J PRIMEの3年半の歩みが3月31日で終了します

2021年9月、ラグジュアリーを愛する大人たちに向けたWebメディアとしてリニューアルした『J PRIME』。この3年半、多くの読者の皆様に支えられながら、上質なライフスタイルを提案し続けてきました。この度、2025年3月31日をもちましてサイトをクローズさせていただくことになりました。

本記事では、『J PRIME』で編集長を務めた戸賀が、これまでの歩みとこれからの未来についてお話しします。

3年半のJ PRIMEから旅立ち、新たな挑戦へ

「『J PRIME』は、ラグジュアリーをより身近に感じていただくために、大丸・松坂屋、そして多くのブランドと共に情報を発信してきました。物価の高騰など、購買行動を妨げる要因が多々あった3年半でしたが、時代の流れとともに、ラグジュアリーの価値もどんどん広がり、進化していると感じることができました」

リニューアル以来、ラグジュアリーとの向き合い方を模索し、提案、発信してきた『J PRIME』。読者の皆様とともにその変化を楽しみながら、ラグジュアリーという言葉の奥深さを探求してきました。

「この3年半で培った経験や知見は、大丸・松坂屋はもちろん、戸賀をはじめ、『J PRIME』の制作に携わってくれたスタッフたちのこれからのチャレンジに活かしていきます。『J PRIME』はクローズしますが、自分たちにとっては終幕ではなく新たな旅の始まり。お互いが次なるビジネスに向けて走り出し、大丸・松坂屋も次なるステージに上がります。戸賀自身としては引き続き場所を問わず、デジタルとラグジュアリーを繋ぐためにはということを以前から考えていました。そしてこれからは編集者の強みと、培ってきたラグジュアリー向けのコンテンツとデジタルを融合した新たな事業を展開していきます。『J PRIME』が気づかせてくれたさまざまなことを活かした双方の今後の展望には、ぜひご期待いただきたいですね」

外商サービスとの出会いと、その魅力

「J PRIMEとの思い出を語るうえで欠かせないのは外商サービスです。買い物好きではありましたが、外商を強く意識したことがありませんでした。J PRIMEを通じて外商の世界に触れ、『これは自分のライフスタイルにも合いそうだ』と感じ入会を決めました。実際に利用してみると有形のサービスだけでなく、無形のサービスの有益性に改めて気付かされましたし、もっとこのラグジュアリーな世界を伝えていきたかったなと。今後は一会員として特別なアイテムを選ぶ際や、大切な人への贈り物を探す際など、さまざまなシーンで外商サービスを活用していきたいと思っています」

未来へと続くラグジュアリーの進化

「ラグジュアリーの世界はこれからますます広がっていくと信じています。テクノロジーの進化や、サステナブルな価値観が加わることで、より多様で魅力的な世界へと変わっていくでしょう。『J PRIME』は、そうした変化への楽しみ方をお伝えし、読者の皆様とともに楽しんできました。ラグジュアリーは、単なる高級品ではなく、一人ひとりの価値観に寄り添うものへと進化しています。ラグジュアリーとは、単に所有することではなく、その価値を心から楽しむこと。これからも、私たちはその素晴らしさを伝えていきます」

J PRIMEの知見が未来へとつながる

『J PRIME』が築いてきた知見は、大丸・松坂屋とともに新たな形へと生まれ変わります。

「J PRIMEで得た学びや経験は、これからの百貨店のあり方にも大いに役立つと確信しています。リアル、Web問わず、さまざまな空間でお客様一人ひとりに寄り添った新しいラグジュアリーが提供され続けるはずです。お店で実際に商品を手に取りながら、そのストーリーや背景を知ることができる、そんな温かみのある体験を提供できるのは、百貨店ならではの強み。『J PRIME』が提案し続けたラグジュアリーは、形を変えても生き続けていくと思います。時代とともに進化していくからこそ楽しめるものですからね」

新たな挑戦へ——J PRIMEの精神は続く

「『J PRIME』はただのメディアというだけでなく、ラグジュアリーの魅力を深く知るためのパートナーでした。培ってきたことや思いを新たな未来へと繋いでいくのも自分の役目だと思っています。
『J PRIME』というひとつの旅は終焉を迎えますがが、僕たちにとっては新たな旅の始まりです。これまでに築いてきた知見・経験を活かし、より多くの価値を生み出していきます。その挑戦にどうぞご期待ください」

「これまでJ PRIMEを開いてくださった皆様に、心から感謝を申しあげます。そして、これからのラグジュアリーの進化を一緒に楽しんでいきましょう！」

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