カナダグース,魅力,歴史
(画像=everst/Shutterstock.com)

日本で勢いがあるアウターブランドの一つが「カナダグース」です。冬になるとカナダグースのダウンジャケットを着ている人に会わない日はないといっても過言ではありません。もともとはスポーツウェアのブランドとして生まれた同社ですが、今やラグジュアリーブランドとしての存在感を発揮しています。そこで今回はカナダグースの魅力について紹介します。

もともとスポーツウェアとして生まれたカナダグース

カナダグースといえば、冬仕様のダウンジャケットが有名です。カナダグースの歴史は古く、トロントで1957年に創業しました。もともとはメトロスポーツウェアと呼ばれる会社で、ウールのベスト、レインコート、スノーモービルウェアを専門に製造していました。カナダグースが転機を迎えたのは1980年代です。

南極の基地に滞在する研究者のために、寒地用のアウターであるエクスペディション パーカーを開発しました。また1982年には、カナダグースの特注パーカーを着たローリー・スクレスレットが、カナダ人初のエベレスト登頂を達成したことで、「カナダグース=寒冷地のパーカー」というイメージを定着させたのです。

その後、寒冷地での映画撮影にも使われるようになり、多くの有名人が着用するようになりました。次第にカナダグースの人気が上がっていきます。2001年には約3億円しかなかった売り上げが2014年には200億円を超えており、1着10万円近くする高級品ながら世界中で多くの人が着ているのです。

ラグジュアリーブランドに進化したカナダグース

このように高級アウターとして知られるカナダグースですが、今やアウターブランドのイメージを持ちながらもラグジュアリー総合ブランドに進化しようとしています。2017年に登場したのはニットウェアコレクションです。イタリアの職人と共同で作られたニットウェアは、極寒地ではなくカナダ・アメリカの西海岸の湿潤な気候をモチーフとして作られています。

また部位によって編み方を変える「サーマル・マッピング」を使用するなど、技術的にも繊細さを込めたコレクションになっています。2019年には日本限定のカプセルコレクションを手掛けるなど、着実にラグジュアリーブランドへと変貌を遂げているといえるでしょう。日本ではラグジュアリー市場に強いサザビーリーグが販売していることもカナダグースがラグジュアリーブランドになる後押しをしそうです。

カナダグースの定番モデル「ジャスパー」の魅力とは?

そんなカナダグースの中でも一番人気のアイテムが、ダウンをふんだんに使用したパーカー、「ジャスパー」と呼ばれるモデルです。定番モデルとして知られるジャスパーは、すっきりとしたシルエットと、昔ながらのボタン式のフロント部分、そして、フードにあしらわれたコヨーテのファーが特徴となっています。

ポリエステルと綿でできた表生地は、ビジネスシーンでもオフスタイルでも使うことができる使い勝手の良さに加えて、マイナス15度での活動も想定して作られており、防寒機能も本格的なことも特徴です。カナダグースはボンバージャケットやダウンなどさまざまなアイテムを作っていますが、やはり、最も有名で、知られているモデルといえば、このジャスパーをおいて他にはありません。

この冬はカナダグースに注目したい

本格的な機能と使い勝手のいいデザインで注目を浴び、今や冬の定番となっているカナダグース。2019年は日本向けの新しいコレクションも登場します。これまで試したことがない人も、その着心地、温かさにはびっくりするはずです。ぜひ、この冬のコレクションに注目してみてはいかがでしょうか。

文・J PRIME編集部

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