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新型「メルセデスAMG GT 63 S 4MATIC+」、4.0リッターV8ツインターボ、最高出力639psを搭載した4ドアクーペ

2023.07.02

新型「メルセデスAMG GT 63 S 4MATIC+」、4.0リッターV8ツインターボ、最高出力639psを搭載した4ドアクーペ

メルセデス・ベンツ日本は6月29日、「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」にV型8気筒 4.0リッター直噴ツインターボエンジンを搭載した新型「メルセデスAMG GT 63 S 4MATIC+」を発表し、同日より販売を開始しました。価格は2850万円。

メルセデス「AMG GT 63 S 4MATIC+」は、メルセデス AMG 社が完全自社開発した、新たなスポーツカーとして位置づけられ、メルセデスAMGのアイデンティティである、究極のハイパフォーマンスを持ちながら、官能的なデザインと広い室内空間および4ドアの利便性を兼ね備え、パフォーマンスやデザイン性を求めながらも、日常生活での使い勝手にも妥協をすることができないユーザーの要望に応えるモデルとしてリリースされました。

搭載されるエンジンは、こちらもメルセデス AMG 社が独自開発した、V型8気筒 4.0リッター直噴ツインターボで、最高出力は470kW（639PS）、最大トルクで900Nm/2500〜4500rpmを発生。
さらにAMGスピードシフトMCT9速トランスミッション（MCT：MultiClutch Transmission）、四輪駆動システム「AMG 4MATIC＋」を組み合わせることで、0-100km/h 加速は3.2秒、最高速は315km/hというパフォーマンスを実現します。

改良された AMG RIDE CONTROL+エアサスペンションを採用

そのほかの特徴としては、従来のマルチチャンバーを備えたAMGライドコントロール+エアサスペンションに、新たにダンパーの外側に2つの圧力制御バルブを追加したことが挙げられます。
バルブの1つはホイールのリバウンドで発生するリバウンドダンピングを、もう1つはホイールが収縮する際に発生するコンプレッションダンピングを制御。これにより、最小減衰力と最大減衰力の特性差を広げることが可能となり、マップデザインの柔軟性をさらに高めることに成功。快適性を高める一方で、スポーティなドライビングダイナミクスの両立を現実のものとしました。

MBUX インテリア・アシスタントを標準装備

標準装備のMBUX インテリア・アシスタントでは、手のジェスチャーだけで様々な操作が可能。例えば、Vサインによって、お気に入りの機能のショートカットをメディアディスプレイに表示したり、ルームミラーの下で手を上下させることでリーディングライトを、助手席シート上方に手を伸ばしてサーチライトのオン・オフを可能にするなど、利便性が高められました。
また、ホームスクリーン、メディア、ナビゲーション、シート調節では選択項目をハイライトまたは拡大表示することで、より操作がしやすくなるよう配慮。また、360°カメラシステムの映像を車両の前後左右、俯瞰などを任意に切り替えることができ、駐車時の安全確認のサポートでも万全です。

ボディカラーおよびインテリアカラーに新色を追加

GT 63 S 4MATIC+のボディカラーには、「MANUFAKTUR ルビーライトレッド（メタリック）」「MANUFAKTUR オリーブ（メタリック）」「MANUFAKTUR イエローストーン（ソリッド）」「MANUFAKTUR コートダジュールライトブルー（メタリック）」の新色が追加され、インテリアカラーにも、「MANUFAKTUR シエナブラウン/ブラック」「MANUFAKTUR クラシックレッド/ブラック」「MANUFAKTUR ネバグレー/ブラック」「MANUFAKTUR ディープホワイト/ブラック」の新色が追加されています。