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ポルシェ カイエンの最新情報

ポルシェが新型カイエン発売に向けて厳しいテストを敢行! 今春のデビューが待ち遠しい!!

2023.02.12

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ポルシェが新型カイエン発売に向けて厳しいテストを敢行! 今春のデビューが待ち遠しい!!

SUVブームの発端となったポルシェ カイエン。その新型がいよいよ発売されそうです。ポルシェは新型カイエンのデビューに向けて、世界各地で厳しいテストを重ねているようです。その様子をちょびっとだけご紹介しましょう。

ポルシェ カイエンがよりタフに、さらに機能的に、もっとスタイリッシュになる!

衰えを知らないSUVブームですが、その原点は1990年代半ばのアメリカでした。アウトドアの遊び方が上手なアメリカ人がキャンプ道具やMTB、サーフボード、スキーといったアウトドアアクティビティ・ギアをしこたま積んで、フィールドに出掛ける時に乗っていたクルマのことを「SUV=Sport Utility Vehicle(スポーツ ユーティリティ ビークル)と呼んでいたのです。当時はジープ チェロキーやフォード エクスプローラー、シボレー タホといったデカくて“ゴツゴツした”クロカン四駆が多く、なんなら大きなバンも使われていたのです。
そんな折に…2002年に初代ポルシェ カイエンがデビューし、世の中のクルマ好き(特に日本の!)にセンセーションを与えます。流麗でスポーツカーっぽいフォルムを纏ったカイエンは、それまでの“ゴツゴツした”クロカン四駆とは一線を画し、アウトドアをやらない人さえも魅了したのでした。

2003年にデビューしたカイエンも、今回で4代目。戸賀編集長を筆頭に、世の中のポルシェファンが、新型カイエンに期待を寄せています。

以後、他メーカーも「ポルシェに負けてなるものか!」と、カイエンに倣った流麗でカッコよくて速いSUVをこぞってラインナップ! それがSUVブームの始まりでした。
それから10年。ブームの立役者であるカイエンは、ランボルギーニ ウルスやフェラーリ プロサングエといった新勢力に、自身がお株だった“速さ”を奪われてしまいます。
「う〜む、これじゃあいかんでしょ!!」と感じたのは、J PRIME戸賀編集長を始めとした大のポルシェ・ファン達! いや、いちばん痛感したのは、当のポルシェだったようです。ポルシェは2017年にデビューした現行モデルである3代目カイエンを、パワートレーン、シャシー、デザイン、装備、コネクティビティなど広範囲に渡って強化した4代目カイエンを開発・製作! シリーズマネージャーのミヒャエル・シェッツレ氏は「ポルシェ史上、最大級の広範な製品アップグレードを敢行しました」と、自信たっぷりに語っています。さらにヴァイザッハのポルシェ開発センターのエンジニア達は「カイエンにおける駆動方式の再構築に加え、シャシーシステムにも大幅な“見直し”を行いました」と意味深なことを言ってます。どうやらその“見直し”とは、新しい「セミアクティブシャシー」のようです。そのおかげで、新しいカイエンはポルシェ特有のオンロード性能、長距離走行時の快適性、およびオフロード性能が飛躍的に進化! そのうえコネクティビティ機能の強化のため広範囲にデジタル化された新しいディスプレイと操作コンセプトを装備したおかげで、クルマとクルマを取り巻く情報を素早く適切に知ることができるようになりました。

スペインでの過酷なオフロード走行、フィンランドでのアイスバーンやニュルブルクリンクのノルドシュライフェでのダイナミックな走行など、厳しいテストが行われました。

新型カイエンに導入される多くの新技術のほとんどがまったくの新開発であるため、ポルシェは「「コンポーネンツを完璧にチューニングするための複雑で緻密なテストが必要」と判断。そこで高精度なバーチャルシミュレーションに加えて、実際にユーザーが体験するであろう状況とそれをはるかに超えた過酷な状況での完全車両試験を敢行。例えば、日常の条件下では市街地、郊外、高速道路を数ヶ月にわたって20万kmを超えて走行。さらには、さまざまな気候帯で品質と耐久性をテストするためにアジア、アフリカ、ヨーロッパ、北米で極限状態の中を合計で400万km以上も走行しました。
なぜそれほどまでに過酷で厳密なテストを行ったかというと…新型カイエンにはプラグインハイブリッドシステムが一新されるから! より大きく効率的なバッテリー&システムを搭載するにあたって、その電力が世界中どこでも発揮できるように入念なテストが必要なのでしょう。かくしてよりよりタフに、さらに機能的に、もっとスタイリッシュにアップデートした新型カイエンが、この春にデビューします。予約が殺到するのは間違いないので、今からディーラーに行って発表・発売に備えた方がいいですよ。

ポルシェコンタクト
https://www.porsche.com/japan/
*外部サイトに移動します

文 J PRIME編集部

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