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FASHION

トガオシ。Vol.304

白の伝道師が納得の白ジャケとは

2024.03.07

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白の伝道師が納得の白ジャケとは

3月になると、春のジャケットが気になり始める頃。毎年の事とはいえ、色を選ぶなら紺、黒、グレー、ブラウンどれにしよう。ウールにコットン、リネンなどなど、トレンド素材も気になりますよ。そんな戸賀編集長の選択は、やっぱり白?今年のジャケットトレンド、着こなしも含めてご紹介します!

今春の白ジャケットは織り柄入り

▲タリアトーレ / コットンメッシュ ジャージー 2B ジャケット
▲フィナモレ / コットン カッタウェイカラー シャツ
▲ピーティートリノデニム / BR別注 グレーデニムパンツ(ROCK)

この時期、毎年、春のジャケットをご紹介していますが、今季のジャケット大本命はどのようなものでしょうか?ファッショントレンド的には色も柄も本格的にカラフルなシーズンがやってくると言われていますが、大人のセレクトとしては正直キャラ見えしそうで手を出しにくいですよね。

「カラフルまでいかなくても、白ジャケぐらいがいいんじゃないかな。派手な原色を選ぶ必要はまったくないし、白ならではの清潔感ある印象を作れるし、インナーにトレンドの色を取り入れれば、着こなしを遊ぶことだってできるからね。今春は白! って、戸賀は今春も!ですが(汗)」

さすがは白の伝道師と呼ばれる戸賀さん。「冬の白」を提案してきた編集者でもあるだけに、白ジャケの着こなしに関しては誰よりも一家言お持ちです。

この白ジャケはタリアトーレの定番モデル「DAKAR」。白ジャケにありがちな“キザ”っぽさとか“衣装”っぽさを中和しているのは、コットン素材のメッシュ織りならでは。ベタなホワイトサージやコットンリネンとはひと味違う、涼しげで軽やかな一枚仕立ては、カーディガンのように羽織れる気軽さを感じさせます。

「遠目には織り柄はわからないけど、近くで見るとベタな白より断然リッチなイメージ。それに白って、どんな色でも許容できる色だから、今日みたいにインナーをカーキベージュのシャツにすることができる。旬の淡色ドレスシャツや、ダンガリーシャツなんていうセレクトもできるとお洒落さんっぽいけど、そこまで頑張らなくてもいいよね」

たしかに赤、黄色、オレンジから、ブルー、グリーン系までトレンドカラーが豊作と言われる今季ですが、あえて白を選べば、どんな色でも柄でもインナー使いができる“包容力”が白にはあります。ボトムズにはウォッシュアウトの効いたグレーのデニムパンツ、足元を黒のローファーで締めるあたりも、今年らしい白ジャケ着こなしのポイントですね。

「去年までならクルーネックのニットにスリッポンだったんだけど、今年は襟付きシャツにレザーのスリッポン。だけれでもボトムズはグレスラじゃなくて、グレーデニムっていう選択。毎年、この時期に白を紹介していると思うんだけど、今年の白はカジュアルのなかにも着こなしで上品さを感じさせたい。カジュアルとエレガンスのバランスが、去年とは違うことが伝わるといいかな」

B.R.MALLで販売中のジャケットはこちら
https://www.bronline.jp/item?m=2&category=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88&filter=on
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▼こちらの記事はB.R.ONLINEでもご覧頂けます。

Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎

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