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(画像=BT Image/Shutterstock.com)

いよいよ東京オリンピックまで、あと1年となりました。東京オリンピックは、ボランティアに対する待遇の低さや、予算に関する問題、さらに、つい先日には五輪担当相が失言により辞任するなど、準備が進んでいないような印象を受けることも多いかと思います。現状のオリンピックの受け入れ態勢はどうなっているのでしょうか。現状を確認してみましょう。

オリンピックに関して悲観的な人が多い?

オリンピックに関する報道を見ていると、あまりいいニュースというのはなく、悲観的なニュースが目につきます。先日の五輪担当大臣の辞任もそうですし、また、ボランティアについても、1日8時間、10日間程度のボランティアにも関わらず、原則無償、交通費や宿泊費なども支給されず、待遇が低いという報道もあり、一部では、「やりがい搾取」と言われることもありました。また、予算が、当初予定していた8,000億円程度から、3兆円近い数字にまで膨れ上がるなど、様々な問題が起こっている印象を受ける人も多いかもしれません。

実際にどういった受け入れ態勢が必要なのか?

実際、オリンピックについては、ただ競技を開催するだけではありません。その注目の大きさ、訪日客の多さから、様々な分野で受け入れが必要なのです。

例えば、テロ対策等も大きなポイントです。実際、一言でテロ対策と一言で言っても、その場の警備を増やすだけではなく、未然防止のための水際対策や、入国審査機能の強化、化学テロに備えたワクチンの備蓄など、既に準備が始まっているものも多くあります。

また、多くの人がオリンピックに来ることから、都市機能の強化自体も必要になってきます。例えば、多くの人が出入りする空港では、顔認証ゲートを活用したスムーズな出入国審査なども進められています。また、会場へのアクセス手段として、環状2号線や首都高の整備なども、オリンピック受け入れのために必要とされています。さらには、無線LANの整備や多言語対応、医療機関の受け入れなど、多くの分野でオリンピックに対応する必要があり、予算が計上されています。

オリンピックの準備は着々と進んでいる?ただし、一部分では遅れも

そういった中で、オリンピックの準備は着々と進んでいるのでしょうか。

実は、オリンピック全体でみると、準備は着々と進んでいます。例えば、新しい国立競技場ですが、こちらは2019年の11月の完成を目指して建設されています。日々、建物が大きくなっていくのを見ると、準備は順調に進んでいるなあと思うかもしれません。

また、ボランティアについても、批判もあったものの、募集以上の人数が集まっています。組織委員会の募集8万人に対して、応募は倍以上の18万人あったということです。選考も進んでおり、こちらも、今のところ順調に進んでいるといえるでしょう。

しかし、すべてが順調に進んでいるかと言えば、そうではありません。例えば、環状二号線については、オリンピックまでに間に合わないことが決定しています。一時的な道路を作ることで対応しようとしていますが、湾岸部への輸送に影響があるかもしれません。ただ、このニュースは、一時期話題になったこともあり、知っている人も多いかもしれませんね。

あと1年に迫ったオリンピックに期待したい

オリンピックは国際的なビックイベントであり、そのため注目度も大きくなります。実際、オリンピック関連では、失敗やトラブルばかりが報道される傾向にありますが、オリンピックの準備は多岐に渡っており、縁の下で様々な人が準備をしていることを忘れてはいけません。オリンピックの失敗を心の底から願っているという人はいないでしょう。1年後のオリンピックに向けて、準備が順調に進むことを期待しましょう。

文・J PRIME編集部

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