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(画像=StreetVJ / Shutterstock.com)

2020年7月に開幕する東京五輪の観戦チケットが2019年5月に抽選申し込みがスタートしました。1964年大会以来56年ぶりの自国開催となる大会を現地で観戦したいと考える人は多く、チケットを巡って熾烈な争奪戦が繰り広げられています。チャンスはまだあるもののシビアな戦いが続きそうです。今回はチケット獲得への道のりを解説します。

販売スケジュール

チケット販売の大まかなスケジュールは以下の通り発表されています。

・2019年春~夏 公式サイトで抽選販売(終了)
・2019年秋~冬 公式サイトで販売
・2020年春以降 公式サイト、チケット販売所(都内)、公式リテールサービスで販売

2019年春からの第1弾販売が終了

・落選者が多かった
第1弾の販売は、2019年5月9日に東京五輪組織委員会が運営する公式チケット販売サイトで国内在住者向けに抽選申し込み受付が開始。29日に申込期間が終了し、抽選結果が6月20日に発表されて購入手続きが7月2日に締め切られました。申し込み開始初日や最終日には公式サイトへのアクセスが殺到し、手続き完了までに数時間以上かかるケースもあったようです。

組織委員会は、2019年5月29日の締め切り時点で申し込みに必要なID登録の件数が約750万件、販売サイトへの総アクセス数は約2,425万件に上ったと発表しています。申込総数や各チケットの倍率は明らかにされていませんが、「今回の販売では落選した人が圧倒的に多かった」と説明しました。また購入手続きを終えた総枚数は322万枚で、当選者の9割以上が購入したとしています。

・セカンドチャンスを実施
組織委員会は、1枚も当たらず落選した人を対象に、「セカンドチャンス」として2回目の抽選販売を実施する方針を示しました。第1弾で残った数十万枚が用意されます。人気の高い開会式や閉会式、決勝戦は対象外となり、観客席が比較的多い会場の球技など、予選を中心に売り出される見通しです。また、1人が申し込めるのは1セッションのみ。申し込み受付は2019年8月に始まる予定とされています。

争奪戦は続く 残されたチャンスは

第1弾の抽選で落選した場合でも、まだチケットを入手する機会をあきらめてはいけません。今後のスケジュールや販売手段についても情報が順次発表されます。組織委員会は、2019年秋以降に実施する公式サイトでの販売について当初先着順としていましたが、アクセスの集中が懸念されることから、抽選販売に切り替えることを明らかにしました。

2020年春以降には、組織委員会が指定する販売事業者などでも販売される見通しとなっているほか、会場の販売所でも発売される予定です。またチケット購入後に観戦できなくなった人がチケットを出品できる公式リセール(再販売)サービスが、2020年春以降に開始されます。リセールの価格は定価のみです。

出品者と購入希望者との間で売買が成立すれば、出品者が組織委員会に手数料を支払う仕組みとなる予定です。公式サービス以外での再販売や転売は認められていません。転売禁止の例外として、チケット購入者の親族や友人、同僚などに限り、リセールサービスを利用せず譲渡することができます。観戦チケット付きのツアーに参加するという手段も残されています。

東京2020オフィシャル旅行サービスパートナーとなっている旅行会社3社から、「東京2020オリンピック公式観戦ツアー」が販売されます。チケットと宿泊や交通機関等がパッケージにされた観戦ツアーです。JTBはすでに一部ツアーの抽選エントリーの受付を開始。さらに東武トップツアーズと近畿日本ツーリストがツアーの販売を予定しています。

また会場内のラウンジでの飲食サービスなどを組み合わせた、公式ホスピタリティパッケージが販売される予定です。2019年7月以降に申し込み開始となります。大会関連グッズやお土産とセットになったチケットプログラムも検討されています。

文・J PRIME編集部

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