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(画像=Roman Samborskyi/Shutterstock.com)

五反田という町に対して、みなさまは、どういうイメージを持っているでしょうか。多くの人は、飲食店が集まる歓楽街、というイメージなのではないでしょうか。

しかしながら、そういった五反田のイメージが、変わりつつあります。多くのスタートアップが集まっており、今や、五反田は、ベンチャー企業の街「五反田バレー」と呼ばれているのです。五反田にスタートアップが集まる理由、そして、五反田の今について解説します。

五反田に集まるスタートアップ

五反田に、今、スタートアップが集まっています。五反田に本社を構えるベンチャー企業は、今や50社を超えていると言われています。中には、会計ソフトサービスを手掛けるfreeeや、飲食店予約サービスを提供するトレタなど、知名度が高い企業も多く存在しています。

さらに、こういった企業が集まり、彼らが連携することで、新しい動きが始まっています。それが「五反田バレー」と呼ばれる仕組みです。五反田バレーは、先ほど紹介したfreeeやトレタ、マツリカ、ココナラなどの企業が理事となり作られた一般社団法人になります。五反田に集まったスタートアップ、ベンチャー企業がともに協力し、街全体を活性化させていくという取り組みを行っています。

スタートアップが考える、五反田の魅力とは?

では、今、なぜ、スタートアップは、五反田に集まるのでしょうか。

1つはオフィスの賃料の安さです。もともと、渋谷が「ビターバレー」と言われていたように、過去、ベンチャー企業の多くは渋谷に集まっていました。しかし、渋谷は都内有数の繁華街であり、賃料が高いのがネックになります。一方、五反田は、都心といえども、比較的賃料は安く、決して大きな規模ではないベンチャー企業にとっては、魅力的な水準になります。そのため、多くのベンチャー企業が、五反田に集まっています。

もう1つは、住居と職場が近い、というのもメリットです。五反田は、歓楽街で有名なように、コスパのいい飲食店も多くあり、また、少し駅から離れれば、マンションも比較的手ごろに借りることができます。また、池上線や浅草線など、乗り換えも豊富で、交通アクセスは良いです。ベンチャー企業では、「職場と家が近い」ことを重視する人も多く、こういった点でも、五反田は魅力的だと言えます。

最後に、五反田バレーの存在です。ベンチャー企業というのは、決して安定しているわけではなく、困難も経験します。そういった時に、周りの企業や団体のサポートを受けることができるというのは、とても心強いものです。こういったサポートを受けやすい、協力しやすい体制がとられている、というのも、五反田の1つのメリットです。

五反田にさらに企業を集める、五反田バレーの取り組みとは?

では、その、五反田のベンチャー企業を支える、五反田バレーとは、いったいどのようなものでしょうか。

五反田バレーとは、複数の会社が理事を務める社団法人で、五反田そのもののPRや、企業や行政と提携することで、イノベーションを活性化させるということを目的に活動しています。例えば、エンジニアや広報の勉強会を企画したりしています。今年度は、品川区が五反田バレーの活性化の予算を計上するなど、行政との連携も深めているようです。

五反田は今後、日本のシリコンバレーになりえるか

五反田は、今は、ベンチャー・スタートアップが集まるエリアとして、再び注目を集めています。五反田バレーが行政から支援を貰うなど、行政との連携も行われ始めました。

五反田バレーが、今後、アメリカの本家シリコンバレーのようになるには、どうすればよいのでしょうか。シリコンバレーからは、GoogleやFacebookが生まれました。今後、五反田バレーがさらに注目を浴びるには、五反田バレーの企業がさらに大きく成長するかどうかにかかっていると言えるでしょう。そういった意味合いでも、五反田は今後も注目のエリアとなりそうです。

文・J PRIME編集部

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