新富裕層,フィットネスジム,経営
(画像=Zodiacphoto/Shutterstock.com)

最近では、フィットネスジムのフランチャイズ(以下FC)ビジネスが増えてきています。なぜ、数あるFCのカテゴリの中でフィットネスジムが注目されているのでしょうか。マーケットの成長率や追い風要因を中心に解説します。

FC経営するなら市場拡大中のフィットネスジムが狙い目

FC経営というと、コンビニや飲食店などを思い浮かべます。しかし、多くのカテゴリで店舗数が頭打ちだったり、流行に左右されやすかったり、ある程度の知識や技術の習得が求められるなど課題があります。そんな中、今注目されているFC経営がフィットネスジム。市場が安定的に拡大しているのが最大の魅力です。

フィットネスジム業界は堅調な成長を続けている

フィットネスジム市場の成長率を確認してみましょう。日本生産性本部が発表した「レジャー白書2019リリース」によれば、スポーツ用品、施設・サービス利用といったスポーツ系の市場規模は近年、堅調に伸びています。このスポーツ部門の中でも特に伸びているのがフィットネス業界。市場規模は7年連続プラスとなっており、フィットネスジム市場は拡大し続けています。

大きな流れとしては、フィットネスジム業界では、多様化・専門化が進み、女性専用ジム、24時間フィットネス、ホットヨガやストレッチ専門店などが登場。顧客の趣味やライフスタイルに合わせた経営で成功している企業が増え、活気づいています。

レジャー・スポーツを楽しむシニア層増加も追い風

フィットネスジムの顧客として、今もっとも注目されているのが、60代、70代のシニア層です。理由として、3つの要因が考えられます。

1 この世代は「団塊の世代」といわれ、日本経済に大きな影響力を及ぼしてきたこと
2 シニア層の人口の多さ
3 過去の高齢者と比べ、現代のシニア層はアクティブな方が多いという特徴がある

また、三菱総合研究所が50歳以上を対象として実施したアンケートによれば、年齢が高くなるほど健康維持のために運動をしようとする意識が高まっていくという傾向が見られました。最も意識が高まるのが70代前半で、フィットネスジムなどのスポーツ施設を使用する方が約2割にもなります。

医療費削減の観点から健康寿命を伸ばそうという厚生労働省の取り組みも追い風となり、シニア層の利用増加見込みから、フィットネスジム市場は今後も成長を続けていく産業といえそうです。

初期投資は、中堅FCで4,000〜5,000万円程度(24時間形態の場合)

追い風市場のフィットネスジム業界ですが、一例としてこの分野で特に注目度の高いカテゴリである「24時間フィットネスジム」を参考に、初期投資額を分析してみましょう。

24時間フィットネスジムはその名のとおり、24時間いつでも利用できるのが一番の特長。深夜から早朝の時間帯に利用する客層を中心に人気が高まっています。また総合スポーツクラブのようなプール、ヨガスタジオといった施設がないジムも多く、フィットネスマシーンを中心としたウェイトトレーニングに限定しているところが一般的です。また、利用者はスマートロック、施錠キーで入退室ができ、スタッフがいない時間帯があっても運営可能なため、その分人件費が抑えられます。

以上のことから、24時間ジムは大がかりな設備投資や重い人件費負担がないという大きなメリットが見込めるでしょう。ちなみに、24時間ジムの初期投資は、大手FCで8,000万円〜1億円程度、小規模〜中堅FCで4,000万円〜5,000万円程度といわれます。

ここでは24時間ジムに着目しましたが、フィットネスジムはさらに今後細分化が進んでいき、時代や市場に合わせたカテゴリのものなどが現れると考えられます。気になるカテゴリを比較した上で、ご自身がもっともメリットを感じるFC契約を探しましょう。

また、気になるジムに自ら通いながら、自分の考えに合った経営方針のフィットネスジムを探すというのも一案です。

文・J PRIME編集部

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