バフェット,投資,原則
(画像=The Motley Fool)

モトリーフール米国本社、2017年7月16日投稿記事より

バークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK-A、BRK-B)のCEOであるウォーレン・バフェットは、最も成功しているバリュー投資家であり、多くの投資家が彼のようになりたいと思っています。

以下のようなバフェットの投資原則はよく知られており、普通の投資家も同じように投資できます。

  • 事業内容を理解できる株に投資する
  • バリュー投資の基本を学ぶ
  • 割安株を見極める
  • 長期的に健全な企業を特定する
  • 優れた経営陣に投資する
  • 市場暴落時ほど積極的に投資する
  • 長期的な考え方をする

事業内容を理解できる株に投資する

いかなる株に投資する場合でも、投資対象企業の事業とどのように利益をあげているかを理解することが重要です。

バフェットは長い間ハイテク株への投資を避けてきましたが、これはビジネスモデルが単に理解しにくかったためです。

彼は事業内容を熟知している株への投資にこだわってきました。

バークシャーの株式ポートフォリオおよび事業の内容は多岐にわたっていますが、それでも特定の業種、たとえば保険、銀行、公益事業、消費者向け製品に集中しています。

これは、バフェットがそのビジネスをよく理解しているためです。

バリュー投資の基本を学ぶ

バフェットは、多くの人々には個別銘柄を調査する時間や意欲があまりないので、低コストのインデックス・ファンド投資を勧めています。

もし個別銘柄を研究する時間と意欲があれば、まずバリュー投資に関する知識を身につけるべきでしょう。

金融ニュースやバリュー投資関連記事を読むもいいですが、まず「バリュー投資の父」と呼ばれるベンジャミン・グレアムや「伝説のファンドマネジャー」と呼ばれるピーター・リンチの主要著作を読み、バリュー投資の基礎をしっかり固めるべきです。

割安株を見極める

割安株の基準を決定したら、その基準に合う銘柄をピックアップします。

たとえば、PER(株価収益率)15倍未満で取引され、毎年20%のリターンを生み出す株を購入すると決めたとします。

ほとんどの証券会社では、こういった基準を満たすような株を探すためのスクリーナーやツールが提供されており、割安株候補をリストアップすることができます。

長期間に健全な企業を特定する

設定した基準でいくつかの株をピックアップしたら、たとえ不況になっても、しっかりと耐えられる事業を選んで絞り込みます。

公益事業はその好例であり、バフェットはそういった株への投資を好みます。

高級商品を販売する小売業者など、好景気の時だけ業績の良い事業は排除します。

バフェットが言うように、長期間に競争優位性を維持できるビジネスに投資すべきでしょう。

効率性、事業規模、独自技術など、圧倒的な競争力を持つ企業がいくつかあります。

一例を挙げると、バフェットのお気に入りのコカ・コーラは、広範な流通ネットワークと、強力なブランドを持っています

優れた経営陣に投資する

バフェットは、優れた経営陣への投資を非常に重視しています。

バフェットは、経営陣が信頼に足り、株主の最善の利益のために継続的に行動すると考えている場合にのみ投資します。

彼の投資対象となるには、株主還元(増配と自社株買い)の実績に加え、経営陣に対する優れた評価が必要です。

バフェットは、バークシャーの「株主への手紙」において、投資先の経営陣についてしばしば称賛しています。

市場暴落時ほど積極的に投資する

市場動向を気にしながら投資するのはやめましょう。

長期投資家は、いつ購入しても特に問題ありません。

また、投資のコツは、厳しい市場環境の時にこそ投資をすることです。

バフェットは、成功する長期投資家の秘訣の1つは、市場が落ち込んだ時に投資をすることだと述べています。

バフェットは景気の良い時期にも悪い時期にも投資しています。

バフェットは、リーマンショックという市場の危機において、バンク・オブ・アメリカへの投資のような優れた取引を行っています。

「10年サイクルで、経済は落ち込むものです。その時にこそ、投資のチャンスがやってくるのです」とバフェット氏は株主への手紙で語っています。

長期的な考え方をする

バークシャーの株式ポートフォリオに関して、バフェットは「保有期間は永遠」と述べています。

しかし、それは必ずしもバークシャーが株を永久に保有するという意味ではありません。

実際、バフェットと彼のチームは定期的に株を売買しており、それにはさまざまな理由があります。

バフェット氏が言おうとしているのは、「長期的な考え方で投資に取り組む」ということです。

言い換えれば、向こう何年もその株を保有しようと思わないのであれば、絶対にその株を買うな、ということです。

「10年間その株を保有するつもりがないのなら、10分間その株を保有することすら考えないでください」とバフェットは言います。

四半期決算が良いから株を買う、または来年注目されている新製品が発売されるから株を買うということは、バフェットの手法ではありません。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan

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