FASHION
トガオシ。Vol.336
新富裕層のための最新ラグスポ 「SEASE」
今秋、日本に本格上陸した「SEASE(シーズ)」をご存知でしょうか?2018年、フランコ・ロロ・ピアーナとジャコモ・ロロ・ピアーナの兄弟が設立したブランドで、お気づきの通り、高級生地&ラグジュアリーメゾンとして知られるロロ・ピアーナの血統を継ぐ話題のブランドです。すでにトガブロ。でもご紹介されていたのでご存じの方も多いと思いますが、B.R.ONLINEでも大注目のこのブランド、ご紹介したいと思います。
カシミアシェルの本格スポーツギア
▲シーズ /アウター ¥649,000(税込)
▲セッテフィーリカシミア / BR別注 コットン&カシミア ニット¥69,300(税込)
▲ピーティートリノデニム / BR別注 ホワイトデニム パンツ(ROCK) ¥42,900(税込)
▲シーキューピー / スウェード スリッポンタイプ スニーカー ¥55,000(税込)
先日のトガブロ。でも告知されていたように、阪急メンズや日本橋髙島屋などで戸賀編集長が来店イベントを開催することが決定しているのが、イタリア発のラグジュアリーブランド「SEASE」。トータルブランドとして様々なコレクションを展開しているのですが、中でもスポーツギアをベースにしたラグジュアリーなコレクションが話題です。何しろ、ダウンジャケットにソラーロやカシミアといった高級素材を贅沢に使っているのですから。
「10年ほど前からLVMH傘下に収まっているロロ・ピアーナの創業一族は、今も経営に携わっていると思うけど、一族の中から立ち上がった新たなブランドがSEASE。イタリアの上流階級のライフスタイルを熟知しているからこそ実現できたコレクションは、世界中のVIP、エグゼクティブから注目されてるよ。ヨーロッパ以外ではドバイにお店があるんだけど、今秋、待望の日本展開が本格的にスタートしたんだ」
貴族階級や経営者、士業といった富裕層に向けたラグジュアリーブランドでありながら、スーツメインのクラシックラインではなく、あくまでカジュアルメインのコレクションです。確かに今の時代、必ずしもスーツで仕事しているとは限らないですからね。
「ドレスコードに厳格なヨーロッパでも、上流の人たちが必ずしもスーツ&ジャケットっていう時代じゃない。カジュアルでスポーティなウェアなんだけど、スポーツブランドじゃなくて、ラグジュアリーブランドを選んでいるっていうのが主流になりつつあるからね。SEASEはそれをしっかり体現しているんだ」
戸賀編集長が着用されているジャケットは、そんなSEASEを代表する人気アウター「BALMA JACKET」。シェルにはピュアカシミアに高性能メンブレンを三層構造にすることで、耐水性・防水性・通気性を確保。スタンドカラーの内側にはアルカンターラが採用されています。しかもフード内には遭難救助システムを搭載していて、本格的なスキーギアとしても着用できるレベル。生地の加工や中綿にペットボトルをリサイクルした「サーモア エコダウン®︎」を採用するなど、地球環境への配慮も含めたサスティナブルな企業姿勢も高く支持されています。
「本気のギアとしても着られるのに、この気軽さとラグスポな佇まい。常々、都会暮らしにダウンジャケットは不要と思っているけど、町着としてのクワイエットラグジュアリーを地でいく薄手のダウンなら大歓迎だし、何よりカシミアとアルカンターラのコンビはラグジュアリーの極み。これは最高にリッチな冬アウターだよね!」
ラグスポセットアップは港区民のユニフォーム
▲シーズ /フルジップ パーカ ¥209,000(税込)
▲シーズ /ドローストリング パンツ¥143,000(税込)
▲セッテフィーリカシミア / BR別注 コットン&カシミア ニット¥69,300(税込)
▲シーキューピー / スウェード スリッポンタイプ スニーカー ¥55,000(税込)
もう一点、ご紹介するのはこちらのパーカー&パンツのセットアップ。セットアップと言ってもテーラード型のジャケット&スラックスではないところがすでに、現代的な感覚を持つSEASEらしさを表しています。
「カジュアルでリッチなセットアップは、もはや港区民の平日服。上質なウールジャージーで着心地、肌あたりとも最高だね。リラックスできるのに、しっかりラグジュアリーな素材使いは言うまでもなくオトナの風格。サイクリングアパレルからインスピレーションを得ているそうだけど、トラックスーツ感覚で機能的なデザインだから、このままゴルフの練習場もジムも行けちゃう」
しっかり伸縮するウールベースのジャージー素材はキックバックも強いので型崩れしにくいのはもちろん、ジャージーのチープな感じは皆無なので、ラウンジウェアとしても上質な印象が漂います。スポーツウェアらしい気軽さもありつつ、しっかり高級素材を使っていることがわかるので、部屋着っぽさも感じさせません。多くを語らずともリュクスが伝わる、富裕層の方々の間で通じ合えるセットアップですね。
「旅とパーティが日常の人たちが、休日にリラックスするときに着たい服が揃っているのがSEASE。世界が変わってきたように、服も変わっていくことを暗示しているブランドと言えそうだね。今までのクラシックなスーツやジャケットがキライになったわけじゃないけど、こういう服を楽しめることが、今の時代の富裕層にとってはスタンダードなことだからね。まだあまり知られていないラグジュアリーメゾンを、いち早く知ることの優越感も含めて着てほしいかな」
▼こちらの記事はB.R.ONLINEでもご覧頂けます。
Producer:大和一彦/Photographer:鈴木泰之/Writer:池田保行 (ゼロヨン)/Designer:中野慎一郎
FASHION
2022.11.17
トレンド×クラシック×ラグジュアリーなリッチなオジサンのための逸品レザーアウター
敏腕スタイリスト櫻井賢之がリコメンドする
FASHION
2022.11.17
CAR
2024.07.16
戸賀編集長が語る愛車ヒストリー 第28弾。戸賀編集長にとって、あくまでセカンドカーという位置付けのSUV。だからこそ選べたのか? またもや究極の1台を購入!
クルマ通“戸賀編集長愛車遍歴
CAR
2024.07.16
FASHION
2024.09.07
色気より品格なカシミアジャケット
トガオシ。Vol.331
FASHION
2024.09.07
INTERIOR
2022.03.12
特別感もあってインテリアも格上げされる! 北欧ヴィンテージを差す
「ロイズ・アンティークス北欧展」が開催
INTERIOR
2022.03.12
FASHION
2024.12.15
機能的な薄・軽ダウンが上品おしゃれで日常使いに最適
寒さをしのぐスタリッシュな着こなし
FASHION
2024.12.15
INTERIOR
2024.11.22
初公開! 戸賀編集長の新居で得た“ヒュッゲ”な時間
トガルーム 特別編
INTERIOR
2024.11.22
CAR
2024.08.15
【2024年度下半期】サイズも重量も余裕で立体駐車場に入る“ミディアムサイズ”のSUV5選
家族で安心して使える取り回しのよさも魅力
CAR
2024.08.15
CAR
2024.06.03
W124を戸賀編集長も購入を決断! 約30年前に人気だったメルセデス・ベンツの一台がネオ・クラシックとして人気が再燃しているその理由とは?
ALL TIME STARSで見つける魅惑の一台!
CAR
2024.06.03
2024年12月8日(日)パネライ大丸心斎橋ブティックにて戸賀編集長のショッピングアドバイス
【オープニングトークショー】
2024年12月8日(日曜)15時より
J PRIME戸賀編集長によるトーク後におこなわれるショッピングアドバイス(1組15分間 記念写真撮影込み)は
daimarushinsaibashi@panerai.com
に下記の必要事項をお送りください。
*11月15日(金)締め切り
・氏名(漢字・フリガナ)
・同伴者名(お一人でご参加の場合は不要です)
・電話番号
・誕生日
・ご興味のあるコレクション(ラジオミール、ルミノール、サブマーシブル、ルミノール ドゥエの中からお選びください)
パネライ 大丸心斎橋 ブティック
場所:大丸心斎橋店 〒542-8501 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1