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(画像=Monster Ztudio/Shutterstock.com)

フィナンシェという、新しいSNSをご存知でしょうか。3月7日にベータ版がリリースされたばかりのこのサービスは、gumi創業者の國光宏尚氏が出資している新しい「応援型」のSNSです。個人が個人から出資を受けるサービスは、これまでのSNSとは違い、個人が活躍できる新しい未来を作れるかもしれません。フィナンシェという、新しいSNSを紹介します。

承認欲求を満たすためのSNSはもう古い?

フィナンシェは、gumi創業者である国光氏が出資している、新しい形のSNSになります。国光氏は、「承認欲求の満たすためのSNSにはみんな疲れている。こういったSNSは長くは続かない」と語っています。

実際、インスタグラムやFacebookなどのSNSは、つながっている相手からの「いいね」をもらうために、いろいろな写真をアップする人など、承認欲求を満たす場になっていることは否定できません。しかし、そういった「いいね」合戦に疲れている人がいるのも事実です。SNSから離れる人もいるように、こういった承認欲求を満たすためだけのSNSは、もはや古い時代のものになりつつあるのかもしれません。

応援型のSNS、フィナンシェの仕組みとは?

そういった中で生まれたのが、このフィナンシェというSNSにです。これまでのSNSが承認型とすれば、フィナンシェは、応援型のSNSになります。

フィナンシェは、ドリームシェアリングサービスと自らを名乗っており、夢を持つ人と夢を支援する人が出会い、夢の実現に向けて、一緒に活動していくSNSです。

仕組みとしては、夢を持つ人(ヒーロー)がヒーローカードを発行し、ファンとそのカードを取引することができます。ファンは、ヒーローカードを購入、所有することで、それがヒーローの活動資金となったり、コミュニティ活動を行ったりすることで、ヒーローの様々な夢を支援できるのです。また、このファンの中には、「ヒューマンキャピタリスト」と呼ばれる、著名な個人投資家達がいることも特徴です。これまで企業に投資を行ってきた彼らが、今後は、夢を持つ個人に投資をすることで、その夢の価値が、どんどん大きくなっていくような仕組みになっているのです。

新しい消費の形、「ファンエコノミー」を実現

この背景にあるのが、新しい消費の形である、「ファンエコノミー」です。これまでの消費は、お金と商品の等価交換である、「コンシューマーエコノミー」がメインでした。しかし、物質的に飽和している現在において、消費の形は、誰かが好き、応援したいという、ファンの想いをお金に変える、「ファンエコノミー」へと移り変わろうとしています。実際、地下アイドル等の応援は、ファンエコノミーの一種であると言えるでしょう。

こういったファンエコノミーが進化した形が、フィナンシェのサービスであると言っても過言ではないかもしれません。これまでのファンエコノミーは、ファンから応援される人への一方的なお金の移動だけで、言ってみれば、「ファンから搾取する」タイプのビジネスモデルであると言えるでしょう。

一方、フィナンシェでは、ヒーローが、ファンに対してトークンを発行することができるのです。これは、ヒーローからファンに、金銭的な見返りを与えることができるという点で、消費ではなく、投資に似ています。こういったモデルを通じて、支援される側も、支援する側もハッピーになることができる、これがフィナンシェの最大の特徴と言えるでしょう。

フィナンシェを通じて、ファンエコノミーが進化するかもしれない。

これまでのSNSは、承認欲求を満たすことが目的のものがほとんどでした。しかし、承認欲求が肥大してしまうと、疲れる人が出てくるのも事実です。

フィナンシェは、ファンエコノミーを活用した、新しい形の応援型SNSになります。最大の特徴は、応援する側も、応援される側も、メリットを受けることができるという点でしょう。これまで、ファンから搾取するビジネスモデルが主だったファンエコノミーは、フィナンシェのサービスを通じて、新しく進化するかもしれませんね。

文・J PRIME編集部

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