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(画像=Chinnapong/Shutterstock.com)

「健康増進型保険」といわれる商品の開発に各保険会社が力を入れています。このカテゴリの保険を大きくグループ分けすると、「健康診断結果で割引になる保険」「健康になる努力を評価する保険」の2つです。ここでは、どのような違いがあるのかを見ていきましょう。

「健康診断結果で割引になる保険」のサービス例

このグループの保険には、明治安田生命と第一生命の商品があります。ただし、割引率やサービス内容はかなり違うため、しっかり比較検討したうえで加入するのが賢明です。

・明治安田生命「ベストスタイル 健康キャッシュバック」(特約料:無料)
明治安田生命「ベストスタイル 健康キャッシュバック」では、健康診断の結果を毎年1回報告、その中身によって下記のようにキャッシュバックのランクが変わります。

  • ランク1:保険料1ヵ月分相当
  • ランク2:保険料の0.5ヵ月分相当
  • ランク3:保険料 の0.1ヵ月分相当

ちなみに、このランクを決めるためにチェックされる項目は生活習慣病と関わりの深い「BMI」「血圧」「尿検査」「血液検査」などです。この保険が重視しているのは、次の3つの流れになります。これらが1年スパンのサイクルで回転することで加入者の健康を長期的にサポートすることが目標です。

  • 年1回の健康診断受診(結果報告)
  • 健康状態に合わせてレポートの確認(対面)
  • 健康キャッシュバックというリターン

・第一生命の「ジャスト健診割」(特約料:無料)
上述した明治安田生命の保険が、健康診断の結果を毎年1回報告しなければならないのに対し、第一生命の保険は初年度1回の結果報告だけです。手軽さ重視の人であれば、第一生命の「ジャスト健診割」との相性がよいと考えられます。加えて、健康診断の結果が良好であれば以下のように保険料がさらに割引されることも特徴の一つです。

例えば、月3,415円の保険料が……

  • 健康診断を提出すると3,033円に割引(382円お得)
  • 健康診断の中身が良好だと2,778 円に割引(637円お得)
    ※上記は一例。保険料や割引額はプランによって異なります。

この健診割は同社の主力商品「ジャスト健診割」に適用されます。ただし、割引対象外のプランもあるため加入を検討する際は確認が必要です。

「健康になる努力を評価する保険」のサービス例

健康増進型保険のもう一つのグループ「健康になる努力を評価する保険」から2商品を紹介します。

・住友生命「Vitality(バイタリティ)」(特約料:月864円)
住友生命「Vitality(バイタリティ)」では、月額利用料を払えば特典が受けられます。まず、契約すると自動的に保険料が15%割引になります。保険料にもよりますが、これだけで月864円の特約料は相殺されるケースもあるでしょう。また、2年目からは健康増進の努力に応じてステータスを判定されます。例えば、ゴールド、シルバー、ブロンズなどです。ステータスによって割引率・割増率が変動し最大30%保険料が割引になります。

・日本生命「健康サポートマイル」(無料で利用可)
同社の保険に加入している人が、健康増進の活動をするとその都度マイルがもらえる仕組みです。例えば、以下のようなシーンでマイルが付与されます。

健康サポートマイル項目付与マイル数
健康診断・がん健診の受診各50マイル
生活習慣クイズへの解答1回20マイル
スポーツイベント参加1回50マイル
ウォーキング(歩数)目標の達成1ヵ月20マイル
健康継続ボーナス1回 500 マイル

これらの努力によってたまったポイントは、歩数計やAmazonギフト券などさまざまなアイテムと交換できます。あわせて、専門家(医師・看護師・栄養士など)に無料で電話相談ができたり、生活習慣病の専門医療機関を検索できたりするのもうれしい点です。

健康増進型保険は今後増える可能性大

健康増進型保険は、加入者と保険会社の両者にメリットがあります。そのため、今後商品数が増え内容が充実していく可能性が高いと考えられます。上手に選択すると健康と節約が両立できるため、積極的に利用を検討していくとよいでしょう。

文・J PRIME編集部

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