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(画像=M-SUR / Shutterstock.com)

サブスクリプションサービスという言葉をご存知でしょうか。「定額制」「月額制」のサービス全般を指しますが、今、このサブスクリプションサービスが、様々な範囲に広がっており、新たな消費の形として、注目を浴びています。大手企業も続々と参入するサブスクリプションサービスとはいったい何か。具体的事例も交えて解説します。

大手企業も続々と参入するサブスクリプションサービス

今、注目を浴びているのが、「定額制」「月額制」利用の、サブスクリプションサービスです。今までは、動画サービスや音楽サービスなど、Web上のサービスでの提供が主流でしたが、今や、その枠を大きく変えようとしています。

象徴的なのが、自動車メーカーであるトヨタが、サブスクリプションサービスに参入したことでしょう。今まで自動車は、保有するというのが一般的でした。しかし、トヨタ自動車は、KINTOというサービスを立ち上げ、サブスクリプションサービスに参入しました。月々定額料金を払えば、自動車だけでなく、自動車税や任意保険なども含まれており、画期的なサービスと言えるでしょう。

他にも同様に、ソニーやパナソニックなども、サブスクリプションサービスに参入しています。こういった大手企業の参入は、サブスクリプションサービスのさらなる発達を予感させます。

サブスクリプションサービスはなぜここまで注目されているか?

では、なぜ、サブスクリプションサービスは、このように注目を浴びているのでしょうか。実は、サブスクリプションサービスは、最新のサービスというわけではありません。雑誌の定期購読などという形で、昔から存在していました。

それが最近になって注目される理由は、主に2点です。1つは、「消費動向の変更」にあります。調査によると、ミレニアル世代は、他の世代と比較して、「自分のものをシェアしてもよい」「シェアリングサービスを利用したい」意向が高くなっています。このように、消費意欲が、「所有」から「シェア」に若い世代を中心に変化していっているところが、まず1つ、大きく注目される理由となっています。

もう1つは、デジタルテクノロジーの発達です。たとえば、インターネットでの決済が普及することで、サブスクリプションとして課金がしやすくなりました。また、モノがデジタル化されることで、音楽はCDに残す必要がなくなり、また、家電等も、自分の好きなようにデジタル上でカスタマイズできるようになりつつあります。

このように、モノのハード面の変化と、それに伴う消費者心理の変化が、サブスクリプションサービスを後押ししていると言えるでしょう。デジタルテクノロジーがさらに発達することによって、この傾向はさらに加速されるかもしれません。

注目される「高級サブスクリプションサービス」

また、今注目されているものの1つに、高級サブスクリプションサービスがあります。これは、今までは、保有することがステータスだった、高級時計や高級バッグを、定額で借りることができるサービスになります。

たとえば、バッグでは、「ラクサス」が、腕時計では、海外で「Eleven James」というサービスが、それぞれ高級品のサブスクリプションサービスでポジションを築いています。車や家電もそうですが、こういった高級品もサブスクリプションで使える時代になっており、ますます所有とレンタルの境目がなくなっていくかもしれません。

その商品も、サブスクリプションで利用できるかも

もともとは雑誌や音楽配信など、限られた分野でしか利用できなかったサブスクリプションサービスですが、今や、家電や車、高級品まで、様々な分野でサブスクリプションサービスが広がっています。今、所有して使っているものも、近い将来、サブスクリプションサービスで利用できるのが当たり前になるかもしれません。また、あなたが商品やサービスの開発であれば、サブスクリプションサービスが使えるかどうか、検討する価値があるかもしれませんね。

文・J PRIME編集部

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