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(画像=Syda Productions/Shutterstock.com)

投資の生命線は、情報のスピードと精度とよくいわれます。Webメディアから情報を収集するのが当たり前になった昨今では「どのWebメディアを購読しているか」でリターンの結果が変わってきます。今回は、グローバルな株式、東南アジア、国内不動産などに投資する富裕層向けのメディアをピックアップしました。

Bloomberg(ブルームバーグ)

グローバルな金融情報を収集したい方向け。金融情報を軸に、一般的な経済・政治に関するニュースも配信。個人投資家のみならず、通信社や金融のプロフェッショナルにも購読されています。日本語版もあるため、英語が苦手な方もスムーズに読めます。

拠点がニューヨークにあるため、特に欧米の情報が充実しているのがBloombergの特徴。併せて、全世界に170以上のオフィスが配置されているため、各エリアの経済ニュース配信(アジアであればアジア)にも力を入れます。従業員はグローバルで約1万9000人、東京オフィスで約600人。このグローバルネットワークと規模感を背景に、精度の高い情報を配信しているのがブルームバーグの強みといえるでしょう。

FROGGY(フロッギー)

国内株投資のレベルアップを目指したい方向け。最近では、各証券会社がネット上での情報発信に積極的ですが、中でもオリジナリティが高いのがSMBC証券の運営する「FROGGY」。このメディアの大きな特徴は、堅くなりがちな株投資ネタをカジュアルにわかりやすく編集している点。初心者だけでなく、中・上級者が読んでも役立つ内容も充実しています。また、伝説投資家cisさんや優待株投資の桐谷広人さんのインタビュー記事なども見逃せません。

記事を読んでいて気になった企業の株が、少ないタップ数でそのまま購入できるのもポイント。しかも、500円単位、手数料なし(100万円以下の買いの場合)で株が購入できるのも魅力。富裕層の方であれば、本気株は従来の証券会社、遊び株(余力株)はFROGGYで購入といった使い分けもいいかもしれません。

NNA ASIA

急成長するアジア諸国のニュースを収集したい方向け。NNA ASIAでは東京、上海、フィリピン、タイ、シンガポールなどの13ヵ国・地域に人材を配置。アジア各国の経済・政治の動きをはじめ、注目のスタートアップ企業、環境問題まできめ細かい情報を配信しています。

メディアを運営するのは、株式会社エヌ・エヌ・エー。有料の情報配信も行っており、商社、メーカー、金融機関など約7000社に利用されています。また出版事業(有料のレポート配信)も展開。例えばアジア諸国の労働法や会社法などのレポートをリリースするなど、アジア専門メディアならではの活動をしています。

全国賃貸住宅新聞(Web版)

不動産投資を軸に資産運用をしたい方向け。不動産業界や不動産オーナーに購読されている約30年の歴史を持つ「全国賃貸住宅新聞」が運営するWebメディアです。老舗業界紙(誌)はWebメディアに消極的なケースも目立ちますが、全国賃貸住宅新聞Web版は情報が充実。不動産業界の膨大な情報が日々更新されています。

投資家目線で見ると、不動産会社のトップインタビューは取引企業を探すのに役立つでしょう。また、新サービス紹介やリフォーム・リノベ情報は空室対策の参考になります。さらに住宅フェアや交流会などイベント紹介も網羅されていて、リアルな情報収集にも広がります。

News Picks

いくつものWebメディアやSNSをチェックする時間がない方向け。国内外の主要メディアからテーマをピックアップ。それに対して、各分野の有識者がコメントしてくれるので、記事の背景や肯定的・否定的な意見が多いかなどの反応もつかめます。日経新聞など主要経済メディアの深掘り(補足)メディアとしても役立ちます。

この王道メディアだけはやはり外せない

本稿では紹介しませんでしたが、富裕層メディアの王道といえばやはり日経電子版。最近は、他のメディアに情報が引用・転載されることも多いので購読しなくてもいいと考える方もいるかもしれません。しかし、株価にダイレクトに影響する記事も多く、スピーディに精度の高い情報を収集するなら電子版の活用はマストでしょう。

文・J PRIME編集部

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