リッチなオジサンの合言葉は
“一日一贅”

GOLF

リッチなオジサンがホームコースとすべきJ PRIME的THE BEST OF BEST5~ゴルフ~

充実したゴルフライフが過ごせる、今、購入できる【ゴルフ会員権】

2023.10.12

Facebook
Instagram
充実したゴルフライフが過ごせる、今、購入できる【ゴルフ会員権】
写真:藤井順一

一時の“プチバブル”状態を経て、落ち着きを取り戻しつつあるゴルフ会員権市場。時計やクルマと同じように買えないゴルフ場も多々ありますが、今回は購入できる狙い目のゴルフコースをご提案します。

令和のゴルフブームを経て、改めてその価値や意味が見直されたゴルフ会員権

コロナ禍で様々なアクティビティが自粛を余儀なくされた中、老若男女が楽しめるアウトドアスポーツとして、その価値が見直されたゴルフ。ただし、週末ラウンドにおける、混雑によるプレー時間の長さや初心者のマナー問題、ゴルフ練習場での順番待ちの行列など、やや過熱気味のブームには、リッチなオジサンゴルファーにとって悩ましさもありました。そんな状況を経て、今その価値が改めて注目されているのがゴルフ会員権です。

インターネットで気ままにひとり予約ができる良い時代になったとはいえ、ゴルフ会員権を取得し、メンバーとしてホームコースを持つことは、メンバー料金でのプレーや優先予約、クラブハウスでのメンバー同士の交流など、ビジターでは得がたい様々なメリットがあります。

そこで今回は、創業から半世紀超、ゴルフ会員権売買における業界最大手である「住地ゴルフ」代表の小林忠広氏に、今リッチなオジサンが購入して間違いのないゴルフ会員権をリコメンドしていただきました。

「近年、ゴルフブームによりゴルフ会員権の取引相場はやや上昇傾向にありましたが、現在は落ち着きを取り戻しつつあります。そういう意味でもゴルフ会員権を購入するには良いタイミングとも言えるでしょう。

今回、富裕層の多い『JPRIME』の読者の方に向けたご提案を考えるにあたり、普段、富裕層のお客様から寄せられてきたお声を元に、その前提を4つ挙げてみました。一つめはコースへのアクセスの良さです。仕事やプライベートに限られた時間を有効に活用される富裕層の方にとって”自宅から〇〇分で通える”といったことは重要な条件となります。2つめはコンディションが良いコースであること。ディボットの修復や芝の刈り込みなどに加え、重機が入れられない、人力に頼る部分まで手入れがされたコースはメンテナンスに注力している指標となります。3つめは、ビジターのネット予約の受け入れ。近年、富裕層のお客様から多くお寄せいただいたのがこのご意見。メンバーであるにも関わらず週末の予約が取りにくいほど予約を受け入れる、クラブハウス内でのルールやマナーが守られないなど、メンバーやビジターの”質”の部分を勘案し、ビジター受け入れ不可のコースを買い直されるといったお客様が増えました。4つめはコーススタッフのホスピタリティです。スタッフにメンバーの満足を第一に考える”心構え”や”ゆとり”があり、ゴルフライフを満喫できる気遣いや配慮が徹底されていること。こうした観点を踏まえた上で、会員権市場での取引実態があり、購入可能でご提案したいコースは、以下のコースとなります」(小林さん)

[関東編]

小金井カントリー倶楽部

東京都小平市御幸町331
ホール数18ホール/全長6,760yd/コースレート72.2
購入総予算:~5,750万
年会費:33万

1937年開場、戦前から都内にある歴史ある国内屈指の名門コース。小金井の閑静な住宅街にあるとは思えない高低差に飛んだコースレイアウトや、砲台グリーン、深いバンカーなど戦略性に富む。今も昔もメンバーであることが一種のステイタスになるコース。

戸塚カントリークラブ

神奈川県横浜市旭区大池町26
ホール数36ホール/全長14,010yd/コースレート74.5
購入総予算:~3,100万
年会費:19.8万

“電車で通える名門”として名高い、交通の利便性が抜群なクラブであり、メンバーには大手企業の経営者などが名を連ねる。井上誠一設計で国内ツアーの舞台でもあるチャンピオンコースの西コースと東コースがあり、西は国内の名門コースに多い伝統的なツーグリーン、東はワングリーン。入会条件が厳しい、メンバー中心の運営で評価を集めている。

鷹之台カンツリー倶楽部

千葉市花見川区横戸町1501
ホール数18ホール/全長7,132yd/コースレート74.1
購入総予算:~2,540万
年会費:19.8万

名匠井上誠一設計の代表作に数えられる名門。戦略性の高い難コースは並のプレーヤーでは攻略を許さない高いコースレートを誇る。国内メジャー大会をはじめトーナメントの開催実績が豊富で、コースコンディションは常に良好。のどかな住宅街にあり電車でのアクセスも抜群。

武蔵カントリークラブ

埼玉県入間市小谷田961 (豊岡コース)
ホール数36ホール/全長14,004yd/コースレート74
購入総予算:~1,755万
年会費:16.5万

1959年開場。名匠井上誠一設計の株式会員制ゴルフ場。松林が美しい36ホールの林間コースは国内メジャー大会など公式競技の舞台としても知られる。18ホールずつ離れた場所にあり、豊岡コースはフラットな地形ながら微妙なアンジュレーションと砲台グリーン、ガードバンカーがプレーヤーを悩ませる。メンバーを重視したクラブ運営が徹底されている。

大利根カントリークラブ

茨城県坂東市下出島10
ホール数36ホール/全長14,250yd/コースレート74.5
購入総予算:~1,780万
年会費:6.6万

高低差の少ない比較的フラットな東西36ホールの林間コースは、”空中ハザード”に象徴される名匠井上誠一氏による巧みな仕掛けが随所に設けられ、その難易度の高さから数々の公式戦、トーナメントの舞台となっている。メンバーは予約なしでいつでもプレーができる株式会員制のクラブでもある。コースメンテナスに定評があり、季節を問わず常に良好な状態でプレーできる。

[関西編]

西宮カントリー倶楽部

兵庫県西宮市仁川町6-19-7
ホール数18ホール/全長6,704 yd/コースレート73.6
購入総予算:~930万
年会費:16.5万

名匠井上誠一設計による丘陵コースで、全体的にフラットでゆったりとしたレイアウト。美しく変化に富んだ造りで、コース中央を流れる仁川をハザードとして取り込み、4度の仁川越えが印象的な自然の地形を利用した戦略性の高いコース。

宝塚ゴルフ倶楽部

兵庫県宝塚市蔵人字深谷1391-1
ホール数36ホール/全長12,925 yd/コースレート73.2
購入総予算:要相談
年会費:16.5万

伝統と格式を誇る関西を代表する名門クラブ。新コースと旧コース36ホールからなる丘陵コースで、旧コースは比較的フラットでラウンドしやすいが、グリーンは小さめでリカバリーが難しい。新コースはティショットの狙いどころが飛距離によって変わる戦略性の高いコースレイアウトで、フェアウェイ、グリーンともに細かいアンジュレーションに富む。著名な建築家、村野藤吾氏が手掛けたクラブハウスも美しい。

よみうりカントリークラブ

兵庫県西宮市塩瀬町名塩北山
ホール数18ホール/全長7,236 yd/コースレート75
購入総予算:~475万
年会費:9.9万

1961年開場、丘陵の地形を生かし、松林でセパレートされた自然あふれるコース。六甲、丹波の山並みを望める関西名門の一角。”西の名匠”上田治設計の力作はダイナミックかつ景観に優れる。’08年にコース高低差の緩和やグリーンのワングリーン化などのコース改修を行ない、より戦略性の高いコースとなった。 経営母体は読売新聞社系で「よみうりオープン」などビッグトーナメントの舞台にもなって知名度は抜群。

城陽カントリー倶楽部

京都府城陽市寺田奥山1-46
ホール数36ホール/全長13,255 yd/コースレート75.1
購入総予算:~572万
年会費:6.6万

各ホールが松林でセパレートされた広くて長いタフな東コースと、自然をいかしたアンジュレーションがあり、距離は短めだがバンカーのきいた西コースからなる36ホールの丘陵コース。設計は片山津ゴルフ倶楽部(石川)などを手掛けた佐藤儀一氏で、小さな砲台グリーンが難易度を高めている。国内男女ツアーのトーナメント開催コースとなっており、関西では数少ない株主会員制の名門コース。

奈良国際ゴルフ倶楽部

奈良県奈良市宝来5-10-1
ホール数18ホール/全長7,055 yd/コースレート74.9
購入総予算:~1,650万
年会費:13.2万

1957年開場、株主制の名門コース。アウトコースは東大寺大仏殿や若草山を望める位置にあり、ファウェイは広く距離があり豪快なドライバーショットを味わえる。インコースはアウトより距離が短いものの、テクニックが要求されるホールが多い。特に17番の「大仏の足跡」と呼ばれる2つのクロスバンカーと池が絡んだホールは名物ホールとなっている。関西を代表するコースの1つであり、クラブの雰囲気も古き良き時代のものが残っている。 コースは名設計家の上田治氏。コースメンテナンスも入念におこなわれており、評価が高い。 大阪市内からクルマで30分。大阪難波から電車とクラブバス利用で40分でアクセスも抜群。

※「購入総予算」=売却価格+名義書換料+入会預託金
※価格は2023年9月末時点での税込金額

Profile
「住地ゴルフ」代表取締役社長 
小林忠広氏

ゴルフ会員権売買の仲介を行なう住地ゴルフの代表である他、スポーツ教育のNPO法人代表理事、栃木県にあるゴルフ場「セブンハンドレッドクラブ」の経営などに携わる。

         

住地ゴルフ
https://juchi.jp/
*外部サイトに移動します

文 藤井順一

Facebook
Instagram
TOPTOP