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(画像=Travelerpix/Shutterstock.com)

世界的にオフショア(タックス・ヘイヴン)への監視が厳しくなり、また、移住のハードルを高くする国が多くなりました。となると、「5つの国旗論」を実践して「パーマネント・トラベラー」(終身旅行者)として生きるという富裕層のライフスタイルは、どう変わっていくのでしょうか?

「5つの別の国で生きる」とはどういうことか?

まずは、「5つの国旗論」とはどんなものか、確認してみましょう。

第1の国旗:国籍(パスポート)を持つ国
第2の国旗:仕事をする国(所得を得る国)
第3の国旗:居住のベースとなる国
第4の国旗:資産運用を行う国
第5の国旗:余暇を過ごす国

このように、目的別に自分の生活を5つに分け、その5つにもっとも適した「5つの別の国で生きる」というのが、世界の富裕層がこれまで実践してきたライフスタイルです。

これを実行すると、定住地がなくなるので、実践者のことを「パーマネント・トラベラー」(PT:Permanent Traveler=終身旅行者)と呼びます。

このライフスタイルは昔からありました。ただ、主流になったのは、世界経済がグローバル化した1970年代あたりからと言われています。その時代からそれぞれの国を目的別に使い分けて暮らす方法が確立されていったのです。

この5つの国旗が、すべて違う国である必要はありません。目的がかなうなら、2つの国旗でも3つの国旗でもいいのです。