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新型ポルシェ カイエンGTSとカイエンGTSクーペが登場

V8ツインターボで500PSにパワーアップしたカイエンGTSは“今のうち”に乗っておきたい!

2024.04.25

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V8ツインターボで500PSにパワーアップしたカイエンGTSは“今のうち”に乗っておきたい!

ポルシェ ジャパンは新型カイエンに「カイエンGTS」および「カイエンGTSクーペ」を追加しました。今回にGTSはV8ツインターボ搭載で、500PSを実現! それに伴ってシャシーダイナミクス&ラグジュアリー装備が充実し、ドライブ性能がさらに高まっています。パワフルになった新型カイエンについて紹介します。

軒並みハイブリットや電動化が進む今、ガソリンエンジンの超弩級SUVに注目!

カイエンは2023年にフルモデルチェンジしましたが、ポルシェは2024年春に「GTS」を追加し、そのモデルラインを完成させました。この新しいカイエンGTSとカイエンGTSクーペには、4リッターのV8ガソリンエンジンを搭載。しかもツインターボで武装したおかげで、500PSという大パワーを実現しています。
ポルシェが開発し、ツッフェンハウゼンで製造された4リッターV8ツインターボエンジンは、さらに大幅な技術改良が施された結果、パワーだけでなくレスポンスも効率性も格段に向上しています。
最高出力は先代モデルを40PSも上回る500PSになり、最大トルクは4.08kgm増の67.30kgmとなっています。最適化された8速ティプトロSの変速応答時間が短縮されたこともあって、新型カイエンGTSの0-100km/h加速は4.4秒、最高速度は275km/hを誇ります。

そんな卓越したパワーを支え、確実に路面に伝えるシャシーも充実! 4WDのポルシェトラクションマネジメント(PTM)のトランスファーボックスが独立した水冷回路を備えたおかげ(カイエン ターボGTから採用)で、走行中の荷重を極めて安定させることに成功しています。ここで注目なのが、ポルシェはこうしたパフォーマンスアップを舗装路でのスポーツ走行に振り切ったこと! つまり、新型カイエンGTSはもはやダートや悪路を走るのではなく、舗装路=高速道路やワインディング(いや、なんならサーキットもOK)を走ってこそ、その高性能が存分に発揮されるってわけです。

さて、こうした大パフォーマンスのアップに比べ、新型カイエンGTSのエクステリア&インテリアの改良は至って地味。フロントの大型のクーリングエアインテークと赤いブレーキキャリパーが猛々しさを匂わせてはいますが、車両のサイドとリアにあしらわれたGTSのロゴやダークティンテッド・ヘッドライト&テールライトは渋い印象。しかも、サイドスカート/フロントインレー/サイドウインドゥトリム/ホイールアーチエクステンションといったボディアタッチメントもハイグロスブラックで塗装されているので、イメージとしてはかなり渋め…いや、精悍です。

インテリアはヒーテッドGTスポーツステアリングが目を引きますが、高品質素材のスエード調ファブリックがいたるところに使用されているので、かな〜りラグジュアリー感が醸し出されております。シートのサイドがさらに深くなっているのは、パワフルになってコーナリングスピードが上がったぶんだけサポート力を強化しているからでしょう。

「ポルシェが大好き」なJ PRIMEとしては、この新型カイエンGTSを大いにリコメンドしたいと思います。なにしろ地球環境の悪化が騒がれ、多くのクルマがハイブリッドや電動化になりつつある昨今、「大排気量のガソリンエンジン」で「ツインターボでパワフル」なSUVは極めてレアな存在になりつつあるからです。内燃機関のクルマが乗れなくなってしまうかもしれない世の中だからこそ、新型カイエンGTSで颯爽と走って欲しいのです。

価格はカイエンGTSが1868万円、カイエンGTSクーペが1923万円です。ポルシェ ジャパンはすでに予約受注を開始しているので、この記事を読んでご興味が湧いた方は今すぐポルシェのディーラーに駆け込んでくださいませ。

ポルシェジャパン
https://www.porsche.com/japan/jp/
*外部サイトに移動します

文 J PRIME編集部

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