FASHION
リッチなオジサンは紳士的なフォルムをカジュアルでこそ使う
J PRIMEは提唱します! ダブルモンクはもはやスリッポン
いまやオンオフ兼用シューズとしてすっかり市民権を得たスリッポン。カジュアルとなると主にローファーの登場機会が増えますが、それ一辺倒になってしまうのは、あまりに芸がないというもの。そこでその幅を広げるべく活用してもらいたいのが、ダブルモンクなんです。
重厚感がありながらカジュアル合わせでも堅苦しさなし
ビジネスのカジュアル化、はたまたオンオフの境界が曖昧になった昨今。スリッポンの存在感は増すばかりです。とはいえ、足元の選択肢は多いほどうれしいところですし、上品なカジュアルシューズの幅というのも意識するべきでしょう。これから秋シーズンになると、もう少し足元にボリュームが欲しくもなりますしね。そこで今回白羽の矢を立てたのが、ダブルモンクです。
スリッポン同様、オンオフ兼用シューズとして名高いダブルモンク。ストラップ使いがデニムにも似合う存在感を示しながらも、そもそもはドレスシューズとあって、品を感じさせてくれることも取り入れるべきポイント。バックルが足元にアイキャッチを効かせてくれるとあって、これからトップスにボリュームが増してくる中で、実に頼りになります。細身のパンツからワイドテーパードまでマッチする懐の深さも、重宝する理由かと。
もちろんカジュアル使いのため、素足履きでイージーに履いてもOK。まさにスリッポン感覚で使えるアイテムなのです。それでも見た目の印象が軽すぎないので、リッチ感がちゃんとキープ出来るのだからありがたいですよね。
ダブルモンクに変えるだけで一味違う上品さを演出できる
パッチ&フラップポケット付きシャツジャケットにワイドテーパードパンツという、カジュアルにして品良い大人の休日コーデ。スニーカーでは軽過ぎる、とはいえ紐靴では重たい。そんな時の選択肢として、ダブルモンクは打って付けなのです。ダブルモンクならではの存在感の強さが、足元にボリュームをプラス。ゆったりしたシルエットと好バランスを構築してくれるってわけです。
ブルゾン¥191,400(税込)
ラルディーニ
ニット¥38,500(税込)
フィリッポ デ ローレンティス
パンツ¥42,900(税込)
ブリリア 1949/すべてトヨダトレーディング プレスルーム
https://toyodatrading.com
*外部サイトに移動します
細身かつネイビーは色気すら漂わせます
シャープなフォルムが実にスタイリッシュな、定番人気のラスト・カーター。そこにストラップをあしらうことで、存在感がありながらエッジ感も両立する一足に。ダークトーンのグレー~ブルーをベースに、美しいグラデーションを描くことで、サントーニらしい色気も楽しませてくれます。さらに注目はアッパーにステッチが出ないレベルソ仕立て。シャープなラスト、色気のあるカラーの美しさを、職人技がさらに引き立てています。
¥200,200(税込)
サントーニ/リエート
https://www.regal.co.jp/brand/santoni
*外部サイトに移動します
気骨感と上品さが交錯する永世定番
1940年代に誕生した、いわばダブルモンクにおける金字塔と呼べる「ウィリアム」。ウィンザー公のオーダーによって生み出された名モデルらしい、実に正統派な佇まいです。キャップトゥを採用している点にも、英国伝統の1足であることが伺えます。そもそもはアビエイターブーツが原点とあって、スマートな中にもどこか武骨さが。このバランス感こそが、時代を超えて名作とされる所以です。
¥224,400(税込)
ジョンロブ/ジョン ロブ ジャパン
https://www.johnlobb.com
*外部サイトに移動します
履き込んでこそ本懐! タフなダブルモンクの代表
よりカジュアルなパンツに合わせるなら、パラブーツの一足が狙い目です。モデル名はご存知の通り「ウィリアム」。モンクストラップに加えて、立ち上がったサイドウォール然りノルヴェイジャン製法然り、また厚みのあるラバーソール然り、ボリューム感のあるフォルムが例えダメージデニムでも顔負けしません。こんなシボが強く入ったレザーなら、なおのこと。タフに履けるダブルモンクの筆頭です。
¥96,800(税込)
パラブーツ/パラブーツ 青山店
https://paraboot.shop/
*外部サイトに移動します
秋冬コーデを足元で勝負できるドレス顔
キャップトゥを採用したこちら。上質なボックスカーフが、正統派なスーツの格式をより高めます。そもそもはストレートチップのドレスシューズをベースにしているとあって、ストラップによるボリューム感は控えめ。よって、デニムと合わせてもカジュアルに見え過ぎず、あくまでもドレスシューズとしての美しさをアピールしてくれます。これぞ、まさしく持っておくべきダブルモンクのお手本。
¥159,500(税込)
ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店
https://jmweston.jp
*外部サイトに移動します
ミックス感が選び方の幅を一層感じさせる
こうして見ると、ありそうでなかったローファーとダブルモンクの合わせ技。ベースとなるローファーは、サイドウォールの立ち上がったアメリカンな雰囲気が見どころ。そこにブリティッシュなダブルモンクを組み合わせることで、独特な存在感を放つ一足に仕上げています。デニムやホームスパンといった、強めなパンツと合わせてもバランスが良さそうですよね。ポリッシュ加工が施された艶感のあるレザーからは色気も感じられます。
¥168,300(税込)
サントーニ/リエート
https://www.regal.co.jp/brand/santoni
*外部サイトに移動します
ブーツ回帰にもダブルモンクという選択肢
ダブルモンクの歴史を辿ると、行き着くのはアビエーターブーツ。こちらのキャンベリーは、まさにその出自を想起させます。ダブルモンクとブーツという組み合わせに武骨さをにじませながらも、シャープなラスト348があくまでも都会的な洗練顔に留めます。映画「007」でジェームス・ボンドが履いたというエピソードも、納得ですよね。こちらも併せて秋冬に向けてチェックしておきたい一足です。
¥122,100(税込)
クロケット&ジョーンズ/トレーディングポスト 青山本店
https://tradingpost.jp/
*外部サイトに移動します
モデル 加藤章太郎
撮影 杉田裕一
スタイリング 鈴木 肇
ヘア&メイク 米尾太一
文 安岡将文
編集 藤倉大輔
FASHION
2023.08.27
トレンド3割、らしさ7割がリッチなオジサンのファッション勘
J PRIMEリニューアル1周年! 加藤章太郎×戸賀編集長が振り返る Vol.2
FASHION
2023.08.27
FASHION
2023.09.08
堅苦しく見せない、けれどカジュアルに上品さをキープさせる【スリッポン】
リッチなオジサンを格上げするJ PRIME的THE BEST OF BEST5〜ファッション〜
FASHION
2023.09.08
FASHION
2023.12.25
2024年の初日を彩る、ボッテガ・ヴェネタ日本限定色の財布
金運を上げるアイテム、贈り物としても!
FASHION
2023.12.25
FASHION
2023.08.08
リッチとセンスアピールは当然! 持ち運びスタイルまで加味してこそキーホルダー選び
Large or Small!? 使い勝手は人それぞれ!
FASHION
2023.08.08
GOURMET
2024.04.01
【取り寄せ企画】春のスイーツギフトにも! トレンド感を楽しむ和栗ペースト×葛練り=新感覚モンブラン
老若男女が満足必至な大人の味わい
GOURMET
2024.04.01
CAR
2024.03.10
戸賀編集長が語る愛車ヒストリー第24弾! G550を手離した戸賀編集長が次に選んだ1台は、誰もが憧れる究極のSUVだったのだが…。
“クルマ通“戸賀編集長の愛車遍歴Vol.25
CAR
2024.03.10
FASHION
2024.02.29
リッチなオジサンのオフの足元はカジュアル顔スリッポン
オールシーズン貫きたいリッチコーデの吟次
FASHION
2024.02.29
LIFE STYLE
2024.02.19
買い物以外でも大丸東京店を使い倒せるラグジュアリーサービス
ステータスとして活用できる大丸・松坂屋の外商会員
LIFE STYLE
2024.02.19