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若きデキるビジネスマンの美意識。岩本龍儒が選ぶラグジュアリーと機能性

2025.01.07

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若きデキるビジネスマンの美意識。岩本龍儒が選ぶラグジュアリーと機能性

若干30歳にしてチームをまとめ上げる若きマネージャー職として働く岩本龍儒さん。顧客に対する多彩なセールスワークのみならず、ヘッドハンティング業務などで実績を築き続けるハイクラスなビジネスパーソンです。そんな人物が日々愛用しているアイテムとは一体どんなモノ? 現代をしなやかに生きるハイ・アチーバーの深いこだわりを伺いました。

シンプルだが差別化まで叶う特別なチョイス

外資系の金融会社にて営業部門を担当する岩本さん。セールスやヘッドハンティング等の業務を日々忙しくこなしつつ、休日は愛車でのドライビングの他、自宅に友人を招きホームパーティを楽しむなど、充実した生活を送っています。なかでも日頃の業務を無駄なくスムーズに行うベースとして、人との繋がりは大事だと考える岩本さん。特に高額なセールスにおいては新規の営業よりも、信頼できる筋からの紹介案件が効率的。ゆえに岩本さんも常日ごろから、人脈形成にはかなり気を払っていると語ります。

岩本龍儒さんのインタビュー

「顧客作りは基本的に紹介から発生します。飛び込みで新規を獲得するという営業は、弊社ではかなりのレアケース。また、資産家や経営者がメインの顧客となる営業活動においては、信頼されることが第一です。家柄の良い資産家の方に対しては、担当するセールスマンにおける所属会社の確たるステータスが前提。そしてセールスマン自身の素性や実績が鍵になります。また個人経営の社長などをターゲットとする場合、それらの要素に加え感性やセンスなどがマッチするかどうかも重要なポイント。スポーツや趣味などにおける会話を積極的に広げることで、関係性が深まる場合も非常に多いのです」

そんな岩本さんの趣味のひとつがクラシックなスーツです。ハイクオリティであり、ファッション性やしっかりクラスを感じさせる“エレガントな普遍性”を持つことを、選びのポイントとしています。

岩本龍儒さんのスーツ姿

「子供の頃から映画『007』が好きでした。ご存知のとおり、主人公は強靱かつクレバーでダンディなスーパーマン。なかでもダニエル・クレイグのスーツ姿は僕の着こなしにおけるアイコンです。ただし、実際に自分が仕立てているのは、トム・フォードではなくゼニアとブリオーニ(笑)。といってラテン系の柄物などはあまり選ばず、極めてシックな英国的といえる無地のネイビースーツが僕のメインです。ビジネスでお会いする我々の顧客は、往々にしてハイソサエティに属する方たち。洗練された人達から信頼を得る意味でもシンプルにして上質であることは、ある意味基本事項です。ただ自身のこだわりとして、他の人と被ってしまわぬように配慮を尽くしています。とは言え“定番的”かつ“差別化できる”といった要素は両立が意外に難しく、ゆえに吟味に時間が掛かってしまうことも多いですね(笑)」

パテック フィリップの腕時計

岩本さんのアイテム選びにおける哲学を知るうえで、愛用時計におけるエピソードは見逃せません。硬軟取り混ぜた絶妙なチョイスとなっています。

「クラシックなスーツスタイルには時計の存在がマストです。ゆえにオンでもオフでもスーツを着込むときは必ず時計を身に着けます。ただし、仕事での着用時は小物であっても注意が必要。代々続く資産家の方や、自分よりも目上の人に合う場合、このグランドセイコーをチョイスしています。シンプルでありながら上質であり、なにより日本製というのがポイント。また、このモデルはGMT機能付きであり、あまり見掛けないモデルです。どうしても欲しかったので、わざわざ博多まで買いに出掛けた思い出深い一本です(笑)。そこまで高額と言える物ではありませんが、時計のことを良く知る人からも大概好印象を得ることができるため、非常に気に入っています。所有時計のもうひとつは、自分が兼ねてから欲しかったパテック フィリップ。このアクアノートは、先ほどのGSに較べてスポーティなモデルです。スーツスタイルを格上げしつつ、快活に見せる小物として非常に理想的。ビジネス時にイエローなど色付きのゴールドアクセサリーは禁物です。しかしホワイトゴールドなら控えめなルックスゆえに目立ちすぎることはありません。また、パテック フィリップは僕の周囲でも人気のブランドであり、同じくスポーツ系モデルとしてノーチラスを選ぶ人が多くいます。しかし、あえてアクアノートというハズしが、自分らしいと思っています(笑)」

この絶妙な時計選びの哲学は、岩本さんにおけるクルマのチョイスにも貫かれています。まさに現代を生きるハイ・アチーバーならではの流儀と言えるでしょう。

「現在は2台のクルマを使い分けています。その一台目となるアストン・マーチン DB11は、25歳の誕生日に購入したもの。アストン・マーチンを選んだ理由は、もちろん『007』の影響が少なくありません。学生時代から待ち受け画像に選ぶほど憧れていましたので(笑)。また、スーツスタイルを引き立てるクルマとして、理想的な乗り物であるのも選んだ理由です。ただしアストン・マーチンは新車で購入しても、売却時にはそれなりの価格になる一台。ゆえに、よほどの覚悟がないとローンを組めないクルマでもあります。つまり、所有している人はかなりのカーマニアに絞られるということ。ある意味コアなクルマであることから、オーナー同士だと判明した場合、会話も盛り上がって自然とリレーションを深められるのです」

岩本さんのスーツはすべてオーダーメイドであり、身体に美しくフィットしたものばかり。確かにアストン・マーチンは英国諜報部員ばりの洒落感を醸しだす一台です。しかし日常の足として使うには、ドライビングはもちろん乗り降りも含めて少々手ごわさを感じさせるもの。着ている服がジャストフィットのスーツであればなおさらです。

「ゆえに28歳の時にベントレー ベンテイガを買い足しました。僕は顧客と一緒にゴルフに出掛けたり旅行を楽しんだりもするので、そんなシーンにはSUVがやっぱり適しています。複数人が乗り降りしやすいだけでなく、運転がイージーであることに加え、段差など走る路面を選ばないところも便利です。もちろん人気のSUVとして、メルセデスのゲレンデやレンジローバーがあることは承知しています。しかし、ベンテイガは機能や居住性に関してトップクラス。またやはりベントレーは、ユーザー層が他と一線を画します。自分がビジネスを展開するステージにマッチしているだけでなく、他人と被りにくいところも特に気に入っているのです」

ベルルッティのビジネスバッグ

洗練された趣味のアイテムでありながら、しっかりビジネスの道具としても考え抜かれた岩本さんの所有物。どれも文句なくラグジュアリーにして派手さはなく、品良く個性を確実にアピールできるものばかり。“定番的で差別化できる”という自ら課した難題を、美しくクリアしたラインナップは流石のものと言えるでしょう。

Profile
外資系金融会社 営業部マネージャー
岩本龍儒

中学から大学までバスケットボール部に所属しキャプテンを務め、国体でもで活躍。大学卒業後には大手ハウスメーカーでキャリアをスタート。その後、外資系金融会社に転職し、25歳で営業所長に就任。現在は16名のチームを率い、組織を牽引している。

撮影(人物) 馬場紹升
文 長谷川 剛

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2024年12月8日(日)パネライ大丸心斎橋ブティックにて戸賀編集長のショッピングアドバイス

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J PRIME戸賀編集長によるトーク後におこなわれるショッピングアドバイス(1組15分間 記念写真撮影込み)は

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