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雲上時計の最高峰を所有できるチャンスがある!?

パテック フィリップの「いま買えるワールドタイム」が全部見たい

2023.02.02

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パテック フィリップの「いま買えるワールドタイム」が全部見たい

文字盤に24のタイムゾーンを配し、世界中の時刻が一発で読み取れるワールドタイム表示機構搭載の腕時計。そのパイオニアであるパテック フィリップのワールドタイマーは、ブランドの中においても特別な存在であり、パテック フィリップマニアの永遠の憧れとなっています。そんなパテック フィリップのワールドタイム最新現行モデルを一挙公開!!

機能的デザインがマニア心をくすぐるコンプリケーションウォッチの雄

ワールドタイマーが誕生したのは1930年代のこと。ジュネーブの時計師ルイ・コティエによってワールドタイム表示機構は開発されました。自国と第2時間帯の2つの時刻のみを表示するGMTウォッチとは違い、ワールドタイマーは文字盤もしくはベゼルに配した24のタイムゾーンを代表する都市名と24時間表示のインナーリングが連動することで、複数の国の時刻を同時に読み取ることが可能な腕時計でした。これは1930年代当時、欧米を中心に旅客機が普及し、人々が短時間で遠距離へと移動できるようになったことと無関係ではありません。
そして、ルイ・コティエが開発したこの画期的な機構を、いち早く商品化することに成功したのがパテック フィリップだったのです。1937年に世界初のワールドタイム「515HU」を発表。これを皮切りに基本スタイルは不変のまま、機能性や使いやすさを進化させながら、「5230P」や「5231G」といった現行モデルにいたるまで、数々の名作ワールドタイマーを世に送り出してきました。つまりパテック フィリップにとってワールドタイマーとは、歴史的に見ても同社「コンプリケーション・コレクション」における最重要モデルというわけなのです。

ワールドタイマーの魅力は、なんといってもその実用性あふれる機能性。世界中の国々の時刻がひと目でわかる機能を擁したこの時計は、旅行好きな人にはもちろん、グローバルに活躍するビジネスパーソンにもたいへん有用となります。でも、それだけではありません。通常の文字盤の外周に24時間リングと数多くの都市名を並べたデザインは、見た目もゴージャスで華やか。それが世界最高峰ブランドであるパテック フィリップの製品であるならなおさらです。さらりと腕につけておけば、周囲から注目の的となることでしょう。パイオニアブランドだけにメンズ・レディスともバリエーションも豊富に揃うので、あなたにぴったりの1本をぜひ見つけてみてください。リッチなオジサンのための究極のアガリ時計、買って後悔することはまず無いでしょう。

【パテック フィリップ ワールドタイム】の歴史

1937年:世界初のルイ・コティエ式ワールドタイマー「515 HU」
1939年:世界41の都市名を刻んだ手動式の回転ベゼルを装備した「1415 HU」
1953年発表:9時位置に第2リューズを備え、都市名入りのインナーディスクを回転操作することが可能な「2523 HU」

1937年、世界初のルイ・コティエ式ワールドタイマーとして「515 HU」が誕生。これが今に続くワールドタイマーのスタンダードとなりました。1939年に開発した「1415 HU」では世界41の都市名を刻んだ手動式の回転ベゼルを装備。タイムゾーンの変更が容易に。また、1953年発表の「2523 HU」は9時位置に第2リューズを備え、都市名入りのインナーディスクを回転操作することが可能に。1962年発表の「2597 HS」では1時間ごとの調整が可能なプッシュボタンを初搭載しました。さらに2000年には、このプッシュボタンが通常の時針と24時間リング、都市名入りディスクをすべて連動して操作できるタイプへと進化。操作性がシンプルで便利な現在のスタイルを確立しています。

【パテック フィリップ ワールドタイム】3つの魅ドコロ

1.“ワールドタイムの祖”ルイ・コティエにより開発された歴史的傑作のDNAを継承
時計師ルイ・コティエが発明したワールドタイム機構をもとに、1930年代に誕生したパテック フィリップのワールドタイマー。通常の文字盤の外周に24時間で1周するリングを配し、このリングと24タイムゾーン対応の世界主要都市名が連動して時刻を示す機構は“ルイ・コティエ式”と呼ばれ、現在世に出回る多くのワールドタイマーの原型となりました。パテック フィリップのワールドタイマーを手にすることは、いわばその歴史を手にすることになるわけです。

2.1930年代から90年以上にわたって時計好きを魅了し続ける究極のアガリ時計!
1930年代に初登場したパテック フィリップのワールドタイマーですが、その後も基本スタイルをキープしながら、90年以上にわたり機能性や使い心地を進化させて現在にいたります。その間、数多くの名作ワールドタイマーが生み出され、そのどれもが時計マニアにとって垂涎の的となっています。そんな歴史的背景からも、同社コンプリケーション・ラインの最重要モデルとなるワールドタイムを手に入れることは特別なステイタスといえるでしょう。

3.ド定番にもかかわらずしっかりと型破り、正統を知り尽くしながらも遊び心を忘れない
ワールドタイムは時計機能の中でも定番である一方、その遊び心にあふれた個性的デザインもまた魅力に。24時間表示や世界主要都市名などが数多く並ぶダイヤル意匠はともすると煩雑になりがちですが、そこはさすがパイオニアのパテック フィリップだけあって、華やかでありつつも正統派のエレガントに仕上げています。一発でそれとわかるスタイリッシュな文字盤をスーツやジャケットの袖からチラ見せするだけで、注目を集めること間違いナシです。

【現在購入可能なパテック フィリップ ワールドタイムはコチラ!】

手仕上げのブルー・ギョーシェ文字盤が美しいプラチナ仕様の贅沢なワールドタイム

「5230P」

2022年に発表されたプラチナケースにブルーの文字盤とストラップを組み合わせたワールドタイムの新作。文字盤センターに手仕上げによるギョーシェ装飾のサーキュラーパターンを施し、12時位置に表示される現在時刻を南十字星に着想を得たオープンワークの時針と菱形の分針で表します。また、24時間リングはホワイト&ブルーの色分けと太陽・月のシンボルによって昼夜の判別ができ、グラデーション仕様のブルーリングにホワイトで都市名を記すことで高い視認性を発揮します。超薄型の自動巻きキャリバー240 HUは独自開発の機構により、10時位置のボタンを押すだけですべての表示を同時に調整することが可能に。ポリッシュ仕上げのプラチナケースは6時位置にブリリアントカット・ダイヤモンドがセットされています。

【SPEC】
ケース:プラチナ
ケース径:38.5mm
ストラップ:カーフ
ムーブメント:自動巻きCal.240 HU(21,600 振動/時)
パワーリザーブ:最小48時間
防水性:3気圧
¥9,856,000(税込)

オセアニアと東南アジアの地図を描いたクロワゾネ本七宝文字盤のニューバージョン

「5231G」

2022年発表のホワイトゴールド仕様のワールドタイム。最大の特徴は文字盤センターに描かれたクロワゾネ本七宝の地図です。この地図はすべて職人の手作業によって製作されており、まず細い金線で大陸と島々の輪郭を作り、次にその輪郭内に多彩な色の釉薬を施して陸と海を再現。これらの作業を専用の炉の中で繰り返し高温加熱しつつ行うことにより、東南アジアとオセアニアに敬意を表した美しいクロワゾネ本七宝の文字盤が完成します。また文字盤外周には、回転する都市表示リングと昼夜を色分けした24時間リングを備え、世界24タイムゾーンの時刻を伝統的なリング型時針で正確に表示。細く滑らかなポリッシュ仕上げのベゼル、1940〜50年代のワールドタイムに典型的な翼状のラグを擁したホワイトゴールドケースに、南の海を彷彿させるネイビーブルーのアリゲーターストラップを合わせました。

【SPEC】
ケース:18Kホワイトゴールド
ケース径:38.5mm
ストラップ:アリゲーター
ムーブメント:自動巻きCal.240 HU(21,600 振動/時)
パワーリザーブ:最小48時間
防水性:3気圧
¥12,320,000(税込)

多機能コンプリケーションに加わった鮮やかグリーンのプラチナ・ニューモデル

「5930P」

ワールドタイム&フライバック・クロノグラフのコンプリケーションモデルに、プラチナとグリーンの文字盤、ストラップを組み合わせたニューバージョンが登場。文字盤外周のリングには都市名がグリーンで記され、手仕上げでギョーシェ装飾を施したグリーンのセンターは高度なクラフトマンシップによる緻密な仕上がりを誇ります。さらに6時位置の繊細な同心円模様入りの30分計もグリーンで統一。ホワイトゴールドの夜光付き植字アワーマーカー、ファセット仕上げのドーフィン型時分針が確かな視認性を保証します。搭載キャリバーCH 28-520 HUにはワールドタイム表示機能のほか、フライバック機能付きのクロノグラフが備わり、コラムホイールと垂直クラッチを擁した高級機構によって摩擦を最小限に抑えることが可能なため、クロノグラフ秒針を常時作動させてセンターセコンドとして使用することもOK。ポリッシュ仕上げのプラチナケースの6時位置では、ブリリアントカットのダイヤモンドが煌めきを放ちます。

【SPEC】
ケース:プラチナ
ケース径:39.5mm
ストラップ:アリゲーター
ムーブメント:自動巻きCal.CH 28-520 HU(28,800 振動/時)
パワーリザーブ:最大55時間
防水性:3気圧
¥14,311,000(税込)

ヴィンテージカラーで全体を統一した待望のSS製コンプリケーション

「5935A」

パテック フィリップの2つの象徴的なコンプリケーションを融合したワールドタイム、フライバッククロノグラフに、新たにステンレススティールモデルが追加しました。文字盤はヴィンテージモデルからインスピレーションを得たローズゴールドめっきのオパーリン文字盤で、センターに《カーボン》モチーフをあしらい、スポーティ&ダイナミックを演出。高い視認性を確保するよう、ホワイトゴールド製のアンスラサイト植字アワーマーカーとドーフィン型時分針には夜光塗料が施されています。またケース径が41㎜に拡大したことで、都市名入りディスクに大きなスペースが与えられ、視認性を向上させるとともに本作の個性をいっそう際立たせています。搭載キャリバーCH 28-520 HUは世界24タイムゾーンを同時に表示するワールドタイム機能にくわえ、計測中にボタンを押すことで即座に再計測が可能なフライバック機能付きのクロノグラフを備え、ケース裏に採用したサファイアクリスタル・バックを通して洗練された内部機構と精緻な仕上げを鑑賞することもできます。

【SPEC】
ケース:ステンレススティール
ケース径:41mm
ストラップ:カーフ
ムーブメント:自動巻きCal.CH 28-520 HU(28,800 振動/時)
パワーリザーブ:最大55時間
防水性:3気圧
¥8,591,000(税込)

繊細さと高級感が際立つスタイリッシュなブルーグレー

「7130G」

レディス用ワールドタイム7130モデルに、ホワイトゴールド仕様のニューバージョン。文字盤センターは手仕上げのギョーシェ装飾を施したブルーグレーで、繊細なゴールド植字インデックスと菱形の時分針をセット。2トーンで昼夜が判別できる24時間リング、世界24の都市名が入った外周ディスクも同系色のカラーリングで統一され、62個のダイヤモンドを敷き詰めたベゼルがラグジュアリー感を引き立てます。さらに、文字盤とマッチしたピーコックブルーのアリゲーターストラップに備わるピンバックルにも、27個のダイヤモンドがセッティングされています。

【SPEC】
ケース:18Kホワイトゴールド
ケース径:36mm
ストラップ:アリゲーター
ムーブメント:自動巻きCal.240 HU(21,600 振動/時)
パワーリザーブ:最小48時間
防水性:3気圧
¥7,953,000(税込)

モダン&エレガントなオリーブグリーンのローズゴールド仕様レディス・ワールドタイム

「7130R」

2011年、パテック フィリップのワールドタイムの歴史にレディスモデルとして新たに加わった7130。新作「7130R」では、ローズゴールド仕様バージョンにモダンかつエレガントなオリーブグリーンを採用しました。オリーブグリーン文字盤のセンターは、手仕上げのギョーシェ装飾によりクラシカルな篭(かご)の編み目を精巧に再現しています。さらに24時間リングの半分(ナイトパート)、都市名入りディスクにも同じカラーリングを取り入れ、62個のダイヤモンドをあしらったローズゴールドのベゼルとケースが上品さを際立てています。超薄型自動巻きキャリバー240 HUの搭載によってスリムで洗練されたフォルムが実現。文字盤と相性のよいオリーブグリーンのカーフストラップは、27個のダイヤ付きローズゴールド製ピンバックルを備えています。

【SPEC】
ケース:18Kローズゴールド
ケース径:36mm
ストラップ:カーフ
ムーブメント:自動巻きCal.240 HU(21,600 振動/時)
パワーリザーブ:最小48時間
防水性:3気圧
¥7,953,000(税込)

PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)
https://www.patek.com/ja/
※外部サイトに移動します

文 岡崎隆奈
編集 森谷惠一
ヘッダーデザイン 五月女幸希

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