デニム特集

かつての大人デニムといえば、ちょっと細すぎる?というくらいタイトなシルエットが主流でした。誰しもが手を出したであろうドレスデニムってヤツです。
しかし、ここ数年のビッグシルエットトレンド、そしてヴィンテージデニム人気、さらには無骨な古き良きアメカジ人気が相まって、程よくゆとりのあるレギュラー系シルエットを選ぶ人が増えています。
とはいえ、オヤジがそのままトレンドを取り入れてしまうのは禁物。特に昨今の潮流はカジュアルなこともあり、浮きに浮いてしまう可能性も…。トレンドは無視せず、リッチなオジサンらしいデニム…ミシュランやビジネスシーンでもカジュアルに見られすぎない一着こそが新たにワードローブに追加する一本といえるでしょう。

また「ややゆったりしたデニムって、野暮ったく見えない?」と心配される方も多いでしょうが、裾に向かってテーパードがかかったタイプなら、イマドキなリラックス感を演出しつつ、ドレスシューズもサマになり、スッキリとした印象にまとめられます。

さらにパンツ選びで忘れてはいけないのが脚長効果。コーデとの相性はもちろん、自分の体との相性も大切ってわけです。年齢を重ねてもスタイリッシュに見えるオヤジは細身の若い子よりも女性ウケがいいはず! となれば、定番であるデニムもスタイルがよく見えて、今らしくほどよくゆとりがありつつ、すっきりした一本を選ぶべき。これこそがシン・オヤジデニムです。

ヴィンテージな表情もドレスシルエットなら上品に

ジーンズ特集
ジーンズ特集

こちらはヴィンテージな色落ちが、まさしく今の気分です。ダブルのレザーライダースとのコーデは、80年代の渋カジを思い起こさせますよね。とはいえ肝心のデニムパンツは、イタリア発美脚パンツの伝道師であるPTトリノ デニムによる、スラックスをベースにしたテーパードシルエットの「スウィング」。基本的にはスリムなんですが、さすがの美シルエットはワンサイズ上げて穿いてもサマになります。Tシャツでもカジュアルに見えすぎない一本なので、街ブラはもちろんデートにも最適です。

PT TORINO DENIM(ピーティー トリノ デニム)¥39,600(税込)
https://pt-japan.com/

ライダースジャケット ¥169,400(税込)
チンクワンタ
https://www.bronline.jp

ニット ¥36,300(税込)
グランサッソ
https://sdijp.jp

シューズ ¥20,900(税込)
エストネーション
https://www.estnation.co.jp/

ゆったりシルエットもテーパードならジャケットと好相性

ジーンズ特集
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スタイリストとして世界で活躍する中山まりこ氏がデザイナーを務める、マディソンブルー。全体的にゆとりのある太めなシルエットに、深めの股上。ベルトレスで抜け感を作るのも、上品に仕上がる一本です。腕まくりしたジャケットとスエードローファーとの組み合わせは、80年代的なスタイルをモダンに昇華した着こなし。リアルなパッカリングと薄く色落ちした様子にヴィンテージな雰囲気も匂わせつつ、微妙にテーパードを掛けているので、ギリギリ野暮ったい印象にはなりません。幅広いシーンに使えるオヤジの定番コーデは、シルエット遊びで今っぽく見せるのが◎。

MADISONBLUE(マディソンブルー) ¥47,300(税込)
https://madisonblue.net/

ジャケット¥97,900(税込)、シャツ¥37,400(税込)
マディソンブルー
https://madisonblue.net/

ブレスレット¥64,900(税込)
アダワット トゥアレグ
https://tuareg.store/

シューズ¥31,900(税込)
エストネーション
https://www.estnation.co.jp/

眼鏡はスタイリスト私物

美脚な中にもリラックスなモダンシルエット

ジーンズ特集
ジーンズ特集

昨今パンツ市場を賑わせているイタリア発の新鋭ブランド、イカイ。その代表的な一本です。誰にでも似合う鉄板中の鉄板といえば、やっぱりすっきりしたテーパードシルエット。かつては、これよりも随分と細かったですが、イマドキはこれぐらい太ももやヒップ周りに余裕がある方が気分です。「ロブスト」は、いざ穿くとタイト過ぎず、イタリア的な美脚シルエットの中にもアメリカンな無骨さもにじませます。スポーティなブルゾンもハマるのでリッチなオジサン御用達コーデとも相性がよく、ディナーにも最適な一本。

YCHAI(イカイ) ¥28,600(税込)
マスタープランオフィシャルストア
https://masterplanshop.com/

ブルゾン¥64,900(税込)、ニット¥29,700(税込)
2点ともアスペジ
https://www.toyodaco.jp

シューズはスタイリスト私物

モデル 加藤章太郎
撮影 杉田裕一
スタイリング 鈴木 肇
ヘア&メイク 米尾太一
文 安岡将文
編集 藤倉大輔


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