CAR
スーパーカー好きをくすぐるGTの後継モデル
超軽量と最新技術の走りに虜になる!? McLaren GTSが登場
GTの後継モデルとして新たに発表された「GTS」は、マクラーレンのスーパーカーラインアップに新たなる風を吹き込むこととなりそうです。
クルマ好きから熱視線を浴びる新モデルは、GTのエレガントなデザインを引き継ぎながら、より主張の強い表情となっており、特にフロントバンパーのスタイリングが一新され、エアインテークの変更によりエアフローが向上しました。フロントインテークのエアブレードには、光沢仕上げのグロス・ビジュアル・カーボン・ファイバーがオプションで選択可能で、マクラーレンのレーシングDNAをより強調しています。
リアフェンダーも新たなエアスクープを採用し、リデザインされたフロントエンドと合わせて、より効率的な空気取り込みが行われる仕様です。
GTSのリアは、巨大なリアディフューザーとデュアルエグゾーストにより、迫力あるビジュアルとフォルムを構築。スポーツエグゾーストシステムのオプションも用意され、スーパーカーサウンドをより楽しむことができます。
標準仕様では、ミラーキャップやウィンドウサラウンドはグロスブラック仕上げとなり、シックで洗練された外観に。GTSでは、ステルスバッジパックオプションを選択することで、GTSバッジが黒で仕上げられ、より際立ったスタイリングが可能です。ビジュアルカーボンファイバーのオプションには、アンダーボディのカーボンパックも含まれ、軽量かつ高いパフォーマンスを実現してくれます。
また、カーボンファイバー製モノコックシャシーの「モノセル II-T」が採用されており、優れた強度と軽量構造、剛性を叶えています。軽量スーパーカーならではの刺激的なドライビングエクスペリエンスを実現する一方で、乗り心地を損なわず、不要なノイズや振動を排除してくれます。
GTSはクラス最軽量のDIN重量わずか1,520kgを誇り、パワーウェイトレシオはセグメントトップの418PS/t。4.0リッターM840TE型V8ツインターボエンジンの最高出力は、7,500rpmで635PSに引き上げられ、クランクシャフトのトルク増大により、アグレッシブな燃焼と改良された点火タイミングが可能となりました。
GTSはローンチコントロール機能を標準で装備し、0-100km/h(0-62mph)の加速は3.2秒、0-200km/h(0-124mph)では8.9秒を誇り、最高速度は326km/h(203mph)です。
7速SSGトランスミッションが搭載され、コンフォートモードからスポーツとトラックの2つのドライビングモードが選択可能。スポーツモードでは、瞬時のイグニッションカット技術により、アグレッシブな変速が可能で、トラックモードではさらに高いパフォーマンスを発揮。どのモードにおいてもステアリングホイールに装備されたパドルシフトを使用したマニュアルでのギアチェンジを行えます。
GTSは、モノコックシャシーにリアのカーボンファイバー製アッパーストラクチャーを組み込む設計により、広々としたラゲッジスペースを確保。ラゲッジスペースの容量は420リッターで、全面ガラスの電動テールゲートによって利便性もあり。
ノーズには150リッターの追加収納スペースが備えられ、合計570リッターの荷室容量を誇ります。これにより、マクラーレンGTSは現行モデルの中で最も実用的なスーパーカーともいえるのです。
GTSのインテリアは、高いパフォーマンスとラグジュアリーを融合したデザインとなっており、厳選された素材と精緻なディテールが特徴。 標準仕様では、コンフォートシートはナッパレザーで、ステアリングホイールはレザー仕上げ。新しいインテリアスキーム「パフォーマンス」と「テックラックス」は、スポーティな印象とクラシカルなエレガンスをそれぞれ提供します。デジタルインストゥルメントディスプレイや7インチの縦型タッチスクリーン式インフォテインメントシステム、Bowers & Wilkinsの高級オーディオシステムなど、最新のテクノロジーが搭載されていることもポイントです。
新型GTSは、エクステリアのカラーパレットも新しく刷新され、10スポークの軽量鍛造アロイホイールやP ZERO™タイヤなど、オプションも充実。さらに、エレクトロクロミックガラスパネルを搭載したパノラミックガラスルーフが選択可能で、車内に自然光を取り込むこともできます。
新型マクラーレンGTSは、驚異的なパフォーマンスと洗練されたデザインが見事に融合した、スーパーカーラインアップの最新トップモデルとして、走りを楽しみたいリッチなオジサンの心をくすぐってくれそうです。
マクラーレン・オートモーティブ
https://cars.mclaren.com/jp-ja
*外部サイトに移動します
文 J PRIME編集部
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