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“一日一贅”

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「速さ」を求めるリッチなオジサンの最終兵器は、 BMW M4 CSLに決まりか?

2022.09.05

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「速さ」を求めるリッチなオジサンの最終兵器は、 BMW M4 CSLに決まりか?

“究極のBMW Mモデル”と位置付けられるBMW M4 CSLがデビュー。なにやらニュルブルクリンク北コースで、BMW量産車の最速ラップを叩き出したようですが…。そんなバカっ速なクーペについて、サクッと紹介しましょう。

速さ、美しさ、プレミアム感において、リッチなオジサンは涎ダラダラ!

自動車が発明されたのは1796年。その翌週には、2台で競争していたとか…!? そんな大昔から人は…男は…クルマ好きの男は“速さ”を渇望していたんですね。まぁ、だからこそ今でもポルシェやフェラーリ、ランボルギーニはスポーツカーを作り続けているんです。

「しかもクルマ好きオジサンは、他の人(クルマ)とは違う“特別な速さ”を求めます。その象徴がポルシェ911 GT3と言えます。途轍もなく速くて、そしてプレミアム感を持ったGT3は“速さ”と“特別”が大好きなオジサンには堪りません!」とリッチなオジサンの心情を分析するのは、GT3を何台も乗り継いできた戸賀編集長です。

そうなると当然、「他のスポーツカーブランドに、同じような特別なクルマは無いの?」という疑問が浮かびますね!? いやいや、それがあるんですよ! すなわちBMWが“走りの血統”を強調する「M」の中の特別な1台、BMW M4 CSLです。去る9月2日の夜、六本木ヒルズで「M 誕生」50周年を祝う華やかなパーティが開催され、美しいモデル達と一緒にM4 CSLがランウェイしました。そんな華やかでプレミアムなシーンが似合うことでも、このM4 CSLの特別感がお分かりになるでしょう。

BMW M4コンペティションをベースにボンネット、トランクリッドなどにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用して、大幅な軽量化を図るとともに強烈な存在感を主張。また、イエローのデイライトを備えたレーザーライトやレーザーテクノロジーを採用したリアコンビネーションランプを装備するなど、特別感も強く演出しています。

さて、そんなM4 CSLに搭載される3.0リットル直列6気筒ツインターボ・エンジンは普通のM4と同じながら、過給圧を1.7barから2.7barに引き上げることで、最高出力をM4コンペティションに比べて40PSもアップ! 最高出力550PSを実現しつつ、しかもベース車のM4コンペティションよりも約100kgも軽量化されているんですから、遅いわけがありません。そのうえシャシーも、ベース車のM4コンペティションよりも路面追従性やキャンバー強度、ダンパー・レスポンスを向上させるために、ポールジョイント箇所を4カ所も増加(総数14カ所に!)。その他、M4 CSL専用サスペンション、専用スタビライザー、レッドバイグロスのMカーボンSEらミックブレーキを標準装備することで、サーキットにおける究極のドライビング性能を発揮させているのです。なんたってニュルブルクリンク北コースでは7分20秒207というBMW量産車最速のラップタイムを叩き出しているんですから!

「BMW Mの中ではヒストリー性もあってM3が大人気です。でも、3シリーズより4シリーズの方が格上ですし、それに4シリーズの流麗なクーペスタイルはBMWのラインナップの中で最も美しいと言えます。そういう意味ではM4 CSLは、非常に特別感のあるクルマだと思います」と、戸賀編集長は熱く語ります。

「美しさ」と言えば、2ドア・クーペほど美しいスタイリングはありません。その代わり、4枚ドアのセダンやワゴン、SUVよりは利便性が劣ります。 「たった2枚のドアしか持たないクルマに乗ること。すなわち居住性や機能性を犠牲にしてでも見た目のカッコ良さを優先し、己のファッションやライフスタイルを主張する生き方! だからこそ2ドア・クーペは美しいのであり、2ドア・クーペに乗る男はカッコいいんです」と明言する戸賀編集長。リアシートを取っ払ってしまったM4 CSLはたった二人しか乗れませんが、その代わりに極限まで軽量化を図ったMカーボンフルバケットシートがしっかりと身体をホールドし、Mアルカンターラステアリング、カーボンファイバートリム、専用CFRP製センターコンソールなどがドライビングスピリッツを昂ぶらせてくれます。

画像は左ハンドルですが、日本導入の限定25台は右ハンドル仕様です。センターマーク付きのMアルカンターラステアリング、Mカーボンファイバートリム、専用CFRP製センターコンソールなどによって、レーシングシーンを彷彿。しかも、ヘルメット使用にも適したMカーボンフルバケットシートが、サーキット走行で活きます。ちなみに、リアシートはありません!

そんな速くて、美しくて、男のカッコ良さが浮き彫りになるM4 CSLのお値段は2196万円(日本導入の25台は右ハンドル仕様)。日本国内導入は25台限定です。オーダー受付はBMWオンライン・ストア(https://online-store.bmw.co.jp/)にて、今月末の9月26日pm23:59から実施。限定台数より注文数が上回った場合は厳正な抽選を行い、本年10月初旬までに当選者を発表するそうです。「ところが、M4 CSLをお薦めしておいてナンですが…実はこのM4 CSLもポルシェ911GT3同様、ブランドに認められない限りおいそれと買えないクルマなんですよね」と、そっと呟く戸賀編集長。

う〜む…もしも万が一、いや「億が一」M4 CSLをゲットできた人は、その“特別感”を心の底から堪能してくださいませ。乗っているときはその類い稀なパフォーマンスに感動するのは間違いありませんが、数年後に手放す際にはプレミアムプライスが付いていることに驚愕することでしょう。

BMWカスタマー・インタラクション・センター
0120-269-437
https://www.bmw.co.jp/

文 J PRIME編集部

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