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(画像=Brent Hofacker/Shutterstock.com)

平成から令和へと変わった今、改めて茶の湯の世界をのぞいてみると、日本の歴史と文化に彩られた奥深さが感じられるかもしれません。ここでは、献茶式をはじめとして、一般客も参加できる京都や奈良エリアのお茶会をご紹介します。季節に合わせた和服で茶の湯の美を楽しんでみてはいかがでしょうか。

お茶の世界とは?

中国からお茶が伝来したのは、8世紀ごろといわれています。12世紀の末ごろには、お茶は薬としても利用されるようになり、14世紀に入り庶民へと広がっていったようです。15世紀後半から、お茶の華麗な文化が生まれ始めました。お茶を飲む時の道具やたて方、たてる場所に至るまで、こだわりを持って整える茶道が成立したのです。日本独特の美意識「わび・さびの世界」や、伝統的な作法は現代でも大切に受け継がれています。

京都・奈良エリアのお茶会情報

昔ながらの風情が残る京都・奈良エリアで、お茶会が楽しめるスポットをご紹介します。時には和服姿にチャレンジして、お茶の奥深さを体験してみてはいかがでしょうか。

高台寺の「七夕茶会」

京都市東山区にある高台寺では、「高台寺茶会スタンプラリーカード」の配布を行っています。高台寺で行われるお茶会に参加するとスタンプが押印され、すべてがたまると「好きな茶会」に招待されます。

7月6日(土)、7日(日)には、「七夕茶会」が行われます。ササにつるす短冊に、願いを込めてみてはいかがでしょう。茶会は1人3,500円(拝観付)で、受付は15時から16時です。七夕会の期間中、境内がライトアップされ、幻想的な風景が楽しめます。お茶会のあとは散策しながら、魅惑的な夜の情景を堪能してください。※いずれのイベントも予約が必要です。

―基本情報―
住所:京都市東山区高台寺下河原町526
TEL:075-561-9966
公式ページ:https://www.kodaiji.com/

平安神宮の「煎茶献茶祭」

9月29日(日)、京都市左京区にある「平安神宮」では、京都の煎茶家元会の各家元が、輪番で献茶をする祭儀が行われます。終了後は、境内の各所で誰でも参加できる協賛茶席が開催されるので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

―基本情報―
住所:京都市左京区岡崎西天王町97
TEL:075-761-0221
公式ページ:http://www.heianjingu.or.jp/

東大寺の「大仏さま秋の祭り 献茶式(表千家)」

奈良を代表する寺の一つである東大寺では、10月15日(火)の10時から「大仏さま秋の祭り 献茶式」が行われます。

745年に聖武天皇の願いで制作が開始され752年に完成した、高さ約15メートルの大仏様に参拝がてら、献茶式に行ってみてはいかがでしょうか。本格的なお茶がいただけます。

住所:奈良市雑司町406-1
TEL:0742-22-5511
公式ページ:http://www.todaiji.or.jp/

伏見稲荷大社「献茶祭」

京都市伏見区にある、「お稲荷さん」の総本宮である伏見稲荷大社では、10月24日(木)10時から、裏千家家元の奉仕により献茶の儀が行われます。社務所お茶屋などに茶席が用意され、誰でも参加できます。

住所:京都市伏見区深草薮之内町68
TEL:075-641-7331
公式ページ:http://inari.jp/

唐招堤寺の「観月讃仏会」

9月13日(金)の中秋の名月に、奈良市の唐招提寺御影堂の前庭や金堂で「中秋の名月をめでる法要」行われます。さらに、裏千家大宗匠による、大和上(だいわじょう)とお月様への献茶式も実施されます。※現在、大修理を行っているため御影堂での献香、献茶は行われません。

住所:奈良市五条町13-46
TEL:0742-33-7900
公式ページ:https://toshodaiji.jp/

茶道総合資料館「呈茶席」

京都市上京区の茶道総合資料館にて、裏千家所蔵の優品を展示する展覧会が行われています。この展覧会の開催期間中は、開館日の10時から16時まで呈茶が無料で実施されています。

四季の移ろいを感じる中庭を楽しみながらいすに腰かけて行われる「立礼(りゅうれい)形式」のお茶席です。初めてお抹茶を飲む人や、作法に自信のない人には担当者が丁寧に説明してくれるので安心して参加できます。美しい品を鑑賞して、おいしいお抹茶を味わってみましょう。

住所:京都市上京区堀川通寺之内上る寺之内竪町682 裏千家センター内
TEL:075-431-6474
公式ページ:http://www.urasenke.or.jp/textc/gallery/tenji/index.html

和装でお茶を楽しもう

お茶席には、ぜひ和服姿で訪れてみてください。その際は、色無地や江戸小紋などを揃えておくといいでしょう。この機会にお茶や和服の作法を身につけて、さまざまなお茶会へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

文・J PRIME編集部

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