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(画像=SmartPhotoLab/Shutterstock.com)

ファイナンシャル・プランナー(FP)は資産運用や相続においてパートナーになり得る存在です。そのため、運用成果に大きな影響を及ぼすFP選びには、特に慎重さが求められます。FPに関する基礎知識やFPの選び方のコツなどを解説します。

そもそもファイナンシャル・プランナーとはどんな人?

FPには資格を持っている人と持っていない人がいます。ここで言う資格とは、国家資格である「FP技能士」(1〜3級)のほか、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)が認定する「CFP資格」や「AFP資格」のことです。ただ資格に関する国のルール上、「ファイナンシャル・プランナー」という名称自体はこうした資格を持たなくても使うことができます。

ファイナンシャル・プランナーの仕事内容は?

ファイナンシャル・プランナーは、組織に所属して活動をしている人と独立して活動を行っている人に大別できます。ここで言う組織というのは、銀行や証券会社、保険会社、郵便局などのことです。組織に属していない場合、個人で事務所を立ち上げるなどして活動する形となります。

組織に属していても属していなくても、提供するサービス内容に縛りがあるわけではありません。一般的には資産や年金、保険、税金、相続などに関する相談を個人や中小企業から受け、適切なアドバイスをするのが業務となります。

ファイナンシャル・プランナーの料金相場は?

ファイナンシャル・プランナーに相談する場合の料金相場ですが、日本FP協会によれば1時間当たりで「5,000〜1万円」というケースが最多となっています。「5,000円未満」というケースも多い一方、売れっ子のファイナンシャル・プランナーの場合は「2万円以上」ということもあります。診断書などを作成する場合は別途費用が掛かる形が一般的です。

日本FP協会が開催している体験相談など、無料で話を聞いてもらえる機会が提供されている場合もあります。初回の相談は無料というFP事務所も少なくありません。

FPの選び方①「資格の有無」で選ぶ

これまで説明してきたように、ファイナンシャル・プランナーには有資格者と無資格者がいます。一概に無資格だからだと言ってサービスの質が低いとは言い切れませんが、資格があることは一つの信頼の証です。名刺などに記載が無い場合は、本人に資格を保有しているかどうか、保有している場合はどの資格かどうかを聞いてみるといいでしょう。

FPの選び方①「得意分野」で選ぶ

ファイナンシャル・プランナーはサービス範囲が広いため、適切なFPを選ぼうとするときに重要なことが、自身が相談したいこととそのファイナンシャル・プランナーの得意分野が重なっているかどうかという点です。保険のことを相談したいのに不動産に強いファイナンシャル・プランナーに相談しても、適切な助言を受けにくいのは明らかです。

FPの選び方③「実績・経験」で選ぶ

FPもほかの専門家と同じように、どのような実績や経験があるかが評価のポイントとなります。パンフレットやウェブサイトでそうした点が紹介されていることもありますが、面談などのときにどのような経験があるのか本人に直接聞いてみるのも良いでしょう。

FPの選び方④「ネットワークの広さ」で選ぶ

ファイナンシャル・プランナーが単独で顧客の課題に寄り添う場合とそうではない場合があります。例えば相続に関する相談では弁護士や税理士などと二人三脚で対応していくことが求められます。そのためそのFPがどのような士業ネットワークを持っているのかは、FP選びおいて考慮すべき点であると言えます。

ミスマッチは必ず避けよう

企業に所属するファイナンシャル・プランナーを選ぶときは、ファイナンシャル・プランナー個人ではなく企業を選ぶことが第一歩になります。いずれにしても相談内容によって選ぶべきファイナンシャル・プランナーや企業は異なります。まずはこの点のミスマッチがないように十分注意するようにしましょう。

文・J PRIME編集部

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