幸→快楽が減少or苦痛が増加」ています。では「制約&自粛=苦痛」を強いられる昨今、快楽を増加させて生きるには何が必要なのでしょうか!?

そのひとつとして、オープンカーに乗ることは入ってくるでしょう。ただでさえドライブというのは、フロントガラス越しに流れゆく風景や路面からの適度な振動によって自然とテンションが上がるのに、オープンカーは “屋根が開く”という“+α”によって、快楽物質が3倍増しで分泌されるからです。

例えばフェラーリF8スパイダーなら、フェラーリ最後のV8エンジンの官能的なサウンドを満喫できますし、同様にマクラーレン570Sスパイダーもマクラーレン最後のV8エンジンをガルウィングのエクステリアとともに楽しむことが可能です。あるいはアウディR8スパイダーを選べば、自然吸気V10エンジンというF1譲りのパワーを味わうことができるのです。

フェラーリ最後のV8エンジンをオープンエアで楽しむ

フェラーリF8スパイダー
(画像=フェラーリF8スパイダー)

100kmまでたった2.9秒で加速させ、最高速度325kmを誇り、ドライバーを快楽の虜にするV8エンジンを搭載したフェラーリF8スパイダー。リトラクタブルハードトップは14秒で開閉し、しかも45km/h以下なら走行中でも可能なところが嬉しい! 価格:3657万円。

フェラーリジャパン
https://www.ferrari.com/

フェラーリF8スパイダー

新デザインのステアリングホイールやスイッチ類を採用したコクピット。新型7インチのパッセンジャータッチスクリーンも、イマドキの装備です。

ガルウィング×オープンは無敵のコンビネーション

マクラーレン570Sスパイダー
(画像=マクラーレン570Sスパイダー)

ガルウィング…マクラーレン側が「ディへドラルドア」と謳っている跳ね上げ式のドアが印象的なマクラーレン570Sスパイダー。遂にマクラーレンもエンジンをダウンサイジングしつつある中、最後のV8エンジンが誇る570馬力をクーペでもオープンでも堪能できます。価格:2952万円。

マクラーレンオートモーティブ
https://cars.mclaren.com/

マクラーレン570Sスパイダー

手作業でステッチが施されたレザー、サテンクローム仕上げのハイライト、フローティングセンターコンソールなど、インテリアでも快感をもたらしてくれます。

レーシングマシンの走りをオープンエアで体感できます!

Audi R8 LM
(画像=アウディ R8 LM)

圧巻のレーシングマシン、アウディ R8 LMと約50%MONOパーツを共有。モータースポーツの最前線で鍛えられたV10エンジンのパフォーマンスを、フルオープンで味わってください。ちなみに、ソフトトップなので、秋時雨が幌を打つロマンチックな調べもぜひご堪能あれ。価格:3117万円。

アウディジャパン
https://www.audi.co.jp/

Audi R8 LM

フォーミュラカーをイメージさせるコクピット。高級レザーを使用したシートや、12.3インチバーチャルコクピットと一体化したMMIナビなどが、ラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。

文_高 成浩