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(画像=Marta Design/Shutterstock.com)

従業員の満足度を向上させる上で、従業員が辞めずに居続けるリテンション率の向上は、企業にとって大きな課題となっています。充実した福利厚生やオフィス環境を備えた米企業の事例を紹介します。

Google

Google社内にある福利厚生施設は、「社員を大切にすることがGoogle全体にとっても良いことである」との理念を実現したものとなっています。米カリフォルニア州にある本社「Googleplex」には、さまざまな料理が提供される食堂のほか、フィットネスセンター、ヘアサロン、ゲームルーム、ランドリー、テーマのあるオフィスエリアなどがあります。

また、社内で学習できる機会が充実しており、コーディングや料理のクラス、学位プログラム、ギターのレッスンなどが用意されています。フィランソロピー部門「Google.org」の活動として、社員が専門技術を生かし、非営利事業や慈善事業に最大6ヵ月間フルタイムで従事できる制度もあります。

さらに、充実した育児休暇や退職貯蓄の制度、死亡給付金などの、社員と家族をライフステージに合わせて支援するプログラムが提供されています。愛犬を連れて出勤できるオフィスもあります。

Microsoft

Microsoftのレドモンド本社には、さまざまな福利厚生サービスや施設、ユニークな業務スペースがあります。例えば、敷地の一角にある、自然に囲まれたツリーハウスのミーティングスペースは、「創造性、集中力、そして幸福感」を高めてくれる自然の力を生かすために作られたとされており、非常に特徴的です。

予防治療や理学療養、栄養士によるカウンセリングなどの多様なヘルス関連サービスを受けられる施設や薬局もあります。ファイナンシャルプランニングや教育のプログラム、クラブ活動のほか、ボランティアや寄付を支援する制度などの福利厚生も充実しています。

また同社は現在、レドモンドの本社を大規模に刷新するプロジェクトに着手しており、社員のための環境が一層快適なものになりそうです。新しい本社には、屋内にアトリウムや共同作業ができるオープンなスペースが作られるほか、屋外にはランニングコースや散歩道、サッカー場、さらにはさまざまなイベントに利用できるオープンな広場が提供されます。自動運転車用に設計された降車エリア、スマートなパーキングガレージ、地下の食用植物栽培用の研究施設も作られる予定です。

Amazon

Amazonには、従業員の健康や経済的な安定を支援する手厚い福利厚生があります。また、養子縁組の補助や有給の育児休暇も用意されており、ユニークな「休暇シェア」のオプションや柔軟な職場復帰プログラムも提供されています。

キャリア選択プログラムによる教育支援もあり、時間給の従業員が授業料などの費用の95%を前納することで、費用に気に取られずに勉強に集中できるようになっています。医療技術者、パラリーガル、ロボット技術者などの技能を習得できるとされています。

また米国のオフィスでは、従業員が犬を職場に連れてくることを歓迎しており、シアトルの本社では、飼い主と出勤する犬が6,000匹登録されています。

同社は30ヵ月国にオフィスを構えており、それぞれがユニークな設計で、コラボレーションやイノベーションを引き出すような職場が作られています。世界中のオフィスで、エレベーターやオープンスペースにホワイトボードが設置されており、いつでもミーティングを行うことができるようになっています。

Adobe

Adobeは休暇制度が充実しており、米国では勤続5年で4週間、10年で5週間といったサバティカル休暇のプログラムなどが用意されています。

また、健康維持のための制度、2万5,000ドルの養子縁組支援や代理出産支援、教育および業務に関連するスキルの向上を支援する制度を提供しています。社屋内にフィットネスセンターのほか、バスケットボールコートやロッククライミングウォールを備えるオフィスもあります。

Netflix

Netflixは独自の社内文化があることで知られています。同社が重視する真の価値観として、判断力、コミュニケーション、好奇心、勇気、情熱、無私、イノベーション、インクルージョン、品位に関して定められています。また、「自由と責任」を重視する文化が福利厚生にも反映されており、有給休暇を無制限に取得できるほか、柔軟な有給育児休暇の制度などが用意されています。

文・J PRIME編集部

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