リッチなオジサンの合言葉は
“一日一贅”

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リッチなオジサンに新たな選択肢を与えるJ PRIME的THE BEST OF BEST5〜クルマ〜

時代の流れにいかにして乗るか、ノンハイブリッド派も納得する【EV】

2023.10.01

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時代の流れにいかにして乗るか、ノンハイブリッド派も納得する【EV】

世界的なEVの流れを鑑みるかぎり、クルマ好きなオジサンたちも付き合い方にそろそろ真剣に向き合っていることかと思います。割り切るのか、楽しむのか、考え方次第で向き合い方ががらりと変わるのがEV車でしょう。

良さを見出さずに敬遠するのは選びの幅を狭めるだけ

「EVは果たしてクルマなのか?」 クルマ好きなオジサンの間で、度々上がる話題です。しかし現実問題として、時代は確実にEVにシフトしているのが現状。今回は、敢えてEVをクルマとして捉えるのを止め、「移動手段として優れているモビリティ」としてEVを位置づけてみました。
選択肢の幅を広げるならば、EVの良さを知っておくことも、リッチなオジサンにとって必要不可欠なこと。経験しなければ分からないことは、率先して経験する気概を持ち合わせているのが、アクティブ・リッチなオジサンならではの強みですから、見聞を広げるために、敢えてEVを選ぶのは間違いなく正解です。
好き嫌いではなく、自らの経験値からどれだけの選択肢、引き出しを持っているか? リッチなおじさんの余裕はそんなところから生み出されるのです。

メルセデス・ベンツの電気自動車SUVのフラッグシップ

ボディサイズは全長5130mm、全幅で2035mm、全高1725mm。ホイールベースは3210mmで車重は2900㎏。そのサイズと重さから、運転はさぞ難しいと考えがちですが、そこはさすがのメルセデス。EVのウィークポイントになりえるボディサイズ、車重、すべてをプラス方向に作用させ、どっしりとした安定感のある走りを実現しています。もちろん、メルセデスの電動専用車ということもあり、空調や照明、音楽、パフュームアトマイザー、シートのマッサージ機能などをまとめてコントロールする「エナジャイジングパッケージプラス」などの新機軸も惜しみなく投入されています。今までにない走りと居住性を併せ持つ新たな高級車。それがメルセデスのEQS SUVです。

「ガソリンエンジンのクルマでは考えられない静粛性は、まさにEVならではの利点。そこにメルセデスのSクラスの乗り心地がプラスされるのだから、ドライブ中の快適さは、この上ありません」(編集部)

「EQS SUV」
全長5130mm×全幅2035mm×全高1725mm
車両重量:2880kg
航続可能距離(WLTC):593km
パワートレイン:同期モーター
ギアボックス:1速固定式
最高出力(前):88kW(120ps)/3206-13874rpm
最大トルク(前):26.5kg-m/0-4060rpm
最高出力(後):178kW(242ps)/3183-13772rpm
最大トルク(後):55.1kg-m/0-3183rpm
駆動方式:四輪駆動
バッテリー種類:リチウムイオン
バッテリー容量:107.8kWh
乗車定員:7名
最低地上高:175mm
価格:¥15,420,000〜(税込)

Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)
https://www.mercedes-benz.co.jp/
※外部サイトに移動します

ジャガー初のEVモデルは、悪路走破性も秀逸

ジャガー初となるEVモデルがこの「I-PACE」。2つのモーターを使うことで、総合出力400PS、最大トルク696Nmを叩き出し、0―100km/hでは4.8秒という俊足を現実のものとしています。電気自動車でありながら、オフロード走行にも強く、水深500mmまでなら問題なく走行が可能。さらにエアサスペンションを採用することで、車高を40mmまで低く、50mmまでアップさせることができるので悪路走破性も秀逸です。航続距離は最長で438kmとアナウンスされています。

「2024年モデルは、9月7日からオンラインだけで受注を開始。まずは「R-DYNAMIC HSE」のみの販売ですが、このオンライン限定販売に伴い、コールセンター「ジャガーI-PACEクライアントアドバイザー」を新設し購入をサポート。I-PACEは販売面でもジャガーの新たな歴史を作っています」(編集部)

「ジャガーI-PACE」
全長4695mm×全幅1895mm×全高1565mm
車両重量:2230kg
航続可能距離(WLTC):438km
パワートレイン:同期モーター
ギアボックス:1速固定式
最高出力:294kW(400ps)
最大トルク:696N・m
駆動方式:四輪駆動
バッテリー種類:リチウムイオン
バッテリー容量:90kWh
乗車定員:5名
最低地上高:174mm
価格:¥15,171,000~(税込)

Jaguar Japan
https://www.jaguar.co.jp/index.html
*外部サイトに移動します

オジサンの遊び心を表現できるポルシェ

ポルシェ初となる量産BEV(バッテリー電気自動車)として誕生した「タイカン」。そのタイカンのルーフ&ハッチを延長し、「CUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)」として登場したのが、タイカン 4 クロスツーリスモです。オンロード性能はタイカンと同等、そこにオフロード性能をプラスしたこのモデル、まさに遊び心を忘れない、リッチなオジサンにぴったりな1台。荷室容量も、後席を倒せば最大1212リッターと広いので、キャンプなどのアウトドアスポーツの相棒としても最高の1台です。

「タイカンではなく、タイカン 4 クロスツーリスモをチョイスするあたりに、オジサンの余裕を感じさせます。いつでもピカピカに洗車するのではなく、週末はあえて泥汚れも気にせずガシガシと乗り倒す。そんな乗り方もハマるモデルです」(戸賀編集長)

「ポルシェ・タイカン4クロスツーリスモ」
全長4974mm×全幅1967mm×全高1409mm
車両重量:2245kg
航続可能距離(WLTC):456km
最高出力(前):175kW(280ps)
最大トルク(前):300N・m
最高出力(後):320kW(435ps)
最大トルク(後):340N・m
システム最高出力:380PS(280kW)※オーバーブースト時は476PS
システム最大トルク:500N・m
駆動方式:4WD
バッテリー種類:リチウムイオン
バッテリー容量:107.8kWh
乗車定員:7名
最低地上高:175mm
価格:¥13,410,000~(税込)

ポルシェジャパン
https://www.porsche.com/japan/jp/
※外部サイトに移動します

ピュアEV、頂点の一角を担うビッグラグジュアリーサルーン

その迫力のエクステリアデザインで、街中を走らせるだけで注目を集めてしまうBMWのi7。そのピュアEVがi7 xDrive60です。サスペンションの設定を「ノーマル」「コンフォート」にすれば、EVならではの静粛性と相まって、今までに経験したことがない乗り心地を。設定を「スポーツ」にすれば、こちらもEVでしか再現できない、気が遠のくような強烈な加速を現実のものとします。ビッグラグジュアリーサルーンのピュアEV。今までの常識が通用しない、想像以上の完成度を経験するのも、リッチなオジサンには必要不可欠です。

「EVならでは走行性能と、抜群の静粛性。まさに現行EV車の頂点に位置する一台。ただし、車重は約2.7トンとかなりの重さになるので、駐車場問題は常にまとわりついてきます。都心のマンションに住むリッチなオジサンには、切実な問題です」(編集部)

「BMW i7 xDrive60」
全長5390mm×全幅1950mm×全高1544mm
車両重量:2690kg
航続可能距離(WLTC):600km
最高出力:400kW(544ps)
最大トルク:745N・m
駆動方式:四輪駆動
バッテリー種類:リチウムイオン
バッテリー容量:101.7kWh
乗車定員:5名
価格:¥16,700,000~(税込)

BMW
https://www.bmw.co.jp/
*外部サイトに移動します

EV生活を始めるなら、テスラを選べば間違いなし

テスラの中でも、プレーンなエクステリアデザインとシンプルなインテリアで人気のモデル3。その動力性能は、3リッタークラスのミドル級スポーツカーと同等と言われ、EVならではの走りが楽しめるまさにEV入門モデルといった位置付けの1台です。今回のアップデイトでは、空力性能を最大化させるエクステリアデザインや、ラップアラウンドインテリアを始め数多くの改良が施され、さらなる進化を実現。モデル3から始めるEV生活、大いに「有り」と思われます。

「アップデイトされたモデル3の納車は、2023年12月~2024年3月が予定されています。モデル3ロングレンジでは、一充電あたりの航続距離は629km(WLTP値)と向上(現行モデルは580km)。テスラの進化は止まりません」(編集部)

「テスラ モデル3 ロングレンジ」
全長4720mm×全幅1850mm×全高1441mm
車両重量:1828kg
航続可能距離(WLTC):629km
最高出力:250kW
駆動方式:AWD
バッテリー種類:リチウムイオン
バッテリー容量:78.4kWh
乗車定員:5名
最低地上高:138mm
価格:¥6,510,000~(税込)

テスラジャパン
https://www.tesla.com/ja_jp
*外部サイトに移動します

文 菅原 晃

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